見出し画像

4月のベイスターズ短歌

毎試合というわけではないですが、書き残したいと思った時に書いています。


上茶谷大河という名の神がいて何かお布施をしたくなる春
(4月6日)

ツイてない夜が続いていようとも中川颯は浮かび上がるさ
(4月11日)


希望とは横浜の空高く舞う球の行方を疑わぬこと
(4月14日)

この夏の横浜には筒香がいて汽笛は何度鳴らしてもいい
(4月18日)

トンネルを抜けたら京田の誕生日戦う顔はもう曇らない
(4月20日)

荒らされたマウンドにある孤独から逃げることなく徳山壮磨
(4月24日)


泣くのなら嬉しいときと決めていてその夜がきた度会隆輝
(4月26日)

草生えぬ荒野に種を探すなら三嶋一輝が帰ってきた春
(4月29日)

顧みれば悔しいことも多かった四月を締めた中川颯
(4月30日)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?