記事一覧
どの街も長く住むには狭すぎてぼくは彼の地の夢をみてるよ
散文集 2024年4月
主にBlueskyに書いたものをまとめました。
この世界はほんの少しの設定と膨大な妄想でできている。のぞき穴によってものがたりはつくられる。
(2024年4月9日)
誰よりもぼくを知っているぼくのスマホは情報の一部をクラウドに預けている。ぼくの知らないところでぼくのバックアップはつくられる。
(2024年4月10日)
一度だっておなじ夕焼けに出会ったことがない。いつかとおなじ夜を繰り返すこと
お気に入りのピアニストをみつけたはなし
4月27日のこと、Elmo Hopeというピアニストを知った。
昼下がり、DeNA vs 巨人のデーゲームをネット配信でみていた。今年の横浜は打てないなぁなんてあれこれ思いながらふと頭に浮かんだのがビバップ/ピアノというキーワード。こういうときは運転中とかでない限り間髪入れず検索することにしている。ビバップのピアニストといって思い浮かぶのはバド・パウエル。もちろん彼の名前が真っ先に出てくるの
短歌 2024年4月後半
Blueskyで書いていたものをまとめました。
※二首漏れていたので加えました(5/4)
目覚めたら週の真ん中水曜日ベッドの海に溺れても朝
金曜の雨は優しい顔をして本音を吐けと追い込んでくる
早朝の身体は少し透けていて邪悪な雲に同化しやすい
週末のぼくら浮き輪になりたくて貪りもせず抱き合っている
春風に堕ちてはいけない恋だけどおなじ鏡に映りたかった
失った恋を数える指だけが器用になっ
4月のベイスターズ短歌
毎試合というわけではないですが、書き残したいと思った時に書いています。
上茶谷大河という名の神がいて何かお布施をしたくなる春
(4月6日)
ツイてない夜が続いていようとも中川颯は浮かび上がるさ
(4月11日)
希望とは横浜の空高く舞う球の行方を疑わぬこと
(4月14日)
この夏の横浜には筒香がいて汽笛は何度鳴らしてもいい
(4月18日)
トンネルを抜けたら京田の誕生日戦う顔はもう曇らない
昨年春に改名した時、Twitterのアカウントは作り替えたけどnoteはアカウント名を変更して引き継いだ。
次改名する時はどうするんだろうな。ということを考えていた。改名したい症候群の兆しなのか、いろいろ手放したくなってきている。
ここしばらく目が痛かったり痒かったりで充血したり瞼が腫れたりしていたので、昨日眼科を受診しました。目薬と軟膏を処方されて、今日はかなり落ち着いてきました。
目から溢れた目薬が頬を流れてゆく時の感覚が好きです。なぜか優しい気持ちになるという。