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日記

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2023/12/31

2023/12/31

2023年が今年で終わるというのに、休みが半分もう終わってしまったという悲しみが先に湧いてくる。将来より目の前のことにしか目線がいかない自分に呆れながら、年が明けたら2024年のことを考える日を近々つくろうと決める。
その年のことは、その年に考えた方がリアルに決められるという謎の理論で納得させて、年末なので家族用に鍋の準備をしている。

『「待つ」ということ』(著:鷲田 清一)を読んでいる。以前K

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2023/12/30

2023/12/30

忘年会やらなんやらでお酒を飲む機会が増えて眠りが浅い。その時は楽しいのだけど、帰りの電車とかで明日は頭が重いなあと酔った脳みそで考えていると憂鬱になる。
大学生の頃は今よりもっと飲んでいた気がするけれど、あんまりそんなこと思わなかったような気がする。年齢のせいだろうか。単純に忘れているだけな気もする。

「プルーストを読む生活」がもうすぐ読み終わりそうで悲しい。2ヶ月ほど前に買ってようやく終わりに

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2023/12/29

2023/12/29

年末を感じる。外に出なければ、何の変化も起きない日々なので無理やり外に出ている自分を褒めたい。
自分の生活には季節感とか暮らしの流れがほとんどないので、他者を見てようやく社会の流れがなんとか掴める。年の瀬の慌ただしさは人が楽しそうにしている姿がよく見えてかわいい。
我が家もちょっとは贅沢に食事しようかな。蟹しか思い浮かばないけど。

地元は観光地なので、スタバに行って本を読もうと思ったら外国人が半

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2023/12/28

2023/12/28

年末年始休暇初日、布団からなかなか出られない。いつもの起床時間である6時半に起きたはいいものの、布団はあったかいし、外は寒いので出られません。ねむたい頭でそう結論づけて、起きているのか寝ているのかわからない時間を過ごした。気づいたらもう8時前になっていて、喉はカラカラになっていたし、お腹も減った。渋々、ほんとうに渋渋布団を身体から出して冷えた部屋の空気を身に受けながらリビングへ向かう。一通りのこと

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2023/12/27

2023/12/27

今年の仕事が納まった。
社会人になって知った仕事が納まるという言い回しが、なんとなくかっこよくてついつい使ってしまう。年末が近づくにつれ、仕事が納まる気がしない…!と焦っている自分がいる。なんとか今年も表面上は納まって本当に良かった。
年明けが若干怖いけれど。

年末の雰囲気にのまれて仕事のことばかり考えていたせいで本が全く読めていない。これはまずいと思って仕事の休憩中に本を持っていって「古くてあ

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2023/12/26

2023/12/26

猛烈に疲労を感じる。
肉体的にも精神的にも、冬は疲れやすくなるので難しい。
ねむたさの暴力ほど、かわいさと物騒さが混じった表現もないが、まさにいま身体の中で暴力を振るわれている。抗えない眠気にそれでも抵抗しながら日記を書く。

明日で仕事が納まる。はずで、でもなんだか全く納まる気配がしない。前職からこの感覚は変わらず、全ての仕事は納まらない現実を無理やり年末という収納ボックスに押し込んで回っている

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2023/12/25

2023/12/25

「プルーストを読む生活」に出てくる「死なないでいる理由」(著:鷲田清一)をKindleで買った。紙の本が多くなってきて、今は本棚がないのでそろそろ置き場所がまずいというのもあるし、スマホで寝る前に読むには電子書籍がちょうどいいかと思ったんだけど、そもそも寝る前に本を読んだら寝れなくなってしまうので致命的な失敗をしたかもしれない。
鷲田清一さんの本は大学生ぶりに読む気がする。角川のサイト載っている紹

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2023/12/24

2023/12/24

映画を見に行こうと思ったのに、ちょうどいい時間に見たい上映時間が被らず断念した。
「ゴジラ-1.0」「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」「ナポレオン」のどれかを見たかったのだけれど。年が明けたら見に行こうかな。
昔から映画館でしか映画が思うように見れない。厳密にいうと、1人で映画を見れるのが映画館という環境でしか難しい。家で1人で映画を見ているとなんだか集中できないというか、虚しくなってきて見るのをやめてしま

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2023/12/23

2023/12/23

先日行った本屋で「古くてあたらしい仕事」(著: 島田潤一郎)、「大船渡 ハウルの船」(著: 坂田美優)、「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 1」(著:友田とん)を買った。友田とんさんの本は「プルーストを読む生活」に出てきた本で、まさか並べられているとは思わず感動してつい手に取った。
年末年始のお供本として購入したはずなのに、帰りの電車で「大船渡 ハウルの船」と「パリのガイドブックで東京の町を

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2023/12/22

2023/12/22

「鬱の本」を読み終えた。
84人のさまざまな「鬱」の形。そのどれもが丸みを帯びていて、やっぱり優しい本だと思った。この本も、冬に読めて良かったなと思う。
個人的には読書の季節は秋よりも冬のほうが合っている。冬は眠りの季節であり、緩やかな終わりの時期でもあると思うので、人の内面に向けて書かれた本が味わい深い。
最近はそういう本ばかりたまたま出会っていて、たのしい。

年末年始のお供になってくれるよう

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2023/12/21

2023/12/21

地元で愛されているコーヒー屋さんへ仕事前に行くと、地域の人がたのしそうな表情で店主さんとお話ししていていつもの光景に安心する。ここに来ると風景も、聞こえる音も温かくなっていいのです。今年最後の訪問になりそうなので、良いお年をと言って、頼んだカカオモカと一緒に職場へ向かう。
年末に仕事はしたくないという色々な矛盾を抱えて過ごしているけれど、今日は朝から良い時間だったので余韻を大事にしながら仕事したい

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2023/12/20

2023/12/20

もう本当に秋は去ってしまったようだった。
今日の気温を体感してしまったらどう頑張っても冬と認めざるを得なくて、これから寒くなる一方なのだろうと思うと苦しい。上着をクリーニングに出して、寒波に備えている自分の生活力に拍手したい。だいぶ遅かったけど。

大きな選択をする際は必ずといってもいいほど迷うし、右往左往しているうちに選択の期限が迫ってきていて、結局えいや!と思い切って飛び込むような人生を送って

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2023/12/19

2023/12/19

「この本を読んでいる時、この本の全てを肯定しているわけではない」
「プルーストを読む生活」を読んでいる時、こんなふうなこと(記憶が朧げすぎて該当ページが探せなかった…)が書いてあって思わず頷いた。
書店で、Amazonで、図書館で、あらゆるものを経由して僕は本を選んでいるわけだけど、読んでいると筆者の言いたいことに共感してうんうんとなることもあれば、思考の深さや視点の広さに脱帽することもあるし、思

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2023/12/18

2023/12/18

「プルーストを読む生活」を読んでいる。
「居るのはつらいよ」(著:東畑 開人)を読んだ時の話が書かれていて、数年前に苦しくなりながら読んだ記憶を思い出す。
アジールと、アサイラムの話は今読み返すと、自分の現状を考える上で知っておきたい考え方だったのでタイムリーだった。本を読んでいると、狙い澄ましたかのように適切な知識(思想)が流れ込んでくることがあり刺激的だ。
透明性や、市場としての価値を求めた時

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