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The Article of the Day!幻の英国代表で、ゲームができる社会貢献!

おはようございます。

今日は米国のビジネス誌FastCompanyから

2006年、学校の近くで起きた喧嘩の仲裁に入ったことで、15歳で刺殺されてしまったカイヤン・プリンスさん。

当時将来を期待されたサッカープレイヤーだったそうです。

彼の死後、お父さんのマークさんは「カイヤン・プリンス基金(KPF)」を設立。より良いコミュニティ作りと教育で、ナイフによる犯罪の防止を目的とした団体を立ち上げ活動されてきました。

「Long Live the Prince」(プリンスよ、永遠に)と題したイニシアティブの一環で、今回次世代の子どもたちに、カイヤンのこと、彼のストーリーを伝える目的で、

30歳になったカイヤンを
プロサッカープレイヤーとして
eSportsの舞台に立たせる

というプロジェクトが立ち上がりました。

スポーツ系のゲームを制作するクリエーティブエージェンシーのEA Sportsは、人気のサッカーゲームシリーズの最新版、

「FIFA 21」

の中で、

「Ultimate Team」モード
あるいは
Queens Park Rangers(カイヤンの子ども時代の所属チーム名)チームモード

で、大人に成長したカイヤン・プリンスをメンバーにセレクトしプレイできるようになったそうです。

さらにゲーム上で、KPFの活動についての情報を得ることもできるとのこと。

これは素晴らしいメッセージを、デジタルの力で拡散させられる、すごく良い企画だと感じました。「ゲームができる社会貢献」の新しい形なのではないでしょうか。

子どもたちがもっと気軽に支援を得られるようにしたいのです。多くの問題を抱える子どもたちは、社会福祉課にところには行きたがりません。ヘルプラインに電話をしようともしません。でもゲームはするんです。なので私はゲームの中にいることにしました。メンタルヘルスでも、鬱でも、どんなトラブルでも、サポートが必要ならKPFに連絡してきてほしい。たとえ私たちが答えを持っていない問題でも、答えを知っている人を私たちが探すから」とはマークさんの言葉です。

It’s about making it easier for young people to get support,” he says. “They don’t want to go to social services; they don’t want to pick up the phone for a help line. But they’ll go to the game, and it’ll be right there. Whatever support you need—mental health, depression, whatever the challenge is—contact KPF and if we don’t have the answer, we’ll find someone who does.”

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