見出し画像

育休取得して復職したパパメンバーに話を聞いてみました

こんにちは!ファンタラクティブPRの石原です。
今年1月〜3月に、ファンタで初めて育休を取得したメンバーである大川さんが復職したので、育休中の日常や取得前後の話を聞いてみました。
こちらの記事で紹介したメンバーです。)

Gatherのラジオ収録スタジオ風な部屋でインタビューしました

育休取ってみてどうでした?

――改めて、おかえりなさい!あっという間でしたね。まずは率直に、育休取ってみてどうだったか感想を聞かせてもらえますか?

「お休みをいただきありがとうございます。ファンタラクティブでは普段からリモートワークをしているので、頑張れば育児をしながら働くということもできたのですが、やはり休めてよかったですね。
うちは今回2人目だったんですが、結構夜泣きもひどくて大変だったので心身ともに休みつつ育児ができたのはよかったと思います。」

――結構大変だったんですね。育休中はどんな生活だったのでしょう?

「朝起きて、上の子どもを保育園に送っていき、帰ってきてから一旦寝てました。夜は2時間おきくらいに夜泣きがあり奥さんと交代で面倒をみていたので、あまり眠れなかったんですよね。
産後すぐは奥さんの身体がしんどそうだったので、率先して私が育児をしていました。
夫婦での育児の役割分担はきっちりとは決めてなかったですが、大体力仕事は私がやってました。重いものを持ったりとか、保育園のお迎えの帰りにスーパーに寄って買い物したりとか。
お風呂も入れてましたが、赤ちゃんって意外とすぐ肌カサカサになるんですよね。念入りに保湿クリームや薬を塗ってました。」

――え、意外です!赤ちゃんって常につるすべ肌なのかと思ってました。
育児生活でこれは役立ったというグッズってあります?

「赤ちゃんに対して使うもので言うと、粉ミルク、液体ミルク、体動センサー、電動鼻水吸引機ですね。
生活面で言うと、乾燥機付き洗濯機、食器乾燥機かな。哺乳瓶って煮沸消毒が必要なんですけど、食器乾燥機が温水洗浄してくれるので手間が省けました。
あとグッズではないですが、「ぴよログ」と「CODMON(コドモン)」というアプリをよく使っています。
ぴよログは育児記録ができるアプリで、夫婦間での情報共有や病院の問診票代わりに使っていて、CODMONは保育園との連絡手段として使っています。」

――育児向けのサービスやプロダクトが色々あるんですねぇ。
育児だけでも1日大忙しな印象ですが、大川さん育休中結構Slackアクティブでしたよね?(笑)

「子どもを片手で抱えながらスマホで結構見てましたね(笑)。長期休暇取ると連絡って溜まるじゃないですか。復職後にそれ絶対全部は見ないなと思って。重要なものを選別するのも大変だし、それなら毎日少しずつ見ていく方が良いかなと思ったんです。」

観客からこんなコメントが(笑)。

――みんなのtimes(分報)にもよくリアクション押してくれてましたもんね。

大川さんの霊圧がSlackでも話題に

育休取得の相談や調整での苦労はあったのか

――育休を取りたいというのはいつ頃社長に相談したんですか?

「出産予定日の半年前頃には社長に報告・相談をしましたね。私が社内で初めての育休取得者だったのですが、特に嫌な顔をされることもなくあっさりと受け入れてくれました。
育休に限らず普段から有給も取りやすい雰囲気があったので、相談する上で不安に思うことはありませんでした。」

――さすが許容力の高い社長。井村さん(社長)も子育てしながら働いてますし、理解がありそうですよね。プロジェクトについて、クライアントや社内メンバーとの調整はどうされたんですか?

「PM(プロジェクトマネージャー)でもある井村さんが、ほとんど調整してくれました。ファンタラクティブでは日頃からドキュメントやSlackなどで情報共有がされているので、引き継ぎも苦労することはなかったですね。
私が担当していたプロジェクトは、ちょうど今日聞きに来てくれている小西さんに引き継ぎました。」

観客席にいる小西さん(エンジニア)。なぜか彼までマイクを付けている。

――せっかくいるので聞いてみましょうか。小西さん、引き継がれてどうでした?

小西:「引き継いだタイミングが、ちょうど僕が入社して1ヶ月くらいの時だったんですよね。なので正直戸惑いはありましたが、大川さんがSlackでたまにリアクションしてくれたり、本当に困った時はちょっと確認できたりしたので、困ることはほとんどなかったですね。」

育休について調べたこと

――大川さんは育休に入る前から色々とリサーチしていたことをtimesを見て感じていましたが、具体的にどんな風に調べていたのでしょう?

「育休は国の制度なので、まずは一次情報として厚生労働省の資料を読み漁ってました。あとは市役所に直接行くか電話で相談していました。
制度の内容がよく変わるのでややこしいなと思いました。それぞれの家庭の事情に合わせて休み方をある程度カスタマイズできるんですが、我が家だとどうなるのかを調べるのが大変でしたね。上の子が今保育園に通っているんですが、育休取っても通い続けられるのかとか。」

――調べたことを少しシェアしていただけますか?

「確かに、今後社内で育休取得するメンバーが出てきた時に何かドキュメントにまとめておいた方が良さそうですね。ここではいくつか共有しますね。」

・育児休業制度は、出産日から子どもが1歳になるまで仕事を休める国の制度
 ・保育所に落ちたら1歳半まで延長可能、再度落ちたら2歳まで延長可能
 ・厚生労働省のリーフレット

・「パパ休暇」、「パパ・ママ育休制度」の取得条件(制度の内容はこちらの記事に)
 ・雇用保険加入者であること
 ・雇用保険加入から2年以内に1年以上勤務していること
 ・1歳半まで退職予定がないこと

・育児休業給付金について
 ・支給条件
  ・育児休業の取得条件と同様
  ・10日80時間以上勤務しないこと
 ・支給金額
  ・休業直前の給料の67%、育休6ヶ月後から50%
  ・社会保険料と厚生年金が免除(会社側も)
  ・勤務すると給与分減額、10日80時間以上勤務すると0になる

「調べてみての所感ですが、少子化対策として育休制度が年々手厚くなっていることや、給付金が出るのは世界各国の中では珍しいことなど、使わないともったいないなと思うことが多かったですね。」

――ありがとうございます!ドキュメントの完成楽しみにしています。(それもまた記事にできたらいいな…!)

特に不安もなく復職

――復職する時、不安はありましたか?

「育休中も働いている時と同じような規則正しい生活は心がけていたのと、Slackで度々状況は把握していたので、特に不安はありませんでした。」

――復職してからはどうですか?

「復職後すぐは、夕方4時過ぎ頃になると焦ってましたね。タスクがまだ終わってない…!って。でも3日ぐらいで元に戻れた感じでした。今は平日昼間は奥さんに育児をしてもらっています。
復職しても基本ファンタはリモートワークなので、育児しながら働けるのはありがたいなと思います。急に子どもが熱を出したり、保育園から連絡があったりしても、相談すれば休みを取らなくても対応させてもらえますし。」

Slackの#club_childcareに集うパパメンバーたち

今後育休を取得する予定のある方へ

――育休取得経験者として、今後育休を取ろうか考えている方に何か他に伝えたいことなどありますか?

「経験者としてはやはり育休取ってよかったなという気持ちなので、せっかく制度があるのでできれば使うことをおすすめします。
男性の育休取得率が年々上がっているというニュースがありますが、実態は1日とか1週間だけしか取っていないということもあるんですよね。
育休取得率が低いのにはさまざまな要因があると思います。そもそも制度があることを知らないとか、条件や詳細がわかりづらいとか、職場で言いづらいとか。
私のように育休取得者が増えて、社会で男性も育休を取るのが当たり前だという認識を広めていけたら良いなと思います。」

――ありがとうございます。ファンタラクティブとしても育休取得を推奨し、そういう社会を作っていくことに貢献していきたいですね。



ファンタラクティブでは現在、プロジェクトマネージャー、エンジニア、デザイナーを募集中です。
サービス開発、UI/UXデザインなどの仕事に興味があり、育児や自分のやりたいことを諦めずに働きたい方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?カジュアル面談も受け付けています。
ご興味のある方は、以下のページの「エントリーする」からご連絡ください。


関連記事


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?