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PM3年目のプロジェクトとチームへの向き合い方

この記事はファンタアドベントカレンダー2023の4日目です。

こんにちは、ファンタラクティブでPMをしている石田です。
自分はもともとエンジニアとしてキャリアを開始し、PMに転向しました。
これまで大小含め様々なプロジェクトに携わってきましたが、エンジニアからPMとなりプロジェクトのリーダーを務める中で自分の中で重要なスタンスや視点を紹介します。


プロジェクトの軸を定め、メンバーと共有する

プロジェクトのリーダーとして、ステークホルダーとプロジェクトの目標を定めます。
具体的にはペルソナを作成したり、どのような思想でサービスを作っていきたいかなどをメンバーとすり合わせることで同じ方向に向かって走るための方針を定めます。

個人から他メンバーへ影響範囲を広げる

自分はエンジニアからPMに転向した身として、この部分に一番PMになったことの魅力を感じました。
エンジニアはどうしても個人のタスクをこなすことに意識が向きがちですが、PMは納得感のある形でプロジェクトを終わらせることが最終目標となるため、結果としてプロジェクト全体を俯瞰してメンバーの健康状況、優先順位や各々のタスク内容を鑑みて最適なタスクの割り振り方やうまくいっていない部分の改善策を考えるようになりました。

とにかく言葉を残す

いくら素晴らしい機能を思いついていても、それが実際に形にならなければ意味がありません。PMの業務として、もっとも大切な業務のひとつを思い描いた機能を実際に開発するメンバーに伝えることです。
そのため、プロジェクトを進める中で多くのドキュメントやコメントを残すようにしています。
例えば、画面設計書にどういう意図でデザインしてほしいか自分なりの案とその意図をコメントしたり、思考したことをその場で細かく残します。その後にメンバーに見てもらえる形で仕様書としてドキュメント化するなどします。

プロジェクトを俯瞰してからタスクを細分化する

作りたい機能やサービス像が見えてきたら具体的にデザインや実装のイメージができるまでやるべきことを構造的に細分化していきます。
例えば、提供する価値をどのようにユーザーに体験してもらうかの道筋を考え、より具体的に画面に落とし込みます。
その上で優先順位をつけることで潤滑に開発をするための順序を整えます。

落ちているボールを拾う

プロジェクトを進行していると必ずといっていいほどやる必要があった作業が抜け落ちてしまうことがあり、それが後々実装もれや不具合へと繋がってしまいます。
最終的に機能がどのようにユーザーに使われる想定なのかを振り返り、やり残していることはないか確認を行います。

厳しいことほど先に言う

参画するプロジェクトによっては初期段階から厳しい納期が設定されていたり、定められた目標に納得できなかったりすることがあります。
そのことを最初に提言せずにプロジェクトの後期で問題が発覚すると誰にとってもメリットはありません。それを防ぐため、まずはどのような背景からそのような納期になったのか決裁者とすり合わせながら機能を削るなどして現実的なラインを引くことをしています。

チャットではなく顔を見て話す

ファンタラクティブは全国各地にメンバーがおり、基本的にはフルリモートで働いています。そのため、Slackがメインのコミュニケーションツールとなるのですが、どうしても声や表情を伺えないことで情報が劣ってしまいがちです。
そのため開発メンバーで週に何度か朝会という形でミーティングを開き、タスク管理だけではなく雑談などを通してお互いのことを知る場を設けています。
アドベントカレンダー5日目は頼りになるみんなの兄貴!エンジニアの中村 洋平さんの記事になります!


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