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3月15日は、すごい日だったらしい、という話ーーー三峰神社に5年ぶりのお礼参り

今日から、4月。書こう書こうと思いつつ、すっかり時間が過ぎてしまいましたが、先月の15日に、埼玉県の秩父市にある三峰神社に、5年ぶりに参拝してきました。

以前は、或る旅行会社の参拝ツアーに参加していたのです。そのツアーは、「秩父三社」参りのツアーでした。三峰神社を参拝したら、次は秩父神社。最後は宝登山(ほとさん)神社。

貸し切りのバスを使いますから、乗り換えもありません。独りで参加する方もいらっしゃるので、私のような者でも割に気軽に参加出来はしたのです。

ただ。どうも、秩父神社とは相性がよろしくないらしくて、居心地が悪いんですね。むしろ、最後の宝登山神社のほうが気持ちよいのです。私は、初めてツアーを使った時、帰りのバスの中でのアンケートでその旨書いたりもしました。

この4月からは、例の運転手さんたちの労働環境改善を目的とした法律の施行もあって、この「秩父三社」ツアーはなくなりました。三峰神社と秩父神社の2社参りに変わっています。秩父神社のそばには、地元でも大きなお土産屋さんがあり、また、軽く食事もできたりするので、旅行会社としても地元としても、ツアーの利用者にお金を使ってほしいのでしょうしね。

実は、この3月15日は、私の当初の目的としては、仙台に行って、仙台フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に参加するつもりだったのです。それが、高速バスのチケットが完売でしてねぇ。私が手配するのが遅かったのも敗因ですが、3月はやはりシーズンなんでしょう(この場合の高速バスは、JRのみを指しています。以前ほかの会社を使って、怖い思いをしたので、少なくとも仙台行きの時はJR一択です)。

ただ、事前に相方に連休を取ってもらってあるので、出かけないのはもったいない気がしました。そこで、旅行会社の予約サイトに飛んでみたら、キャンセル待ち。料金も私が利用していた時より値上がりしていて、悩みました。

相方に相談すると、「自力で行けば?」と一言。私が行きたいと思っている三峰神社まで、電車とバスを使っていけばよいでしょう、という提案だったのですね。ルートもわりに乗り換え回数が少ないものを調べてくれました。

それで、三峰神社への5年ぶりのお礼参りが決定したのでした。

当日朝の5時に起きて、相方に声をかけて、家を出ました。駅までの道中に氏神様があるので、ご挨拶してゆきました。

お天気も上々。空気はひんやりしていますが、眠気が残る私にはちょうど良かった。鶯君も、「行ってらっしゃい!」というように、良い声を聴かせてくれています。何となくいいお礼参りになる気がしました。

我が家から電車で向かうとなると、新京成線→武蔵野線→西武池袋線→
西武秩父線となります。煩雑になりますので細かい乗り換えは省略しますが、この流れがスムーズで、早く着きました(ご興味ある方は、コメント欄ででもお問い合わせくださいませm(__)m💕💛)。

初めて一人で三峰神社に参拝に行ったのですが、いやはや、この日はすごかった! 電車はそれほどでもありませんでしたが、神社の最寄り駅の「西武秩父駅」について、バス停に向かったら、腰抜かしましたね。西武鉄道が運営するバスで神社に向かうんですが、この乗り場だけ(確か5番乗り場)、長蛇の列!!! おそらくはバス会社の方と思われる方が「こちらが、”三峰神社行きバス”乗り場の最後尾で~す!」と、案内されているではないですか!!! いやもう、3月3日に参加した幕張メッセでの「花友フェスタ」の入場のための長蛇の列の様がフラッシュバックして、唖然とするしかありませんでした。

もちろん、私は並んだのですが、いやはや、私などはまだセーフ! だったんです。そのあと、どんどん並ぶ並ぶ! 私を唖然とさせた列の長さの2~3倍にあっという間になったのでした。

並んでいる間にいろんな情報が耳に飛び込んできます。この三峰神社行きのバスは、乗客の多さ次第で、増便されることもあるとか、最悪乗れないこともあるとかないとか・・・・・(>_<)

案内している方が列を観ながら、携帯電話で何処かへ連絡していましたから、バスの増便の必要を伝えていたのでしょう。

バスは2台来て、私は2台目のバスに乗り、運よく座れました。けれど、もうあとからあとから人が乗り込んで、満員。それでも車内の雰囲気がギスギスしていなかったのは、やはり、三峰神社への参拝客がほとんどだったからでしょうかね? 神社への道中は山道がかなりあって揺れることも多いので、座れたのは本当に運がよかったです。

ほぼ1時間半バスに乗って、無事神社に到着。お手洗いに行こうとして、またびっくり! ここも長蛇の列だったんですね。まぁ、バスに1時間半も揺られれば、無理はないですかね。

三峰神社は標高1100メートルの山の上にある神社です。バスから観て、びっくりしたのですが、神社に近づくにつれて、あちこちに雪が残っていました。それも、なかなかの量です。やはり、地上とは相当な温度差があるんでしょうね。バスが街中を走っているときは、春の花がかなり咲いていたのに、三峰神社では、やっと梅の花が満開になっていました。おかげで境内でいい香りを満喫できましたけれどね。

そうして、鳥居をくぐり、本殿に参拝しようとして(参道も雪がかなり残っていました)、三度目のびっくりです。なんだか知らないけれど、ここでもまたもや長蛇の列!!! 近くにいた方に「何の列ですか?」と尋ねると、「たぶん、本殿への参拝の列かと・・・」のお返事。その方も、お連れの方と並んでいたんですけれど、自信がなかったのでしょうか? 

でも、確かに本殿への参拝を待つ列でした。ちょうど、私が参加を迷った旅行会社やほかの会社のツアーとも重なってしまったので、余計人が多かったようです。お天気も良かったし、温かい日和でしたから、助かりましたが、それでも、雪が残ってひんやりだったので、足元はいささか冷たくなりました。

並ぶのは好きではないので、一度抜けて、再度チャレンジしようかとも思ったのですが、後ろを観ると、やはり延々と並んでいるんですね。またもや「花友フェスタ」を思い出しましたが、順番も少しずつ近づいてきましたから、そのまま本殿への参拝を済ませました。

2列での参拝でしたが、私の時は何故か一人でした。お賽銭を入れて、いわゆる二礼二拍。五年間のご無沙汰のお詫びとお守りのお礼、加えて、良き日に参拝できたお礼をも申しあげて、一礼して後の方に譲りました。

そのあと、古いお守りをお返しして、新しいお守りを頂いて来ました(私は、御朱印集めはしてません)。私はお守りもめったに頂かないのですが、やはり三峰神社のお守りは、特別なのでいただくことにしたんですね。参拝してみて、やはり私には居心地もよく、もうしばらくは通う覚悟ができましたので(何しろ、しばらくして本殿の前が空いていたので、再度ご挨拶しようとしたら、叱られましたので。”また、(日を改めて)来なさい!”って。
”わ、わかりました!!”ですよね(^^;)。

コロナ騒動を経て、神社もいろいろ変わっていたりしましたが、私には合うんでしょうね。やはり、オオカミがお守りだったりしますから。神社の本質が変わっていないので、居心地がいいのでしょう。

ただ、人が多すぎて落ち着かない雰囲気はありました。なので、今年中に再度参拝できるかどうかはわからないですが、いずれにせよ、もう少し落ち着いて参拝できる折を選んで、伺いたいと思っています。

何しろ、この日は一粒万倍日に天赦日が重なっていて、参拝には絶好の日。しかも、三峰神社は1日と15日が月次祭だとかで、余計人出がすごかったみたいです。

帰宅して相方に行列ばかりだった話をすると、大受け!!! 

「あんた、今年のテーマが”行列に並ぶ”なんだよ! こりゃあ、9月の”花友フェスタ”参加、決定だね!!」

いやまぁ、それはまた・・・・・ねぇ・・・・・(>_<)

ただ、参拝から帰宅して数日、感覚が澄んでいるような感じがしていました。疑問にすぐ回答が来るような。不思議なこともいくつかあったように記憶しているのですが、ちょっと今具体的に思い出せないでいます。

もっと早くに書こうとしていたのに、その気になれないでいたんです。ところが、ここ数日神社関係の記事を目にすることが少なくないので、「あ、これは”書け”ということかな」と感じて、やっと記事にした次第です。ここ数日の暑さで、さすがの三峰山の雪も解けたかなぁ、なんて、思いをはせたりもしている私です。

寒暖差もお天気も変化が大きいですよね。年度始まりでもあります。皆様、くれぐれもご自愛くださいませm(__)m💕💛

ここまで読んでくださったあなたに、心からの感謝を捧げますm(__)m💕💛


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