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不育症のヘパリン患者がNIPTを受けるとき

不育症の治療で、妊娠中にヘパリン自己注射を1日2回打っています。
ヘパリン開始から2か月の間にNIPTを受けたので、どう対応したのか書いておきます。


① ヘパリン自己注射を始めて2か月

打ち始めてから2か月間、私はお腹に注射を打っていました。個人的にはお尻や太ももよりも刺しやすく、出血しにくかったです。が、打ちやすい場所は人によるようで、注射のことを共有する意味ないかも…

この期間はつわりのピークで何も食べられない時期があったし、まだ初期流産に怯えていて心身ともにいっぱいいっぱい。「刺す場所がない」と思いつつ、まだヘパリンのことで悩んではいませんでした。のちにスランプに陥りました。

④2か月(60回)注射を打って

注射を刺してから一回確認で引く際、血が入ってきたら注射器を破棄するように杉WCでは言われています。2か月までに1回、血の逆流で破棄しました(杉WC以外の方は確認で一回引くとか、破棄するとか言われていないみたい)

その他当時のメモ
・ここまで週1ペースで出血
・瓶に刺して吸い上げる際、稀に針先が折れて破棄
・ヘパリンの注射を刺した跡が過去イチ巨大なシコリになった
 (ぽっこり大きく隆起して、黒いアザ…イボのようにデカくて怖い)
・刺した時に痛みが強いところは後に大きなアザになる
・アザとシコリで刺せる皮膚がなくなって次は太ももか…と思い始めた

③ 5回目の通院(杉WC)

私は9wまでにヘパリンの副作用が出なかったので、前回から1か月後の通院になりました。

母子手帳

出産予定の大学病院に通い始めていましたが、杉WCに足を運ぶのは1か月ぶり。月1回になってから初めての通院で、急に母子手帳を求められました。10w以降は母子手帳が必要とのこと…妊婦健診だから。
忘れても後から体重等書き足してくれました。

4dエコーの動画データをもらえる

検尿を提出してからはいつも通りの流れです。
(1)体重、血圧 助産師さん
ここで使用済の針・ヘパリン瓶を返却する
(血圧は上が100に届かず、2回やり直しになった)

この際、今回USB(2200円)を購入すれば今回以降、赤ちゃんの3D・4Dエコーの動画データを毎回もらえるとの説明がありました。私が通っている大学病院よりずっと鮮明な動画データです。

(2)診察 杉先生
12週の通院、杉WCでは初となる経腹エコー。
毎回不安でいっぱいですが、まずは心臓が動いていることを確認、生きててよかったと涙。「心音も問題なし!順調」と杉さん。
元気そうに動く我が子。ムンクの叫びのようなポーズ、宇宙人のような見え方で愛おしい姿を見せてくれました。

エコーが終わると「ヘパリンの副作用はないね」と数値を見せられ、すぐに次の日程調整となります。

(3)採血 助産師さん
妊婦検診は毎回2本
(採血が苦手な助産師さんがいるかも)

料金…補助券使用できる

母子手帳の妊婦健診の補助券を使用できます。

12w4d  計37,340円

④ ヘパリン患者がNIPTを受ける際

ヘパリンが体内に残っていると検査に影響が出る可能性がある(エラーになる?)と聞いて、NIPTを受けるにはどうすればいいのか、杉先生に相談しました。

ヘパリンの半減期は4〜6時間。採血前は最低12時間ヘパリンの使用を中止する必要があると聞いて、つまりどうすればいいの?と悩みましたが、
普段ヘパリンを打つ時間にNIPTを予約して、検査後すぐにヘパリンを打てばいいと杉先生からアドバイスをいただき、その通りにしました。

NIPTを受ける前夜は普通にヘパリンを打って、12時間後にNIPTの採血をして、検査後すぐにヘパリンを打つ流れです。たとえば、私は9時21時に打っていたので、前日21時に注射を打ち、翌日9時にNIPTの採血をしてもらい、その直後に施設内でヘパリンを注射してから帰宅しました。

NIPT採血後はすぐにヘパリンを打っていいので、時間に気をつけたら難しい話ではなかったようです。施設によっては違うことを言われるかもしれませんが、私はこうして対応しました。
以上です。

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