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ファングリーでもDXは着々と進行中?「働きやすさ」は変わっているのか

ファングリースタッフの小山です!
 
コロナ禍に突入した2020年前後から本格的に注目され、推進する企業も増えているとされているDX(デジタルトランスフォーメーション)。レガシーシステムの問題が解決できずDXが実現できない場合、2025年以降には最大年間12兆円の経済損失が発生する……なんてことも話題になっていますね(もう来年の話なのがコワイ)。
 
DXによって業務効率化が計れるだけでなく、取引先や顧客との事業創発や業務変革を通じた企業成長がもたらされるともいわれており、企業が取り組むべき優先度は高まっているようです。
 
……とまあ、ここまで他人事のように書いてきたものの、私はふと疑問に思いました。

「ファングリーって、DXに取り組んでいるの?」と。
 
そこで今回は、ファングリーの中で「縁の下の力持ち」として真っ先に名前が挙がり、社内事情にも詳しいコーポレート戦略室の田中さんに突撃!ファングリーのDXについて聞いてみました!
 
果たしてファングリーは「2025年の崖」を超えられるのでしょうか……。

コーポレート戦略室 田中さん
ファングリー社内のあらゆる情報を知る女性。
「皆が働きやすくなるように」をモットーに
DXや働き方改善に日々取り組んでいる。
趣味は登山。

ファングリーでもDXによる業務効率化が進行中!

小山:ファングリーでも業務改善の一環としてDXに取り組んでいると耳にしたのですが、どのような部分で取り入れられているんですか?
 
田中さん:意外にたくさんあるんですけど、今は業務改善施策として「社内のマニュアル・データをまとめた社内Wikiの作成」「各種情報をわかりやすく可視化するためのダッシュボードの作成」「原価管理・工数管理の効率化」「パートナーさんの管理効率化」などを行っています。この中でDXと関連しているものとしては、ダッシュボードや工数管理の部分です。
 
小山:それぞれどのような形でDXに対応したんですか?
 
田中さん:工数管理については、以前はスタッフ一人ひとりがExcelのフォーマットに1日の工数を入力していたものをすべてスプレッドシート記載に変更しました。ダッシュボードに関してはいくつもあるので一概にはいえませんが、各部署で入力した工数、受注金額、売上、外注費などの膨大なデータから必要な部分だけを抽出し、わかりやすいように可視化していく感じですね。

ダッシュボードイメージ

小山:膨大なデータから必要な部分を抽出って……非常に手間がかかりそうですね。
 
田中さん:たしかに簡単ではないですけど、散らばっている情報を探し出すのは結構好きなのであまり苦ではないかもしれません(笑)。また、データを探す際にはコードを使用するので、ある程度のレベルならそこまで労力をかけずに集められるのも大きいですね。
 
小山:田中さんの情報収集にかける情熱と「しごでき」感がうかがえますね!ちなみに、こうしたDXへの取り組みはどのようにスタートしたんでしょうか?
 
田中さん:きっかけとしては、グループ企業であるブランディングテクノロジーが、全社のDXを行うにあたって、私がファングリーのDX推進担当者として任命されたことですね。任命されて早速、DXに詳しい方と相談しながら工数管理のスプレッドシート化を実現しました!
 
元々、「工数管理をExcelからスプレッドシートに変えたい」といった野望を持っていたので、これはナイスタイミングだったなと思ってます。
 
小山:ファングリーのDXに関する最初の一歩は、田中さんの野望からだったんですね!このほかにもDXに関して、「これはやったほうがいい」とか「どんなふうに進めたい」とか、田中さんから提案することは多いんでしょうか?
 
田中さん:そうですね。もちろん代表から指示をもらうこともありますけど、「こうしたらもっとデータが生かせるんじゃないか」「ムダな作業がなくなるんじゃないか」と思って提案することは多いかもしれないです!
 
小山:田中さんのオーナーシップがすごい! 今まではそんなにデータが使いにくかったんでしょうか?
 
田中さん:よくある話だと思いますが、ファングリーでもこれまではデータがいろいろな場所に散らばっていたんです。なので、スタッフ同士で確認がしづらかったり、必要な情報なのにすぐに探せなかったり、同じ情報を何度も探したりといったことはあったかもしれません。
 
「あれってどうなってたっけ?」「それ、前も聞いてましたね!」みたいな会話も多くかわされていた気がします。コミュニケーションをとって確認することは大事ですけど、皆さん忙しいので確認に時間がとられてしまうのはもったいないなと……。実際、私も「このデータどこにありましたっけ?」と聞かれることが多かったのですが、最近では少しずつ聞かれることが減ってきてちょっと寂……いや、業務改善の効果を実感しています!

「みんなが使ってくれる」が業務改善の原動力に

小山: 田中さんはDXやさまざまな業務改善に関わっていますが、大変なことも多いのでは?
 
田中さん:そうですね……。やっぱりデータやツールを作るといった「0→1」の作業も多いので、「どういうアウトプットにしたら使いやすいかな?」というのはとても悩むところです。先ほどもいったようにデータ収集ではツールにコードを書いていくんですけど、初めは全く知識がなくて調べながら聞きながらの作業だったので大変でしたね。今はもうコードの扱いにも慣れてきたので、ある程度はスムーズに進められています!
 
小山: やっぱり「新しく作る」って難しいですよね……。ただ、その分やりがいも大きいですか?
 
田中さん:作ったツールやデータを皆さんが活用してくれるのは大きなやりがいですね!私がまとめたデータを基に会話しているのを聞いたら、心の中でガッツポーズしちゃいます(笑)。ほかにも、新しいものを作ることで新しい知識やスキルが身につくので、業務の中で成長が感じられるのも自分のモチベーションになっています。
 
小山: 成長を実感できるのはやっぱりうれしいですよね!
 
田中さん:特に私の所属している「コーポレート戦略室」は一人部署で、先輩もライバルもいないんです。なので、自分の成長を実感できることはモチベーションとしてかなり大きいですね。

業務効率アップの「その先」を見据えて

小山:業務としてDXに関わっていて、何か感じていることはありますか?
 
田中さん:データをまとめて見やすくするということは大事ですが、それでは単なる「デジタル化」で終わってしまうのかな~と思っています。データを可視化することで、業務効率アップだけでなく今後の経営戦略に役立てるところまで考えるのが大事かなと。
 
小山:ファングリーの今後にも関わる重要なポイントですね!(ついつい力が入っちゃう小山)
 
田中さん: ファングリーはDXに取り組み始めたばかりなので、まだ業務改善の一環に留まっているかもしれません。だからこそこれからもしっかりと取り組んで、より役に立てるようなツールやデータを提供していきたいです。また、データや情報は日々の業務で変わるので、作って終わりではなく改善も重ねていきたいと思っています!

一人部署の「コーポレート戦略室」でさまざまな業務に携わる田中さん


小山:ところで、田中さんの所属するコーポレート戦略室ではどのような業務を行っているんですか?
 
田中さん: コーポレート戦略室では、今回お話ししたようなDXなどの業務改善のほか、『ファングリージャーナル』という既存顧客向けメルマガの作成と配信、入金管理などの経理まわり、契約書の対応、外部向けセミナーに関するページやフォームの作成、備品の購入など、さまざまな業務に対応しています。なので、「どんな仕事してるんですか?」って聞かれたときに、なんて答えたらいいか悩んでしまうことも多いんです(笑)。
 
小山:野球でいえば外野を全て担当するくらい業務の守備範囲が広いですね! コーポレート戦略室は一人部署ですが大変ではないですか?
 
田中さん:さまざまな業務を並行して進めるのは大変ですけど、フットワーク軽くフレキシブルに動けるのは一人部署の強みでもあり、自分にとってもプラスかなと思います!それに、私は興味の幅が広いので、幅広く業務に携われる今の環境は飽きなくて楽しいですね。ただ、プロジェクト単位で担当者が集まって会議して制作する……といったことがないので、喜びを共有できる同僚の皆さんを見て「うらやましいなぁ」と思いつつ孤独を感じることもあります(笑)。

小山:メリット・デメリットはトレードオフですね。でも、それだけ業務を一人でこなすとなると、仕事とプライベートのバランスをとるのが難しいのでは……?
 
田中さん:そんなことはないですよ!コーポレート戦略室の業務は、基本的にお客様相手ではないので、業務の優先度は柔軟に組み立てやすいんですよね。なので、無理のないように業務対応を進めて、なるべく残業はしないようにしています。 あえて仕事の後に予定を入れて「絶対に残業しない!」と決めている日もありますよ。オンオフはしっかりつけて、プライベートも充実させることは大事ですよね!
 
小山: あっ!プライベートというと、田中さんはたまに登山に行かれていますよね?
 
田中さん:もともと体力がなかったので「このままでは早死にしてしまうのでは……?」と思って登山を始めたんですけど(笑)、今では立派な趣味になってますね。きれいな自然に囲まれるのは気持ちいいですし、気分もリフレッシュできます。 一歩一歩を重ねた先に「登り切った!」という達成感が待っているのも醍醐味です!また、登山を続けていると体力がついて、以前は登れなかった山に登れるようになります。そういった成長が感じられる点は、仕事にも通じるものがあるかもしれません。

\クリスマス登山でケーキも!/

小山: では最後に、田中さんの今後の目標を教えてください!
 
田中さん:DXをはじめ対応する業務は増えているんですけど、業務の範囲を制限することなく少しでも皆さんが働きやすくなるように改善を続けていきたいです。「やったことがない業務だから……」と避けることなく、挑戦して私なりの価値を発揮していきたいと思います!

DXで働きやすい環境作りが進むファングリー!

ファングリーでもDXによって働きやすい環境作りが着々と進行中のようです。今回、日々業務改善にあたっている田中さんにお話を聞かせていただき、「これは社員一同、頭が上がらないなぁ」と感じました。情報・ツールのアップデートや新しい取り組みなど、これからも業務改善は「私がいる限り止まらない」とのことなので、私も当事者としてファングリーの労働環境がどのように変わっていくのか楽しみです!
 
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