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なんてかわいい

友達が私の祖母のワンピースをニコニコで着てきてくれた!!なんてなんてかわいい!お婆ちゃまーー見てるかー!?と思った(笑)


祖母は超、服好きだった。外国の分厚い本を取り寄せて布を選んでたり、プリーツの位置をこだわり抜いて決めてたり。自分でデザインして洋裁の上手な奥さまに全部作ってもらってたのです。

 とっても華奢だったからサイズが合う人は少ないし、ガーリーともシックとも違うような特殊なセンスである点もマッチングが難しい。もう誰も着ないかな?って思いつつも、でもこれは芸術品だよと思って私はそっと維持してきたのです。良かった。本当にありがとうmちゃん!あの華奢なお婆ちゃまの服がぴったり入る細さでありつつ足は超長いんだね!お婆ちゃまとはスカート丈がまったく違って着こなしてたもん!


なんといってもよくぞ現代的になったものだ。mちゃんのコーディネートのセンスはすごい。


私達は春の青空の下、神社のベンチで推しのスーパーの「穴子握り2種のパック」を一緒につまみながらおしゃべりした。
「ねえ、mちゃんはお嬢さんの学校の行事の手伝いとか行った?ちょこっとおしゃべりできるような人とかいた?」と聞いたらこんな事をのほほんとニコニコ話してくれた。

「うん。横浜にお散歩行くっていうから引率っていうの?おもしろそう〜っと思っていったよ〜。でもずっと一人だよ、子どもたちはうわあって話しかけて来るから、おおおっ、って感じでそっちにいたよ。子供ってかわいいよねえ。
他のお母さんたちは、え、いつ固まった??って感じだよね、ワハハ!」
mちゃんらしい、かわいい話で和んだ。こんなに可愛くて楽しそうな素敵なお母さんがいたら、私だったら、ただただそっと、影から愛して幸せを祈ってるだろう。バイトで出会ってて良かったー。


「珍事」

この日は、同じ幼稚園のお母さんNさんに自分から連絡先を聞くことがなぜかシュシュっと出来た。そのどこが珍しいかというと、自分から連絡先を聞くってたぶん人生で4目回くらい。

nさん立派な態度の翡翠のようなかわいい人で、気貴いなあといつも思う。今まで何度も話しかけてもらっていていいかんじだった。こういう場合は自分から連絡先を聞くのっていいのかもしれないなあ、どこかでバッタリ会ったら。なんて、ほのかに思ってたのでした。

くだんのワンピースを着たmちゃんと、母のお土産であるクレイジーケンバンドワールドツアーTを着た私は、ちっちゃいパン屋カフェで、おいしいおいしい!とチーズアンパンとクリームパンをちぎり合って肩寄せ合ってもっぐもっぐ食べていた。そこにnさんが来てバッタリ。


あっ!
って目が合い
声をかけ、
おしゃべりして、
下の名前を聞かれて、
私も聞いて、
「あの、良かった連絡先を教えてもらえますか?」っていったら
もちろんって笑ってくれて
ササッとラインを交換できた。(「とっても自然で上手だったよ〜!バーコードを読み取ったり!」とmちゃんに後でほめられた。)


前、別の人にLINE交換しましょうって言われてやった時、私は操作を間違ってネットに繋がらず、いきなり電源が切れ、びっくりしてスマホとカバンを落とし園庭にぶちまけた…。でも今回は流れるようだった!!


mちゃんは、Nさんの抱っこ紐の中の、かぜっぴきのちびっこの足をめちゃくちゃ撫でたそうに我慢してて、かわいいかわいいと騒いでいた。
「ねえ、暑くなってきたからサンダル出したんでしょ?出したばっかりでしょ?このサンダルそうでしょ?」ってmちゃんはニコニコ、ずっとnさんのちびちゃんに聞いていて、ホント、みんな可愛くて可愛くて死ぬかと思った!!!






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