風音

人の話を聞くのが好きです。 フリーライターをしています。 twitter: @fuf…

風音

人の話を聞くのが好きです。 フリーライターをしています。 twitter: @fufufune instagram: @fune_m

  • 日々のあれこれ

    うそみたいなほんとの話など。 リアルタイムのものと、instagramに書いていた日記の再投稿があるので時系列はバラバラです。気ままに。

  • 読むラジオ「再会と雑談」

    ひさびさに会う人たちとのおしゃべりを通し、「今の自分」の輪郭を探っていく個人的な記録です。

  • セフレの話

    「セフレがいるんだよね」と一口に言っても、その関係性の実態は様々。みんなに話を聞いてみました。

  • 沼の話

    報われたかった、報われなかった。 あなたの「沼」の話を聞かせてください。 すべて実話に基づいた話です。

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フリーライター・風音の2023年のお仕事まとめ

はじめまして。はじめましてではない方もこんにちは。長野市在住のフリーライター、風音(ふうね)と申します。このnoteでは2023年のお仕事をまとめていきます。 ◾️インタビュー・記事執筆▼参加型地域メディア「めぐりと」 長野を中心とした地域で暮らす人々のストーリーを掘り下げたインタビュー記事を執筆しています。企画、インタビュー、構成、執筆、写真撮影までを担当しています。 ▼Huuuu.incとのお仕事 ローカルとインターネットに強いライター・編集者中心のギルド的チー

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    • フリーライター・風音の2024年のお仕事まとめ

      はじめまして。はじめましてではない方もこんにちは。長野市在住のフリーライター、風音(ふうね)と申します。このnoteでは2024年のお仕事をまとめていきます。 ◾️インタビュー・記事執筆▼Huuuu.incとのお仕事 ローカルとインターネットに強いライター・編集者中心のギルド的チーム、Huuuu.inc。外部ライターとして、インタビュー記事・エッセイの執筆を行なっています。 ◆ジモコロ ◆SuuHaa ◆くらしふと信州 ▼「長野で働く」を叶える求人サイト「ながの

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      • 思い出せないビールのお店

        「お腹空いてる？夜ご飯どうしたい？」 「えー、私はねぇ、ビール飲みたい」 茅ヶ崎の海を眺めてぼーっとしたあと、めぐが配車アプリでタクシーを呼んでくれた。会話にならない会話をして、タクシーに乗り込む。シートにもたれてすぐ、運転手のおじちゃんに「海、どうだった？」と聞かれた。「すっごくきれいでした」と答えたら、「だろぉ！」と嬉しそうに言われる。そこから、この近辺のおすすめのごはん屋さんをあれこれ教えてくれた。相槌を打っていためぐが、「じゃあ、おいしいビールが飲めるお店はあります

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        • マグカップひとつぶんの祝福

          マグカップを買ったら「おめでとう」と言われた。 半年前、「三億円あったら多治見に移住したい」と言っていたミウラが、三億円がなくとも転職をして多治見に移住したので、リカぴょとイクミと一緒に多治見を案内してもらった。「三億円浮いたじゃん、次は何する？」って話をした。 焼き物のお店が軒を連ねるオリベストリートを歩いていたら、古民家からバンドのセッションが聴こえてきたので入ってみる。生演奏が聴こえる店内を物色していたら、目に止まったマグカップがあった。内側が銀色で、外側はザラザラ

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        記事

          あなたの口癖を知りたい

          あゆみちゃんから、「最近の口癖、風ちゃんから移ったやつって気づいて、照れくさい」と急に連絡がきた。 なにそれかわいいな、と思って、一体なにが移ったのか聞いてみたら、かつてみすずちゃんから移った口癖だったので笑ってしまった。 前、久しぶりにみすずちゃんに会ったとき、少し話したら知らない口癖が増えていることに気がついて、ちょっと拗ねたみたいな、さみしい気分になった。会っていない間にもそれぞれの生活があって、変化するのは当たり前なのにね。でも、一日が終わる頃にはその口癖は私の口

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          はじめて福島の海を見た日

          「私はまだまだ手探りだけど、でもこの12年間手探りでやってきたんだから」と言われて、これまでのキャリアの話かな、と思ったら、まいさんは「ここの地域の人達は」と続けた。 12年。案内してもらった、海の見える芝生の公園は、かつて住宅地だったという。指定された駅についたとき、「ずいぶんきれいで新しい駅だな」と思った。公園内の施設に展示されていた、かつての駅舎の写真に写る、ひしゃげて千切れた階段と、横転した電車の車両、瓦礫の山。道も建物も、きれいで新しいはずだ。ここはかつて。公園の

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          いつかの私とすれ違う

          「仕事で必要だったから免許は取ったけど、運転だけはどうしても苦手で」 「え、私もだよ」 「距離感覚が掴めないんだと思う」 「……もしかして、球技も苦手？」 「うん。え、ここまでくるとさすがに怖いね」 七月末、instagramにとんでもなく長文の通知が届いた。なんだなんだ、と思って開いてみたら、学生時代にfacebookでつながった女の人が、たまたま私のinstagramにたどり着き、「あの時の子だ！」と思って投稿を見てくれていたらしい。 「一方的に長文を送りつけて、こわ

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          2022年買ってよかったもの

          毎年12月になると「えっ、もう一年終わるの？」と新鮮に驚いている気がします。 一年の振り返り方はいろいろあるけれど、最近「風音さんって何にお金を使っているんですか？」とよく聞かれるので、この一年で買ったものを通して2022年を振り返ってみます。 ▽ガジェット系のもの ・パソコンスタンド 　WEBデザイナーの友人に勧められて買いました。肩こりと目の疲れがかなり軽減されます。コンパクトに折りたためてヨシ。ガショガショ組み立てていると、仕事できるっぽくてかっこいいです。 ・

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          読むラジオ「再会と雑談」#1.私が旅に出る理由

          2022年9月15日PM16:05〜　 ＠かもめブックス（神楽坂） 風音（26）：長野市在住2年目。ゲストハウスで働くうちにぬるっとフリーライターに。 みすず（25）：新卒で入社した会社の同期。同時期に退職し、現在はリゾートバイトをしつつ国内を旅して回っている。 . . . みすず：ちょっと、このコーヒーすごいよ、飲んでみて。本当にビターチョコの味がする。 風音：私のはハイビスカスだよ。飲む？　ん、おいしいね。私さ、最近やっとコーヒー飲めるようになってきたんだよね。

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          「僕は、かわいがってくれる『お姉さん』に尽くしたいんです」-セフレの話

          【5人目】 ショウくん -ショウくんのセフレは、みんな年上なんだね？ はい。僕は相性のいい人が一人いればいいタイプなのでセフレが複数人いることはあまりないんですが、年上の方ばかりでした。 -ショウくんは、今おいくつ？ 今年で22歳になります。 -その年齢の割には落ち着いた感じだから、どちらかというと年下の子にモテそうだけど……。 そうですね。年下の子に好かれることのほうが多いかもしれません。でも年下の子ってまだ遊びなれていなくて重くなりがちだし、そもそも僕自身にそ

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          「セフレのそれぞれいいところを掛け合わせたキメラが作れたらいいのに」ーセフレの話

          【4人目】 モモコちゃん（仮名） -モモコちゃんがセフレを作り始めたのは、長く付き合った彼氏と別れたのがきっかけなんだよね？ そうです。2年お付き合いした彼氏と別れたのをきっかけにTinderを始めたんです。旅先で一人と寝てみて、そこからですね。 -旅先で！ はい。「一昨日別れたばっかりだから、一回やらせて！」って誘いました。その方とはその時きりですが、彼氏と別れたあとだったので、「私、他の人ともできるんだ」って安心しました。 -ど直球な誘い方、いいね。そこからTi

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          「彼氏としてはうまくいかなかったから、セフレとしてリサイクルしたの」-セフレの話

          【3人目】 リリカちゃん(仮名) ーリリカちゃんのセフレは元彼なんだよね？ そうだよ！　付き合っていた期間は3ヶ月くらい。セフレになってからは1年になるかなぁ。 -セフレになってからの方が長いんだね。 彼氏としてはうまくいかなかったんだけど、竿が良くて！　セフレとしてリサイクルしたんだ。 −さ、竿のリサイクル……。 だって、また身体の相性がいい人をまた１から探すのがめんどくさいんだもん。 -相性のいいセフレを探すのはね、骨が折れるよね。関係性は、セフレになってか

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          「レゴのお城が一緒に作れる相手とならいいセックスができるよ」-セフレの話

          【2人目】 ヨシアキくん(仮名) -ヨシアキくんのセフレは、みんな顔が良いんだよね？ そう！　綾野剛似の精神科医とか、V6の三宅くん似とか、福士蒼汰似の子は俺にちょっと沼ってたなぁ。あとはモデルみたいな長身の塩顔とか……。あ、でも今は本命の彼女ができたからみんなちゃんと切ったよ。 -すごいメンツだなぁ。セフレは基本的にはみんな男だったの？　 そうだね。バイセクシャルなのを自覚してからは、女の子のセフレはいても1人とかかな。 -バイセクシャルなのを自覚したのはいつ頃？

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          「全然わからん、わかりたい、手に入れたい！！」-沼の話

          【9人目】Wさん(26) 沼の話な、いくらでもあるよぉ。沼ったのも沼られたのも。3本立てにしよか。僕の話聞いて笑ってくれればそれでええねん。 【エピソード:2/105】 沼期間:2ヶ月 沼と出会ったきっかけ:出会い系サイト ケツの青いヤリチンのはしくれ 一人目は、僕が19歳のときやな。僕はまだケツの青いヤリチンの端くれやった。 初めての彼女ができて1ヶ月。他の女の子と遊んでみたくなって、ワクワクメール始めたんよ。いわゆる出会い系。まだマッチングアプリなんてない頃で。

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          「全然わからん、わかりたい、手に入れたい！！」-沼の話

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          「君はずっと僕に興味がなかったよね」-聞くことと書くことの話

          2019年の11月、2年付き合った恋人と別れた。最後に言われた一言が、「風音ちゃんはずっと僕に興味がなかったよね」だった。 別れに至ったきっかけの一つは彼の二股だったので、ひでぇ捨て台詞だな、と大して真に受けなかった。それから数ヶ月後、親しくなり始めた人に、また「風音ちゃんって僕に興味ない？」と言われた。 私の家で、夕飯を食べたあとだった。私がなにか話し終わって、彼が話し始めたタイミングで、私は「うんうん」と相づちを打ちながら皿を重ねてシンクに持っていった。彼がついてきて

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          「君はずっと僕に興味がなかったよね」-聞くことと書くことの話

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          「そりゃあもう、殴られたかったんだもん」-セフレの話

          【1人目】 アイちゃん(仮名) ーアイちゃんは、8年続いたセフレがいるんだよね。 そう、大学2年生からだからもう8年になるね。 ー8年ってすごいよね。出会いの経緯から教えてくれるかな。 フェチを満たせるパートナーが欲しくて。ツーショットチャットっていうサービスを使って探し始めたの。 ーフェチ？ そう。ずっと被虐願望があって。愛とかセックスとか抜きで、暴力。普通の人間が持ってる性欲が、自分にはあんまりなくて。ノーマルなセックスはあってもなくてもいいの。プレイの方が重

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          「そりゃあもう、殴られたかったんだもん」-セフレの話

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