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【ふなログ737】研修は毎日が勝負!伝えないことを決め、一点集中で反復定着させる!


3月末で会社を退職し、4月の後半から、
某上場企業の新入社員研修で、メイン講師として登壇しております。


用意された教材を淡々と喋るだけでは、
様々な背景や能力が異なる受講生にとって、
理解度の定着に繋がりません。

それだと、
顧客(受講生)の期待に応えるどころか、
期待を超えることも叶いません。


特に私が担当しているクラスは60名。
前提知識やスキルが二分化されています。

そのため、
「どの層をターゲットにするか?」の問いから始まり、
そのターゲット層から微妙にズレる層についても、
フォローすることを考える必要があります。


講義のポイントを明確にするために、
敢えて棄てる、優先順位を落とす部分を決める。
「あれもこれも」ではダメです。

研修に限らず、しっかりと相手に伝えるためには、
言うまでもなく、
「主張を明確に」「根拠を明確に」する必要があります。


もし、伝えたいことが
相手に伝わっていないとすれば、
「あれもこれも」伝えて主張がボヤけている可能性を
疑った方がよいかもしれないですね。


また、教育の現場では
「反復」による定着を促す必要もあります。

しかし、それは
主張を明確に絞った上で「反復」すると
効果が一層高まります。


主張を絞る
その上で反復して伝える


こう書くと簡単そうに見えますが、
情報量か増えると難易度がグッと上がります。

私の場合、顧客(受講生)の期待を超えるために、
1日7時間の中で、詰め込み過ぎず
伝えたいことを絞り込んで反復で定着させる、
という、
「勝負」の場に常に研修で立たされていることになります。


毎回が勝負です。
エッジが効いたパンチを放つには、
「やらないこと」「言わないこと」を決める。

そして、絞り込んだ力を繰り返し放ち続ける。

研修に限らず、
コミュニケーション、仕事全般に通底するかもしれません。


それでは、
GW明け初日の研修行って参ります!
素敵な1日をお過ごしください。

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