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幸せな人生を送るために

親の介護をするようになって、「幸せな人生とは何なのだろう」とよく考えるようになりました。

▶ 仕事で成功すること
▶ 健康で長生きすること
▶ 金銭的にゆとりのある生活を送ること

幸せの定義は人によってさまざまで、はっきりと1つに決まるものではありません。
でも、『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』の中で紹介されている、ハーバード大学で1938年から行われている研究によると、幸せは人生には「良好な人間関係」がもっとも重要とのことです。

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本の中では良好な人間関係を築き、維持していくための方法が紹介されていました。

■ 自分の人間関係を俯瞰する

▶ 自分の人生にとって大切な人はもちろん、上司や同僚など、良くも悪くも自分に影響を与えている人をリストアップする。
▶ その人たちとの関係の「質」や「会う頻度」を図に書いてみる。
▶ その位置が適切なのか、関係性を変えていくべきなのかを考える。

このように人間関係を整理し直すことで、人生を豊かにしてくれる人に感謝したり、改善したい関係を見つけたりできるとのことです。

■ 大切な人と向き合う

▶ 自分にとっての大切な人を思い浮かべる。
▶ その人との関係性を改めて考えてみる。
▶ 自分との関係性とは別に、その人が今どのような状況かを考えてみる。

自分にとって大切な人との関係をおろそかにしてしまっていないか、私も改めて考えさせられました。

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「幸福な人生には人間関係がもっとも重要」というのは、感覚的にも経験的にも納得いくものでした。

妻や子ども、両親、きょうだい、友人と楽しい時間を過ごせた日は、とても幸せな気持ちになれます。

人間関係の大切さって、分かってはいるつもりでも、忙しさを理由についつい後回しにしてしまいがちです。

いい人間関係を維持するには、努力が欠かせません。
家族でも友人でも同じです。
定期的に連絡を取り合ったり、用事をつくって会う機会をつくったりといった努力を通して、人間関係を保つ努力が必要です。

たしかにちょっと面倒です。
「まあいいか」と思ってしまいがちです。
でも、幸せな人生を送るためにも、いい人間関係を維持していく努力を続けていきたいですよね。

参考書籍


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