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JR「みどりの窓口」について考えてみましょう


図1:山手線内で「みどりの窓口」のある駅(2024.5.8現在)


図2:2024年5月2日の「NHKニュースwebより」

JR「みどりの窓口」の大幅な減少が、JR利用者の間ではここ数年問題になっています。

この現象は、地方都市の駅だけではなく、首都圏内の駅においても堅調な傾向になっています。

例えば、図1を見てもわかるように、JT「山手線」内の場合を例にとっても、2024年5月8日現在で「みどり」がある駅は、日暮里駅、上野駅、秋葉原駅、東京駅、新橋駅、品川駅、目黒駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅、御茶ノ水駅、飯田橋駅の計12駅にとどまりました。

図2のNHKニュースwebによれば、「みどりの窓口」の削減は凍結されたとのことです。

確かに、高齢者など自動券売機で新幹線や在来線特急の指定券や乗車券を購入するのが苦手な人も多いですし、さらには「新幹線と新幹線」、あるいは「新幹線と在来線特急の乗り継ぎ」など、ふだん頻繁にJRを利用する人でないと自動券売機でうまく操作できない人が多いのも事実です。

それから、通勤定期券や通学定期券なども自動券売機で購入できますが、ターミナル駅などでは新年度が始まる毎年4月に自動券売機の前に長蛇の列ができるので、「みどりの窓口」の削減凍結は、とりあえずは妥当な措置だと言えるでしょう。

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