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サッカー日本人選手の海外移籍について
新年早々、欧州で活躍する日本人選手のビッグニュースが飛び込んできました。イングランドプレミアリーグ、ウォルバーハンプトンに、日本人プレーヤー、川辺駿選手の加入が発表されました。先日までスイス1部リーグ、グラスホッパーの一員だった26歳の川辺選手、ウルブスの愛称で知られるイングランドの古豪へと見事なステップアップを果たしたのです。
今後は、5月のスイスリーグが終了まで、期限付き移籍の形でグラスホッ
北京冬季五輪を「平和の祭典」実現のための大会に
2月4日に開幕する北京オリンピックまで1カ月となった。
中国国内での人権問題により、米国をはじめ数カ国が「外交的ボイコット」を表明、また一昨年より続く新型コロナウイルスの影響もあり、開催中止などを求める声も少なくない。観客に関しても海外客を受け入れないことは昨年までに発表されており、また開会式を一カ月後に控えた現在、国内在住者向けの観戦チケットの販売方法も発表されていないという。基本的に無観客と
25年前の五輪での衝撃 伝説のチャンピオン、モハメド・アリ
1996年7月19日。アトランタ五輪の開会式、聖火最終点火者として、聖火台最上段の暗闇の中から、一人の黒人男性が姿を現した。
「モハメド・アリです」
右手に聖火のトーチを持ち、左手が揺れ続けている。最終点火者の名前を伝えるNHK山本浩アナウンサー(当時)の実況の声からは、異様な重みが感じられたような気がした。
通算61戦56勝37KO、5敗。後年、偉大なるヘヴィー級ボクサーの軌跡を辿るVTR
名将たちの英断 人間としての「決断」はこれからも。
EURO2020の開幕が今月12日に迫っている。すでに各国とも代表メンバーが発表されており、熱戦に向け、想像が膨らみ続けているファンも多いだろう。
先月末に発表され、「サプライズ」として伝えられたのが、フランス代表デシャン監督の『決断』だった。今回のEUROでも優勝候補のフランスを率いるデディエ・デシャンは、2015年にチームメイトを恐喝し逮捕され、代表を追放されていたカリム・ベンゼマをEUROの
止まらない新潟、オレンジと青の躍進
8勝2分け。開幕から10節を終えて未だ負けなし。今シーズンのアルビレックス新潟の序盤での成績を予想できたファンはどれほどいただろうか。初めてJリーグに参入した1999年以降、大型連休を前に、ここまでの躍進を続けているシーズンは初めてだ。
これまでの戦いの中で各ポジション、ほぼレギュラーが固定されてきており、その中でもチームの「核」として戦術の中心を担う選手が何人もいることが頼もしい。
今季から
二年目の飛躍へ、奥川恭伸に求められる勇気
「悔いが残り納得が行かない」
3月14日、オープン戦で初先発した東京ヤクルトスワローズ奥川恭伸の試合後のコメントだ。予定していた3回を投げ切る前にマウンドを降りたことへの、正直すぎる感想を吐露している。
初回の立ち上がりで3失点、その後は2回を3人で打ち取るも、3回は安打と四球でランナーをためたところで交代を告げられている。あとアウト一つがとれず、本人のみならず観ている我々ももどかしさが残る結果
チケットと熱狂を求めて。2008年、真夏の北京(中編)
メインスタジアム、北京国家体育場は、「近寄ることも有料」と、宿の女主人から聞いていた。大会の目玉の一つでもあった『鳥の巣』を目の当たりにすることはあきらめ、野球競技観戦へ照準を絞る。
宿では、日本人男性二人と同部屋となり、それぞれと五輪への想いなどを話した。年下の大学生の男性は既にサッカー日本代表のチケットを入手したと聞いた。自分も野球を観たいと伝えると、学生さんも野球好きらしく、しばらく野球談
10年ぶりに復帰の千葉和彦。2021年アルビを導く「光」として。
今季より、アルビレックス新潟に一人のベテランDFが加入した。背番号35の千葉和彦だ。名古屋グランパスより昨シーズンオフに移籍、実に10年ぶりの新潟復帰となる。
すでに、その陽気なキャラクターでメディアに頻繁に取り上げられており、キャンプ中のチーム内でもムードメーカーとしての役割を全うしている様子。これまで、長年にわたっても某サッカー番組において、ピッチ外の表情やチームメイトとのコミュニケーション
天才・武藤敬司、薄れぬ存在感と、団体の未来。
入場時に流れた『HOLD OUT』が、ビッグマッチの雰囲気をさらに際立たせていた。
2月12日のプロレスリングNOAH日本武道館大会で、武藤敬司が潮崎豪を降し、三大メジャー団体のタイトル制覇となるGHCヘビー級王座を獲得した。試合時間は29分32秒、フランケンシュタイナーで3カウントを奪っている。団体の至宝でもあるベルトを手にしたことで、華々しいキャリアに、新たに勲章が加わったことになる。
さ