"良い面"を見るようにしたら、あれほど苦しんだPTSDが一気に改善した件
こんにちは。今日は、私が経験したPTSDの改善についてお話します。
自己紹介
私は現在社会人として働いていますが、学生時代のパワハラが原因で数年前からPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんできました。フラッシュバックや強い不安感に悩まされ、友達と楽しく過ごしているときでも突然過去の出来事が頭をよぎることが多々ありました。何とかこの苦しみから逃れたいと思い、様々な方法を試してきました。そんな中、ここ最近で一気に改善に向かったので、その報告をさせてください。
これまで
試行錯誤の日々
絶望を感じながら、毎日生きていました。私の場合は、メンタリストDaiGoさんの動画を見漁ったり、パレオな男こと、鈴木裕さんのブログを参考に、精神的に良さそうなことは片っ端からやってました。食事、睡眠、運動の改善はもちろんのこと、瞑想にも励んでいました。オキシトシンを出すために、慈悲の瞑想やセルフコンパッションなどの概念も学び、自分なりに実践していました。
その結果
しかし、それでも定期的にフラッシュバックをしました。頭には、ズッシリと重しが乗ったような感覚があり、何だか苦しい、気が晴れない、ずっと憂鬱、という感じが続いていました。
恐らく、深層心理に「まだ未解決の問題がある」という思いがあり、それが負担となって、常に満たされない感覚や苦しい感覚を引き起こしていたのです。
もうどうしようもない…
一生この苦しみと付き合っていかなくてはならないのか…
と絶望していました。しかし、そうは言っても日々は続くし、明日は来るし、会社には行かなければならない。試行錯誤の日々でした。
ブレイクスルーの日:良い面を見る
新しいアプローチとして考えたのが、全てにおいて「良い面」を見ることでした。
今更、ただのポジティブシンキングか、と思われるかもしれませんが、実はこれが馬鹿にできない効果を発揮したんです。具体的に私が行った方法について、詳しく説明します。
全てにおいて良い面ばかり見る
人間が一日にできる思考は限られています。何百回、何千回、何万回…どれくらいの数になるのでしょうか。脳は現実と想像の区別がつかないといいますが、この度に自分が傷つく想像をしていれば、そりゃあ、メンタルもおかしくなります。嫌な想像を繰り返すことで、『自分は害された』実感がどんどん強くなっていきます。その結果、やり返したいという復讐心や怒りが発生してしまいます。
そこで、全てにおいて良い面ばかりを見ることを意識します。
・あの経験で多くのことを学んだ
・今は幸せに生きている
・あのパワハラ野郎も、よく考えたら素晴らしい人だ。あそこまで性格が歪んでしまっては、すごく生きづらいだろうに、誰よりも頑張ってる、すごい人だ…
このように、繰り返し良い面を頭の中で唱えます。
不思議なことに、最初は抵抗があっても、繰り返すうちに本当にそんな気がしてきます。脳にポジティブな印象が刷り込まれ、脳が騙されるのです。
こうなると、それほど深刻に捉えなくなってきます。
ただの精神論ではありません。どれだけ科学的に正しいと言われてる方法を試しても一向に良くならなかった私が、これを意識するだけで、ものすごく楽になりました。きっと、皆さんにも効果があるに違いありません。
まとめ
『全て』と言っているように、本当に全てのことに対して、良いことばかり見るようにします。
過去の記憶、自分のこと、自分の身の回りのこと、今の感情。
アンミカさんが、どんなものでも良いところを探すのが好きと言っていました。アンミカさんって、幸せそうに見えませんか?きっと、ポジティブに物事を捉えることは、人が幸せになる上で一番大切なことなんです。
PTSDやトラウマで悩んでいる人は、どんな風にしてるんだろうと、私も色々とリサーチしたりします。
すると、瞑想をやっている、という人を多く見かけます。
瞑想で今に集中することで、過去を考えることはなくなる。確かに、瞑想を極め続ければ、症状は軽くなっていくかもしれません。しかし、過去を思い出すのは、生命が進化の過程で取得したデフォルト機能です。それに抗うために、一体どれだけの時間、瞑想をしなければならないのでしょうか。
私は、過去から目を逸らし続けて生きるのは、物凄く苦しいと思います。
今回私が提唱する、ポジティブな側面ばかりに目を向け、ネガティブな体験からも、ポジティブな側面を見出し、そこしか見ない、という方法が、最適解だと感じますし、私には一番効果がありました。
皆さんは、どう思いますか?ぜひ、考えを聞かせてもらえると嬉しいです。
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