見出し画像

600円、どう使う?

600円あったら、何が買えるだろう?

職場の近くにおいしいパン屋さんがあります。
このパン屋では、惣菜パンが約600円。自分の感覚だと価格が高いと思うのだけど、昼食用にときどき買っています。

600円あったら、安めの文庫本1冊、少し高めのケーキ屋さんのケーキ一切れ、靴下なら1足、ボールペンなら5本くらい買えるんじゃなかろうか。やっぱり高いかも。

それでも、600円のパンを買っています。

というのも実は惣菜パンと言いながら、ラム肉が入ったなんかおしゃれな具が入っていたり古代米のパンだったりするわけです。しかも常時5〜6種類はラインナップがあり、その中から選べる。

お店に入ると、こんがり焼けたパンからは小麦の香りがふわっと漂い、「食べて食べて」と言わんばかりにカゴに並んでいるパンたち。

こんなん、絶対おいしいに決まってる…!

さらに季節によって具が変わるらしいので、行くたびに変化があります。


以前はスーパーで200円くらいのパンを買っていた時期もありました。やっぱり安いですし。でも、200円のパンを3つ買っただけでは満足できず、さらにお菓子やサラダを購入していました。

そして食べ過ぎて、お腹が痛くなったり眠気に襲われたり。

結果的に600円のパンを2つ買う方がお腹も気持ちも満たされています。トータルで見たら絶対こっちの方がいい。
質より量派でしたが、量より質派にシフトしています。

人からしたら無駄遣いに見えるかもしれないけど、これこそ健全な消費かもしれません。

あとから「なんであのときこれ買っちゃったんだろう」と後悔しない。値段に納得感を持って金銭のやり取りをする。

日々、お金を使うことにほんのり罪悪感を持ち続け、食料品ですらギリギリまで買わない私。選択するってむずかしい。こうやって少しずつ健全な消費を増やしていきたいものです。

この記事が参加している募集

お金について考える

ぜひサポートいただけると嬉しいです。いただいたサポートは、カメラレンズの購入に充てようと思います☺︎