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「本当は話を聞いて欲しかった」自分の本音に気づくために必要なのは?

こんにちは。
フィットネスインストラクターで
「未来書き換え自分年表作成講座」
認定講師の山﨑史子です。


先日「未来書き換え自分年表作成講座」
を受講されたHさんの
最終セッションがありまして、


今まで気づいていなかった、
ご自身の本音に迫る、
大きな一歩になりました。


私も今年のスタートとして、
大変、嬉しく思っております。


そこで今回は、そのHさんの
“人生の棚卸し”から思った
「自分の本音に気づくために必要なのは?」
について書いていきたいと思います。


私の場合は、長年
「自分の本音」について、
正面から向き合うことが怖くて、
もがいてきたので、


私がどんな風にそれを超えたのか?
について、書いていきますので
参考になりましたら嬉しいです。


最後まで、是非お付き合い下さい。


まず、私の生い立ちから
書いて行きますね。


私は、埼玉県で両親と3つ上の兄との
4人家族の中で育ちました。


ただ、父も母も
群馬県の出身だったために
親戚のほとんどは、群馬県で、


我が家だけ、ポツンと離れて
埼玉県で暮らしていたんですね。


それだけでも、
ちょっと寂しく感じますよね。


でもさらに
「親しき仲にも礼儀あり」


そんな父の価値観があったために、
親戚の家に行っても
"見えない垣根“がるように
ずっと感じていたんですね。


なので、周りの友達が家族や親せきと、
とても気兼ねなく付き合っていて
楽しそうに、何でも話せる関係性
なのを見ると、


(家族ってこういうものなの?)


とその親密さに、驚きと疑問が
いつも湧いていました。


うちの両親も、決して
愛情を注いでくれていなかったわけでは
ないので、なおさら、


何でも分かち合える関係性に
なっていない寂しさを
敏感に感じとっていたんだと思うんですね。


でも、そんな私だからこそ、
自分の子供たちには、
そんな寂しさを味あわせたくないな、
そう思ってきたんです。


なので年末年始など、
私の実家に帰省するときは、


父や母とも、
できるだけ一緒の時間を
大事にしている姿を
見せようと心がけていました。


両親も、
「帰省した時くらいは羽をのばして
 ゆっくりしなさい」


と言ってくれていたので、
そこで私が甘えることは、


両親にとっても嬉しいだろうし、
親孝行にもなるんじゃないかな、
そんな思いから、


子供が小さいうちは、
毎年私の実家で
年末年始を過ごしていたんですね。


そのたびに
私も気持ちは少しずつ癒されて、
何年も、幸せな年越しを
過ごさせてもらいました。


そして
(ずっとこんな温かい日々が
 続いていったらいいな)
しみじみと感じていた反面、


(いつかは、こんな時間も
 終わりがくるんだろうな。。。)


とも思っていました。
そして、そんな不安は、
ある時、突然やってきました。


もう9年前になりますが、
父が突然亡くなり、


その後を追うように、
母も翌年亡くなって
しまったんですね。


しかも、母が亡くなった後、
生前、残していた母の日記帳には


父への感謝の気持ちがほとんどで、
私に対する言葉が
ほとんどなかったんですね。


(母にとって私の存在は何だったのか?
 幸せな時間だと
 感じていたのは幻だったの?)


私は、言いようのない欠落感と虚しさを
強烈に抱えてしまったんですね。


そもそも幼少期から
家族との関係性に
寂しさを感じていた私でしたから


(どうしたら心が満たされるのか?)


自分の本音も分からないことで
どんどん見えない迷宮に
迷い込んでモヤモヤした自分に
あえいでいきました。


このままでは、
私もまた家族も、彷徨い続けながら
終わってしまうかもしれない。。。


(こんな不安や虚しさをスッキリして
 前を向きたい)


そう思っていた時、出会ったのが
「未来書き換え自分年表」で
人生の棚卸しをする、
という、この講座だったんですね。


生まれた時からの人生を
自分で書き出して向き合うこの講座。


(もしかしたら、自分も変われるかもしれない)
と不安と期待の中、取り組みはじめました。


おそらく、私はこの講座で
生まれて初めて
誰にはばかることもなく、
心の内を、言葉にしてみたように思います


当時の私には、
幼少期からのたくさんの思いを
自分で手繰り寄せることは、
辛く感じることもあったんですが


それまで気づいていなかった
両親の思いにも、
だんだんと気づいていったんです。


そして、
最終のファシリテーション
で、講師の方と自分年表を
見ていった時、


自分一人では
解決できなかった心の奥底にあった
自分の本音、


「本当はどうして欲しかったのか?
 自分はどうしたかったのか?」


が、講師の方の客観的な視点をヒントに、
自分で見出していったんですね。


私は幼少期から、
「親しき仲にも礼儀あり」
という父の価値観から


両親との距離の縮め方
が分からなくて、
甘えることに躊躇してきました。


ですから、何か
「一緒居るのに遠く感じる」
そんな悲しいくらいの虚しさを
実は抱えていて


私の本当の心の声は、
「もっと自分を見て欲しかった。
 話を聞いてほしかった」
だったことに気がつきました。


そんな素直な気持ちが
腑に落とせて、
心が一気に軽くなったんですね。


そして講師の方から、
両親も両親なりに大事に思って
尽くしてくれていた、
と言って頂いたことで


そこで、ちゃんと愛されていたこと、
距離を取っていたのは自分。
と理解も出来ました。


長かった。。。
自分の本音なのに、それが言葉に
出来なかったために、
本当に辛かったんですね。


でも、私と同じように
自分の本音が見えなくて
辛くなっている方は多いように思います。


そして、そんな自分を超えるには、
"自分以外の人の
「客観的な視点」が本音に気づく近道"
だと、今は思っているんですね。


私の時も、自分で振り返るだけでは
おそらく越えられなかったように思います。


ですので今は、講師として、
私がクライアントさんの人生を
客観視する側になって、
経験を活かしているんですね。


今回のクライアントHさんも
やはり、私のように、
ご自身の本音を見失って
迷われていました。


自分が本当はどうしたかったのか?


自分の本音に向き合ったことで、
Hさんも、
ご自身では気づいていなかった


お父さんへの思いや
お母さんとの関係性にも
気づきがありました。


そして、何より
「今からでも、話してみようかな、と思います」


そう最後に話されたことが
私には、とても嬉しかったんですね。


というのも、
始めはご高齢のご両親なので、


「どんな風に思ってくれていたのか?
 聞いたところで、たぶん
 明確な答えは返ってこないと思います」
と仰っていたんです。


でも、たとえどんな言葉だったとしても、
感じとれるものって、
あるように思うんです。


これを機会に、諦めずに
勇気を出して
自分からご両親と話してみることは、


Hさん自身の、この後の人生で
誇れることが、一つ増えるように思いました。


だって私の場合は、
両親は他界してしまいましたから
もうその声を聞くことができませんが
Hさんはまだ、それが出来る。


Hさんには、このタイミングを逃さず、
ご両親と歩み寄られることを
私も願っているとお伝えして終わりました。


自分だけでは見えなかった本音って
「客観的な視点で見てもらうことで、
道が開ける」そんな風に思います、


ですから私の視点が、
クライアントさんの新たな一歩に
役立てた時、本当に嬉しく思うんです。


みなさんは、ご自身の中で、
何かモヤモヤされていたりしませんか?


もし、ご自身の本音に向き合いたい
と思われましたら
是非メッセージをください。


もしかしたら、
意外なご自身の本音に
向き合うことが出来るかもしれません。


私と一緒に、
ご自身の心の探求を深めて、
この先の人生、自信と誇りを持って
進んでいきませんか?


ご興味ある方には
ただ今、ZOOMで説明会をさせて
頂いています。


お申込み順に、日程調整させて頂いて
おりますので、
こちらからメッセージをどうぞ♪
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