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「高い山で上を目指したい?」それとも「低い山で頂点に立ちたい?」ですか?

こんにちは。
フィットネスインストラクターで
未来書き換え自分年表作成講座
認定講師の山﨑史子です。



突然ですが、みなさんは
「高い山で上を目指したいタイプ?」
それとも
「低い山で頂点に立ちたいタイプ?」
ですか?



これって、よく聞かれることだったりしますよね。



高尾山の制覇で満喫するか、
エベレストで行けるところまでトライするか、
どちらに価値を感じるか?ですね。



小さくても、トップに立つことって
自信につながりますし、
そこに価値がある、というのはよく分かります。



でも、トップに立つなんておこがましいし。。。
かといって、叶わぬ夢を追うのも辛いし。。。
と、いつも葛藤していたように思うんですね。



みなさんの中には、そんな葛藤
あったりしませんか?



そこで今回は、
一体自分は、どちらのタイプで
これからどんな自分で在りたいと
思っているのか?
書いていきたいと思います。



最後まで是非、おつき合い下さい。



そもそも、どうして今回
そんな話を書こうと思ったか?
と言うと、



今週の始めに、
フィットネスのセミナー開催
をしたんですが、



その時の受講者さんに、
その気づきを頂いたから、
なんですね。

私の場合、
セミナーを開催するとき
その前後で、必ずアンケートを
書いて頂くようにしているんですが、



今回の受講者さんから、
ご主人がセミナー受講を後押ししてくれたことや



受講後も、
ご主人が褒めてくれたことなどが
書かれていて、さらには、



「私もいつか、機会があったら
 先生のように
 伝える側の人になりたい」
ということが書かれていたんです。



いや~
本当にそれが私にとっては
とても嬉しいメッセージで、
自然と私も笑みがこぼれました♪



一見、当たり前の感想のように
思えるかもしれないんですけど、
私には格別な嬉しさがあったりするんです。



それはなぜかと言うと。。。
話は幼少期にさかのぼりますが、
私は両親と3つ上の兄との四人家族
の中で育ちました。



父は、真面目で堅実なタイプ。
母は、専業主婦で良妻賢母タイプ。
兄は、マラソンやテニスで、
自分の実力を発揮できるタイプ。
だったんですね。



でも、それこそ小さい頃は、
何も考えていませんでしたから、
細見でヒョロっとした兄より
自分の方が強い!
と思い込んでしました。



ただ、そんなヒョロっと弱々しい兄ですけど
私が立ち向かおうとすると
どんなパンチもキックもとどきません。。。



絶対私の方が強いのに!
と変な思い込みと、
適わないことが悔しくて
結局ケンカして泣く私、
そんな幼少期だったんですね。



ですが、そんな兄が
小学校の中学年あたりから
その実力を発揮し始めます。



(。。。あれ?優勝してきたの?)
平然と何食わぬ顔で帰ってくる兄
なんですけど、
(そういえば、昨年もダントツのトップで
 ゴールしてたな。。。)
と、気づいたんですね。



そのあたりから、
地味ではありますけど
マラソンだけではなく、
中学校に入ってからはテニスでも
いつの間にか優勝して帰ってきます。



しかも兄は、
自分の苦労や頑張りをアピールすることも
結果を自慢するわけでもなく
相変わらず、見た目は弱そうなのに、
何事にも動じません。



私は、兄の「真の強さ」を感じて
(兄ちゃんには適わない)
そう思うようになっていきました。



でも、だからこそ、
どこかで、
そんな高い壁を「超えたい」
と思うようになっていったんですね。



それこそ、高校進学の時、
テニスの弱い学校に行けば、
私でも、もしかしたら、そこで
一番手も狙えたかもしれないですが、



でも、私の思いはやはり
「強くなりたい」
だったんですね。



ですので、結局
「テニスの強豪校」という
とてつもない"高い山"を選択したんです。



ただ、現実は、
無名の中学から入った私なんて、
全く箸にもかからない状態で
そこからが辛かった。



部員も100人近く居ましたし
始めは、駐車場で素振りと球拾いだけ。
テニスコートに入ることすら
なかなか出来ません。。。



高い山の現実は、
頂上を目指すどころか
登り始めることすら、
いつのことやら。。。



(このまま続けて、どこまで行けるんだろう?)
そんな途方に暮れるような思いで
毎日葛藤していました。



ですからそんな時、当時、
父とはろくに話をしないような
冷めた状態だったんですが、



車で迎えにきてくれた父に
「もう辞めようかな。。。」
とつぶやいてみたんですね。



すると父は、運転しながら、
ものすごく動揺しています。
(困ってるな。。。)と感じました。



それはそうですよね。
それまで私は、
辛さや弱さを見せるなんて
カッコ悪いと思い込んでいましたから



本当は辛くても
辛いなんて言ったことがなかった。。。



ですから、
突然の私の問いかけに
父は困って~でも、
なんとか絞り出すように



「んん~でも、もうちょっとだけ、
頑張ってみたら?」
というのが精いっぱいでした。



でも、そんなたどたどしい言葉に
何か私への大事に思う気持ちを
感じられて



そこで気持ちがスッキリしたように
思ったんですね。
そこでやっと、
気持ちを切り替えることが出来て



無名の中学出身者から
レギュラーコートを目指す!なんて
(その誰もやっていないことが
もし出来たとしたら?)
と思ったとき、ワクワクしたんです。



ですから、
たとえ高い山であっても
挑んでみないと分からないし
挑み続けてみたい、
そんな発想が、この頃確かに
育まれていったように思います。



そして結果としては、
レギュラーになることは
叶いませんでしたが



一番下のコートから這い上がって
レギュラーコートに入るところまでは
下剋上として果たすことが出来ました。



ですから、その後も時折
そんな気質が顔を出すようで~
フィットネスのお仕事を始めてからも
そうだったんですね。



今の職場環境は、パートとして
「ここまでやってくれればいいですよ」
と、いつも気遣ってもらえて
とてもありがたいんですが~



何しろこの気質がある私。
「パート」という括りの中では
ある意味すでに、
頂上の世界も見せてもらっていて、



そこで大きな顔をしようと思えば
出来るのかもしれないんですけど、
何かそこにモヤモヤを感じたりするんですね。



結局、見渡せば、
他もまだまだ高い山々がありますし
(私だったら、どこまで行けるんだろう?)
とよぎります。



なのでそこから私も
ストレッチポールを扱う運動指導をし始めて、



あるとき実家でそれを
試してみたことがあるんですね。



私としては、それまでずっと
母みたいに専業主婦には徹することは出来ず
兄のように運動で実力を発揮できず



幼少期の届きそうで届かない自分の不足感を
もう埋められるんじゃないか?
と思っていました。



ところがその時、
埋めるどころか、
何かもう私だけ別の世界に
来てしまった様な違和感が
私を襲います。



今まで、
ひたすら高い山を見上げて
そこに向かってきたことが
何か違っていたのかな?



そんなモヤモヤとしたものを感じて
寂しく思ってしまいました。



そしてさらに、
そんな微妙な感情のズレを感じたまま
今から9年前、
両親は相次いで他界してしまいました。



(両親は一体どんな風に私を思っていたのか?)
(認めてくれていたんだろうか?)
そんな風に思うと、答えが見つからず



胸の奥がギューっと痛くなっていました。
何か気持ちのやり場がなく、
ずっと虚しい思いが続いていたんですね。



そんな時、出会ったのが
「未来書き換え自分年表作成講座」でした。



自分の人生を一ヵ月で棚卸しする講座です。



これまでのわだかまりやモヤモヤの元も、
自分自身で書き出して
紐解いていく講座ですから



正に、
自分がどんなタイプだったのか?
どう在りたいのか?
考えるきっかけになりました。



私の場合、まず幼少期から
母や兄の存在を
高い壁に感じていて
超えたいともがいていた自分の姿が
客観的に見えてきました。



ですから、
どこかの頂点に立ちたい、
というよりも、
いつも、
より高い山で上を目指していたな、
と思います。



また、
ずっとそこで頑張れたのは
高校の時、父が不器用にも、
背中を押してくれたことが
とても嬉しかったからなんじゃないか、
そんな気づきもありました。



ですから、
これからの自分もやはり
高い山を目指すタイプで
在り続けたいと思いますし、



それを家族に
応援してもらいながら
進んでいくことも、
大切だなと思っています。



それもあって、
今回の受講者さんが
「伝える側の人にもなってみたい」
と新たな挑戦を思い描けたことや



ご主人にも
応援してもらっていることが
とても私は嬉しかったんです。



どんなことであっても
今の自分を超えるような
高い山を目指して
挑戦しようと思う方に巡り合うと、
なんだかとっても嬉しくなりますし、
サポートしていきたいと
思うんですね。



ずっと、
後押ししてくれていた父を思うと、
時が経った今でも
感謝の気持ちが溢れてきます。



高い山であっても、低い山であっても
どちらも正解。



いずれにしても、
その人が上を目指し続けて
輝くことで、
自分自身にも、応援する家族にも
良い循環をもたらすように
思います。



挑戦する気持ちを持って
自分を磨き続けていきたいですね。



みなさんはどんなタイプで
どんなチャレンジをしていきたいですか?
参考になりましたら嬉しいです。



ちなみに、
私に気づきをくれた人生の棚卸し
は、お一人お一人が
ご自身の人生に向き合う
1ヵ月の講座です。



ファシリテーターとして
私がサポートしますので
ご興味を持たれた方には、
まずは説明会をご案内しています。
こちらまでメッセージをください。
お待ちしております。

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