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「家事ができる」は心の支えになる

「家事」と聞くとどのようなイメージを持つでしょうか。

義務?面倒なこと?

確かに僕も「面倒だなぁ」と思いながら洗濯物を干している時などがあります。
また、パートナーや家族の分まで家事をしている人には頭が下がる思いです。

(我が家では、彼女さんと協力して家事をこなしているので)

ですが、僕には家事の存在が心の支えになったことが何度もありました。
今回はそんな一風変わった「家事ができる」ことのメリットを紹介します。

①自分の役割を持てる

私事ですが、僕は今求職中の身です。
退職に至った理由などは別記事に書いています。

お恥ずかしいことに、僕はここ2年ほどの間に3回の無職期間を経験しています(今回で3回目)。

そこまでくるとベテランの貫禄が出てもいいような気もしますが、やはりお金を稼げていないことへの後ろめたい気持ちは抜けません。
彼女さんと同棲するようになってからはなおさらです。

今は副業としてWebライティングを始める準備などもしていますが、後ろめたさや焦りをどうしても感じてしまいます。

そんなときに心の支えになってくれるのが家事の存在です。

部屋や水回りを掃除することで、気持ちよく生活ができます。
洗濯物をため込むこともありません。
夕飯を作って、仕事から彼女さんが帰ってくるのを迎えることもできます。

今晩のメインは豚ハラミとニンニクの芽の炒め物でした

お金を稼げていなくても、一緒に生活するための役割を持てているわけです。
「自分も生活の役に立てている」
という実感は、後ろめたさや焦りの気持ちを和らげてくれます。

もともと彼女さんからは「仕事探しは焦らなくていい」と言ってもらっているのですが、焦る気持ちを消すことは難しいです。

ですが、彼女さんに「家にいてくれて助かる!」と言ってもらえることで、今の時間も悪くないなと思うことができています。

②きちんとしたことができるという自信を持てる

僕は、初めての転職に失敗した際、適応障害になってしまった経験があります。
そのときの出来事はブログで紹介しています。

症状としては、

  • 感情のコントロールができず、急に泣き出してしまう

  • 不安が強すぎて座っていることができない

  • 外に出て人目に触れることが怖くなる

などなど。

一番厄介なことは、将来の不安や「自分はダメなやつだ」という自己嫌悪の感情が次々とわいてくることでした。

そんな悩みを少しでも忘れることができたのが、家事をしているときでした。

当時はまだ一人暮らしだったのですが、
洗濯をしたり、
買い出しをしたり、
料理を作ったり⋯⋯

家事をしているときだけは、「自分でもきちんとしたことができる」というわずかな自信を持つことができました。

家事に集中することで、嫌な考えを一時的に忘れることができていたのかもしれません。

家事によって得られた小さな自信が、適応障害から立ち直るきっかけになってくれたと今でも思っています。

【おわりに】できることから挑戦してみよう

僕は4年間一人暮らしをしていたこともあり、ひととおりの家事はこなすことができました。

そのため、家事の分担などで彼女さんと揉めたことなどもありません。
その上、ツラい時期に家事に救われた経験もあるので、「家事ができる」ようになることを勧めていきたいと思っています。

自分が家事をできるようになれば、パートナーに家事を押し付けてしまうこともありません。
(明確に仕事と家事を分担されている人もいるとは思いますが)

パートナーと一緒に家事をこなすことで、仲を深めたり一緒に過ごす時間を増やしたりすることもできます。

家事が苦手と思っている人は、ぜひ自分のできそうなことから挑戦してみてはいかがでしょうか。

あなたの生活だけでなく、あなた自身を支える力になってくれるはずです。

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