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「神学・政治論(下)」 バールーフ・デ・スピノザ

吉田量彦 訳  光文社古典新訳文庫  光文社

訳者の吉田量彦氏には、講談社現代新書「スピノザ 人間の自由の哲学」2022年もある。


(いつも以上に内容薄いことをご了承下さい)


人間にとって自由とは



「神学政治論」も昨日読んだところから。

  信仰について自分が考えたいように考える自由は、一体どこまで及ぶのだろうか。
(p107)

  正義と愛を尊重する人はその事実だけで既にまともな信仰の持ち主と分かる
(p114)


そしてその自由は専らそのひとの行動のみから判断すべきである。信仰は哲学と切り離される。という第13、14章。ここがこの本全体の核心部。
(2018  10/08)

政治論な部分、第16章に入っている。ここでのいろいろ気になったところを軽く。
まず、自然権(本性)のことが書かれている。魚が水に棲むのと同じように人間は自由を自然権の核としている、という話が冒頭にある。これを擁護整理するために「契約」を行うとスピノザは見ている。
あと、p157の人間がどういう選択をし行動するかのところは、「スロー&ファスト」のカーネマンの議論とかと見比べてみたい。
(2018  10/19)

p311?
と、解説欄
原文は
(2018  11/08)
…と、データベースには残っている。一体何を書きたかったのだろう(笑)。
とりあえず、読み終えたのはこの日…

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