ふみぃく

文を書くのが好き。いつも頭の中で考えていることをつらつら書いてみます。 男の子二人(4…

ふみぃく

文を書くのが好き。いつも頭の中で考えていることをつらつら書いてみます。 男の子二人(4歳、0歳)のママです。 今年、大好きな妹が自死しました。 まだ現実を受け止められないでいます。

記事一覧

言葉をためる

なにかを考えるとき、みんなはどうやって「考える」のだろう。 人によってそれは、「誰かに話してみる」であったり、「とにかく考え続ける」だったりする。 私の場合は圧…

ふみぃく
2年前

誰かに見せるために自分の人生を生きているのではない。自分はどうありたいのか、何をしたいのか、本当の気持ちを見る。

ふみぃく
2年前

ぐちゃぐちゃになった気持ちはどうすればいいのかな

とても久しぶりのnote。 ずっと開いていなかった。下の子はもう9ヶ月になった。早いなあ。 妹が自死してからもうすぐ11ヶ月か。早いなあ。 でもまだ嘘だと思ってしまう…

ふみぃく
2年前
1

心の重い日

今日というか、正しくは昨日からか。 私には、定期的にずーんと心が重くなる日がやってくる。 妹の自死から、今まで以上に頻繁に、そしてちょっとした出来事がきっかけで…

ふみぃく
3年前
5

自死遺族のおはなし会

ついさっきのこと。 オンラインで、自死遺族のおはなし会に参加した。 私を含めて全部で5人の参加者さん。 同じ境遇の人と話をするのは初めてだった。 どれだけ泣いて…

ふみぃく
3年前
7

妹の自死から3ヶ月が経った

昨日は久しぶりに、亡くなった妹を思って声を出して泣いた。 友達が家に来てくれて、話を聞いてくれたから。 妹の自死を打ち明けた人は何人もいたけど、詳細まで人に話し…

ふみぃく
3年前
5

一人目の育児と二人目の育児、どうしてこんなに違うのか分析してみた①

10月に第二子となる男の子が生まれた。 第一子は4年前の10月に出産。 そして実は、母である私も10月生まれ。 家族四人のうち、夫を除く三人が10月生まれということにな…

ふみぃく
3年前
10

親しい人が自死してしまったひとへ

9月に私の妹が自死しました。 もう3ヶ月も経ちます。 でもまだまだ気持ちの整理がつかず、妹の死が頭から離れることはありません。 今年は新型コロナウイルスの流行で、…

ふみぃく
3年前
3

妹が死んでしまった④

お母さんから妹の死を告げられた日。 眠れるはずがなかった。 それでも横になって、なるべくいつも通りに過ごさなきゃいけないと思った。息子と夫と川の字になった。ただ…

ふみぃく
3年前

妹が死んでしまった③

取り乱す私は、もうお母さんと会話が出来なかった。 夫が電話を代わり、 「お母さんは悪くないです」 そう言ってるのが聞こえた。 そのまま夫が話して、電話を切った。 …

ふみぃく
3年前

妹が死んでしまった②

その日は祝日だった。 私はお昼ごろから、友だちが出店するイベントに夫と息子と出かけた。 前からとても楽しみにしていて、天気もよくて、知り合いにもたくさん会えて、…

ふみぃく
3年前
1

妹が死んでしまった①

今年の9月。 私の大好きな妹が死んだ。 自殺だった。 まだ28歳だった。 このことを書こうと思ったのは、自分の気持ちを整理したかったのと、あの日のことを正確に記録…

ふみぃく
3年前
1

はじめて。

こんにちは。Fumikuといいます。 2児の男の子を育てるママです。 下の子が生まれて1ヶ月。バタバタと過ごしつつ、書き残しておきたいことは日々たくさんあって、ふとnot…

ふみぃく
3年前
2

言葉をためる

なにかを考えるとき、みんなはどうやって「考える」のだろう。

人によってそれは、「誰かに話してみる」であったり、「とにかく考え続ける」だったりする。

私の場合は圧倒的に「書く」ことだ。

しかしただ書くだけではない。

それについてなんとなく思うことをnoteに書きたくなった。

いま私は言葉をためている期間だと思っている。書くときに必要なしっくりくる言葉が自分にはないときがあって、今はその言葉

もっとみる

誰かに見せるために自分の人生を生きているのではない。自分はどうありたいのか、何をしたいのか、本当の気持ちを見る。

ぐちゃぐちゃになった気持ちはどうすればいいのかな

とても久しぶりのnote。

ずっと開いていなかった。下の子はもう9ヶ月になった。早いなあ。

妹が自死してからもうすぐ11ヶ月か。早いなあ。

でもまだ嘘だと思ってしまう自分もいる。

会いたい。

妹がいなくなってから、死について考えるようになった。人ってほんとうに死ぬんだなとか。自分で死ぬこともできるんだなとか。私はいま30歳だけど、なんというか、もうすぐ死ぬんだなとか。いつ死ぬかなんてだれ

もっとみる
心の重い日

心の重い日

今日というか、正しくは昨日からか。

私には、定期的にずーんと心が重くなる日がやってくる。

妹の自死から、今まで以上に頻繁に、そしてちょっとした出来事がきっかけでこれはやってくる。今回のはなかなか厄介だな。昨日からなのに、まだ抜けない。

家族(主に両親)の方針であまり公表しないことになっていて、私も親しい人を除いてはあまり言わないことにしていた。

でもそうすると、この話題を口にできる人はかな

もっとみる
自死遺族のおはなし会

自死遺族のおはなし会

ついさっきのこと。

オンラインで、自死遺族のおはなし会に参加した。

私を含めて全部で5人の参加者さん。

同じ境遇の人と話をするのは初めてだった。

どれだけ泣いても、うまく話せなくても、ただただ話を聞いてくれて、こんな時間は初めてだった。

悲しみは消えないけど、すこし安心した。

私の場合、妹を亡くしていて。

両親の気持ちを思うと、自分の悲しみをどこに向けていいのか分からないでいた。両親

もっとみる
妹の自死から3ヶ月が経った

妹の自死から3ヶ月が経った

昨日は久しぶりに、亡くなった妹を思って声を出して泣いた。

友達が家に来てくれて、話を聞いてくれたから。

妹の自死を打ち明けた人は何人もいたけど、詳細まで人に話したのは初めてだった。

妹が首をつってしまったこと。

お母さんが一番に発見したこと。

見つかったとき、とても苦しそうな顔をしていたこと。

警察が来たこと。

遺書はなくて、突発的なものだったということ。

紐などを見ると妹の死を連

もっとみる
一人目の育児と二人目の育児、どうしてこんなに違うのか分析してみた①

一人目の育児と二人目の育児、どうしてこんなに違うのか分析してみた①

10月に第二子となる男の子が生まれた。

第一子は4年前の10月に出産。

そして実は、母である私も10月生まれ。

家族四人のうち、夫を除く三人が10月生まれということになる。また10月が私にとって特別な月になった。

二人目を出産してから一ヶ月以上経って、自分の状態が一人目のときと全く違うことに私は気付いた。

あれ?まだ一ヶ月しか経ってない。なんでこんなに元気になってるんだろう…もっと疲れて

もっとみる
親しい人が自死してしまったひとへ

親しい人が自死してしまったひとへ

9月に私の妹が自死しました。

もう3ヶ月も経ちます。

でもまだまだ気持ちの整理がつかず、妹の死が頭から離れることはありません。

今年は新型コロナウイルスの流行で、生活が激変したという方が多いと思います。その中で、自ら死を選ぶ方が増えているというニュースも、頻繁に耳にするようになった気がします。気になってしまうのは、自分が当事者になり、余計にそのことに敏感になっているからかもしれません。

もっとみる
妹が死んでしまった④

妹が死んでしまった④

お母さんから妹の死を告げられた日。
眠れるはずがなかった。

それでも横になって、なるべくいつも通りに過ごさなきゃいけないと思った。息子と夫と川の字になった。ただ、目を閉じても開けても、どっちにしても涙は流れた。

感情が波みたいになって、少し引くときと、大きくなってきて覆いかぶさってくるときが交互にやってきた。

何度か大波が来たとき、あふれてきて、どうしようもなくなってしまった。迷いながらも、

もっとみる
妹が死んでしまった③

妹が死んでしまった③

取り乱す私は、もうお母さんと会話が出来なかった。

夫が電話を代わり、
「お母さんは悪くないです」
そう言ってるのが聞こえた。

そのまま夫が話して、電話を切った。

妹と死。

その2つが全く結びつかなかった。
夢みたいだった。

電話を切った後もしばらく、私は泣いていた。

すぐに2番目の兄から電話があった。
兄も泣いていた。
兄は、私より8つも上だ。
こんなに泣いている声を聞くのは、初めてだ

もっとみる
妹が死んでしまった②

妹が死んでしまった②

その日は祝日だった。

私はお昼ごろから、友だちが出店するイベントに夫と息子と出かけた。

前からとても楽しみにしていて、天気もよくて、知り合いにもたくさん会えて、久しぶりの人にも会って話せた。おいしいものもたくさん食べた。

私は第二子を妊娠していて、もうすぐ産まれるんです、という会話もした。

こういう、人が集まるイベントは久しぶりだったから、ほんとに楽しかった。

一段落したころ、近くの公園

もっとみる
妹が死んでしまった①

妹が死んでしまった①

今年の9月。

私の大好きな妹が死んだ。
自殺だった。

まだ28歳だった。

このことを書こうと思ったのは、自分の気持ちを整理したかったのと、あの日のことを正確に記録しておきたかったから。

時間が経って記憶が薄れてしまうのが怖かったから。
少しでも忠実に残しておきたいから。

何回かに分けて、書き記していきたい。
実はこのためにnoteを始めた。

自殺ということもあって、あまり家族も公にはし

もっとみる
はじめて。

はじめて。

こんにちは。Fumikuといいます。
2児の男の子を育てるママです。

下の子が生まれて1ヶ月。バタバタと過ごしつつ、書き残しておきたいことは日々たくさんあって、ふとnoteを使ってみようかなと思いました。

いつも考え事をすると、誰かに発表するわけでもないのに、頭の中に文章がなんとなく浮かんできて、こっちの言い回しのほうが合ってるな、こっちのほうが好きだな、とかなんとなく考えてしまいます。

S

もっとみる