見出し画像

おうちじかんのおうちごはん

食べることをこよなく愛するオットとムスメ。

一方で食欲のわかない私。

以前は週末塾のない日曜日の夜は決まって外食をしていたけれど、コロナ禍ですっかり外食の機会を失い、全てが私の肩にのしかかったこの1年。新しい味への楽しみを見いだせなくなった2人から日々3食のごはんに対して以前よりも注文が増え、頭を悩ませながらメニューを考える日々が続きました。特に受験生のムスメは外出することもなく食事とデザートだけが普段の楽しみであったこともあり、毎週1回はハンバーグを作ることに。

お肉お肉とリクエストがあるものの、それなりにバランスよく魚介も野菜も食べてほしい。毎日同じようなメニューでは飽きてしまうからと、野菜でもメインになるようなものはないか、お肉もコストダウンを図りながらなるべく食べさせてあげられるようにと新しいレシピに挑戦。

写真を見るとその時のことまで思い出してしまう。

この日はたけのこづくし。たけのこが大好きな私のためにわざわざ車で家まで届けてくれたSさん。接触すると良くないから、でも元気になったらボランティアに出ておいでとLINEがあった。笑顔で手渡しすぐに帰ってしまったけれど、そのあたたかさを忘れたことはありません。

画像3

この日はマリネステーキを作ったのかな。アメリカンビーフの大きいのを買ってきてすりおろしたりんごと玉ねぎにつけこんで焼き上げたステーキはびっくりするほどのボリュームで、わが家にある一番大きなプレートからはみ出さんばかりの量。

ここから取り分けて、さらに他にもスープや副菜があったはず。みんなお腹がパンパンに膨らんで、さすがに苦しいと言ってデザートに用意しておいたアイスは翌日に回したのを覚えてる。

画像4

この日は塩梅かもめさんのミートボールのトマト煮がメインだったのかな。ミートボールをかなりたくさん作っておいて、翌日のお昼はミートボールパスタにしたはず。

画像8

これはいちごあめ。デザートのひとつですな。

画像5

カラフルなヒオウギ貝のバター醤油。色のきれいさがあまり伝わらないのが残念だけど、むっちりとした貝の歯ごたえとホタテにも負けない味の濃さがたまらない!仲良しの五島から来てるお魚屋さんから教えてもらった味。

画像1

この日は初めてのスパイスカレー。食べるたびに味がこなれてくるのがスパイスの奥深さ。油の量だけを見たら怖くて使えないほどだけど、スパイスの味と香りを引き出すためだと知って心置きなく使ってみました。多分もっともっとおいしく作れるんだろうな、スパイスについてもっと深く学んでみたいと思った日でした。

画像8

この日は手打ちの沖縄そばに挑戦。スペアリブを入れてみるという邪道さもあり、これがおうちごはんの醍醐味。思いのほか出汁の味がうまく出せたので、またいつか元気な時に挑戦したいな。

画像6

この日はタコス。パリッとしたタコスの皮で外食気分を味わってほしかったのに、1つ食べたらやっぱりご飯に載せると言ってタコライスに変更されてしまった。もう1皿分お肉を用意していたけど、結局この食事だけでなくなっちゃった。

画像7


もっとたくさん撮っていた気がするけど、容量を気にして消しちゃったみたいです。それでもこの1年を振り返りができたおうちじかんのおうちごはん。

食べるを楽しむ、食べるを大切にする、食べたいものを食べる

体にいいからこれを食べる、体のために我慢する、それよりも楽しく笑いながら話しながら美味しく食べる。

そう思って料理を楽しめるようになってからというもの、私も食べる量が増えてきて、しかも体重まで…

あんなに体重を増やさなければと不安と闘っていた日々が嘘のように5キロも太り、ウエスト周りの浮き輪のようなお肉を減らしたいと願いエクササイズに励む日々です。

失敗もたまにはあるけれど、そんなことをいちばんに考えながら食を楽しんだ1年。

と言ってもこれでおうちごはんが終わるはずもなく、これからも美味しいものを喜んでもらえるものを作り続けたい。そんなことを思ったのでした。




私のnoteを見つけて、そして読んでいただいてありがとうございます。サポートしていただけるのであれば、少し離れた場所への取材や学びの場への参加費に充てさせていただきます。