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愛犬が運んでくれた兄からの愛

愛犬はなが死んで数日。
家族の中を取り持ってくれてたんだなぁと本当に感じます。

はなは家族以上に家族のことを大切にしてくれてたんだ。


わたしには兄が2人いて、一番上の兄に対してあまりいい思い出がなく
ずっとしこりのようなものが残っていました。
しこりは潜在意識に深く埋まっていて、なかなか取り出せずこれまでの人生であらゆるエラーを引き起こしていた原因でした。


「許せない」


この気持ち、感情が消化されずにずっと心にありました。


いくら頭で理解してもこれまでどんなセッションを受けようとなかなか解決することはありませんでした。


「許せない」


という感情は重く波動が軽くなった地球には合わなくなってきています。
この感情を解放することと向き合わないとな、とずっと思っていました。


そして、はなが死ぬ日の朝に、自分の中で肚に落ちる感覚があったんです。
「自分とのパートナーシップをきちんと築いていこう。今の自分ならやれる」と。



その覚悟を決めた日の夕方、実家からはなが死んだよ。と連絡が入っていました。




彼女は17歳で老衰なのだけど、本当に家族同士の間を取り持ってくれていました。
死してなおそう感じます。


わたしの覚悟が決まるのを待ってくれていたように旅立ちました。
朝の食事も元気にしてたそうですからね。
本当に突然でした。



そして、今日兄とのやりとりの中で、
ど平日の仕事の日にも関わらず実家にたまたま行ける距離にいたから
(普段は県4つぐらい跨ぐ距離にいます。しかも近くにいたと言っても電車で3時間はかかる距離)
ってことで、「たまたま近くにおったから弾丸ではなに会いに行ったわ。」と連絡がありました。



その連絡を見て、わたしの記憶の中の兄がまた一つ書き変わりました。
兄、めちゃくちゃ情に熱い奴やん。めちゃくちゃ優しい奴やん。
と嫌だった記憶が一つ剥がれていきました。



愛犬はなが運んでくれた兄の愛。


兄のことをずっと嫌な奴だと勘違いしていたのかもしれない、
今なら許せるかもしれない。
そう感じています。


自分とのパートナーシップを築くと覚悟を決めたら、
愛犬の死という大きな出来事が起こりました。


死は生と等しくギフトである。終わりがあるって愛おしいことなんだよ。


はながいなくなった大きな大きなスペースに、
あなたは何を運んできてくれるのだろう。
それまで真っ当に自分を生きるからね。





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