小説から削ったウラバナシ〜思い出すのは何故か良いことばかり〜
いつの間にか、嫌われていく方が楽になっていた。
まともに喧嘩をすることが無くなった。
褒められたかった。
ごめんなさい…。
こんな体調に関して言われると思わなかったから。
とくに家族には。
きっとね、心の熱を測ったら40度あるかな。見た目では見えないかもしれないね。
でも、かなり辛い。
今は薬で普通に話せる位に、心に包帯を巻いてある。
なのに、私がいけないのかな……本当に身体が40度以上あった時は病院に連れて行ってくれたじゃん。
点滴もしたじゃん。
そんなに比べないでよ。