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幸せは人それぞれ

こんにちは!tomoです😊

実はこのnote3年前に書いたものなんです。

noteを再開して、ありがたい事に最近この記事にスキをいただき、自分自身も読み直しました。

3年前の自分が感じていた忘れてはならない大切な想いを再確認するきっかけになりました。

どなたか1人にでも、届くといいな


ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです☘️


幸せは人それぞれ

最近考えること

コロナが世界を狂わせてきて、色んな所で自殺のニュースを目にする。
私は死について考える機会が多くなった。

死にたいと感じるほどの辛い思いや経験があったからこそ自殺という道を選んだのだろうけど、生きたくてもいきれなかった人もいる。


親切なおじさん

今回はある一人の近所のおじさんの話しようと思う。

おじさんは一人暮らしで綺麗好きで好き嫌いがはっきり分かれていておせっかいな人だった。

家族とは仲が悪く、いつも独りだと言っていた。
おじさんは一人でも楽しそうだった。

私の家族全員がおじさんのことを知っていて急にお菓子持ってきてくれたり、新品なんじゃないかっていうくらいの自転車をもらったり。

本当に親切にしてくれた。

だけど、おじさんは年を重ねていくごとに目が見えなくなったり、足が悪くなったりと体が衰えていってしまっていた。

おじさんはそれでも一人で生活をすることを選んだ。

ちょっと人間関係で難しい人だったからおじさんとは付かず離れずの関係が心地よかった。 


いきなり告げられたこと

そんなある日、母からおじさんが

“すい臓がんのステージ4、余命3ヶ月”

だと聞いた。

どう反応すればいいのかわからなかった。
何もできない自分が悔しかった。

そんな中どんどん日にちがたったある日の夜。
23時ぐらいだった。

ピンポーンと音が鳴った

「誰?こんな夜遅くに」
と思っていたらおじさんだった。

泣いていた。

私はおじさんの話を直接聞ける自信がなかったから部屋で寝たフリをしておじさんの話をこっそり聞いていた。 

おじさんは声が大きかったから部屋まで声が聞こえた。

覚えているのは

「僕は死ぬのかなぁ、まだ死にたくない」
「1人でいると手術のことばかり考えて寝れない。」
「病院で3ヶ月は嫌だ」
「まだ生きたい」

と言うおじさんの本音だった。

私はそれを聞いてバレないように部屋で一人で泣いた。

生きたくても生きられないほど辛いことは存在しないと思った。

辛いと思える感情があるだけ、幸せだと思った。 


その数日後、おじさんは病院に入院した。長くて3ヶ月。手術が成功したら3ヶ月後に帰ってくる。そう言っていた。


ー3ヶ月後ー

おじさんの家は引き取られていた。


あっけない

人はいつか死ぬものだけど、おじさんの死は呆気なかった。

だからなにかに残したかった。
忘れてはいけない気がした。

おじさんの分まで生きなきゃとか、楽しまなきゃとかそういう何かを背負うものではなくて、

生きたくても生きれなかった命もある

そのことを理解した上で生きていかなきゃいけない気がした。

それが生きている人の使命だとも思った。


幸せ

当たり前に日にちがすぎて毎日過ごせていることが幸せ。

美味しいものを食べれるのが幸せ
泣けることが幸せ
笑えることが幸せ
話せることが幸せ

幸せなんて探せばいくらでも出てくる。

そう考えるとみんな幸せなのかもしれない。


だけど、死ぬことを選択した人にとってそれが幸せで楽になるならそういう人生もありなのかもしれないとも思う。

私にはできないことだけど


もう一つ死について考えさせられたものがある。

それは

『世界一キライなあなたに』

という映画。

これを見ると人によって「生」や「死」に対する考え方は全く違うと実感する。

生きていることだけが幸せだと思わない人生もある。

幸せそうに見えていても本当のその人の感情は見えないし分からない。

ただのありきたりな恋愛映画ではない。 

とりあえず言えることは泣ける


これ以上言うと映画のネタバレになりそうだからやめておく。

気になったらぜひ見て欲しい


願い

最後に思ったことは、

幸せだと思う瞬間を
1つでも見つけられたらいいな

それだけ。

少しでも多くの人が幸せに気付ける世の中になりますように。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

良ければみなさんの幸せと思う瞬間を知りたいので教えてください。

コメント待ってます🙌💕

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