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マシュマロを投げ合ってみた?!第2回モヤモヤ会議をひらきました【ふくしデザインゼミ 2022-23】

こんにちは~
ふくしデザインゼミ、学生編集部の円城寺です。

先日、2回目の「モヤモヤ会議」を行いました。モヤモヤ会議では、学生が、福祉施設や周辺地域を取材して「ふくしに関わる人図鑑」の原稿を執筆するなかで、感じていること、悩んでいることなどを共有していきます。

↓ 取材や編集会議の様子はこちら ↓

今回は学生編集部6名が参加。メンバーの多くが初稿へのフィードバックを受けて、原稿を手直ししている段階でした。そのため、その内容を一緒に考えたり、ここまで実際に取り組んできて感じていることを共有できる会議になりました。

いくつか気になった話題を取り上げてみます!

話題1:キャッチコピーどうやって考えてますか?

原稿では、1ページあたり7つのキャッチコピーを考えます。実際に原稿を執筆しているメンバーからは、「コピーをうまく考えることができない」「コピーと本文にズレが生まれてしまう」といったキャッチコピーに悩む声がたくさんあがりました。

そんななかで「キャッチコピーと本文、どちらから考えている?」という問いが出てきて、それぞれ答えていくと、人によってバラつきが!思考の仕方、組み立て方まで話すことができて印象的なテーマでした。

話題2:全体のまとまり、バランスを考える

図鑑では、6つの要素で「その人らしさ」を表そうとしています。メンバーからは、「内容が均等になるように要素を選び、バランスは良くなったけれど、作為的にも感じる」「取材内容から要素を取り出したてみたけれど、まとまらない…」といった声が出ていました。

これらのモヤモヤは、要素1つの文章表現だけではなく、要素6つのバランスやページ全体のまとまりを考えているからこそ生まれるもののではないかと感じました。

それに対して、「6つの要素以外の写真などでの、記事にする人の表し方を考えてみる」「思い切って要素を捨ててみる」「図鑑は何人もの記事が合わさって出来上がるので、他の人の原稿を読んで自分の原稿を見直してみる」など様々なレスポンスが。色んな角度から一緒に考えることができたと思います!

みんなで考え、記事をつくる

話題3:マシュマロを投げ合おう?!

「学生同士がお互いの原稿にフィードバックをすることがあまりできていないのではないか」というモヤモヤもあがりました。
現在LINEで原稿のシェアをしている人が多いのですが、私自身「1人に感想を送ったなら他の人にも送らなくてはいけないかな」という思いと、自分の感想を全員に読まれることへの抵抗感があり、これまであまりコメントできていませんでした。

そんななか話題に上がったのが「マシュマロ」という、Twitter上で、匿名でやり取りをすることができるサービスで、やさしくてポジティブなメッセージだけが届くしくみになっています。私は趣味で、マシュマロを使ってだれかの作品に対する感想を送ることがあります。

マシュマロは1つの例ですが、ふくしデザインゼミでも、ちょっとしたことを相談でき、お互いが自分からマシュマロ(フィードバックや感想)を投げてみようかなと思えるような関係性を築けていけたらいいねと話しました。ツールなども見直しながら、そんなやりとりがしやすい環境をつくっていけるといいなと思います。

 この話題を通して、これまでは、メンバーそれぞれが「取材が難しい」「執筆が難しい」と考えていたけど、最近は、「周りにいるデザインゼミの仲間とどのようにコミュニケーションを取っていくか」を考えることが増えており、フェーズが変わってチームらしくなってきているのでは?という前向きな考察も。たしかに!

取材の移動時間も大事なコミュニケーションの時間

まとめ:モヤモヤ会議を振り返って

モヤモヤ会議のような、絶対の解決策が生まれるわけではないけれど、みんなで「こうするといいかも!」「その考えいいね!」と伝え合える空間・時間はこれからも大切にしたいなと思います。

また最後にフェーズの変化の話がありましたが、みんなの視界が広がり、意識が変わることで、ふくしデザインゼミ全体が良い方向に向かっていけるのではないかと感じました。

次回のモヤモヤ会議も楽しみです!

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日々の活動の様子は、Instagramで発信中!

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