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学生編集部で、初のモヤモヤ会議を開催!取材・執筆の悩みをシェア【ふくしデザインゼミ 2022-23】

こんにちは!ふくしデザインゼミ、学生編集部の佐藤です。

ふくしデザインゼミでは、10月から本格的に学生編集部がインタビュアーをつとめての取材をスタート。取材や執筆に実際に取り組むなかで、その難しさに「モヤモヤ」をみんな感じはじめてきた… ということで、先日、学生編集部初の「モヤモヤ会議」を開催しました!

なんと15名のうち12名も参加してくれました。当日の様子を簡単にレポーティングしてみます!

ふだんの取材のひとこま

■ モヤモヤ会議の流れ

当日の流れはこんな感じ!

① 自己紹介
いつも取材には人数を絞っていくので、はじめましての人もチラホラ。まずは自己紹介から。

② ふくしデザインゼミの現状の確認や今後の進め方の共有
最近加わってくれたメンバーもいるので、ふくしデザインゼミの現在地やこれからを改めて。そのうえで、今日はを今後に向けた前向きなふりかえりにしていければと確認し、みんなのシェアタイムへ。

③ みんなが感じていること、モヤモヤの共有
取材や執筆、デザインゼミへの関わりのなかで、それぞれの感じているモヤモヤを順番にシェア。1周まわしただけで、あっという間に終わりの時間に…。 みんなしっかりモヤモヤしてる!笑

④ 今日の場を通しての感想や気づきの共有
最後にみんなの声を聴きあって感じたこと、考えたことをシェアしておひらき。あれ、もう2時間?

ふだんの編集会議のひとこま

■ 印象にのこったことば

ここからはモヤモヤ会議のなかで印象に残ったことばを、佐藤目線でご紹介。

「自分の語彙力の範囲で表現することは、ある意味、暴力的。そのひとの要素が100%表現できるわけじゃない。どういうふうにその暴力性に向き合えばいいのか、もやもやしている。」

これは、参加していたメンバーの多くに共通するモヤモヤ。自分のフィルターを通して言葉にすることで、意図しない方向に受け取られてしまうこともあるかも?

これに対して、デザインを学ぶメンバーからはこのようなコメントが。

「写真で撮った椅子、自分が描いた椅子、誰かが描いた椅子。同じものが題材でも、作品として出品すれば、それぞれ別の価値で評価されて値段がつく。なにかを通してでないと伝えることはできず、どうしてもフィルターははいってしまう。『だれが取材したのか』『だれのフィルターを通ったのか』を大事にすることで、フィルターも魅力にできるのかも。」

モヤモヤしていたメンバーにとっては、なるほど!と新しい気づきに。

ありのまま、100%を伝えるということの難しさ、自分のフィルターであるということを自覚しながらも、フィルターを通すことそのもの、「ふくしデザインゼミ」というフィルターそのものを、魅力・価値にしていきたい。

そんなことを考えながら、今後の取材・執筆にものぞみたいと思いました!自分が捉える世界、感じたことを、他者に伝えるということについて、それでいいんだよ、と勇気をもらったような気持ちになりました。

■ 感想

福祉、デザイン、人類学、経営学、、、
編集部には、多様な領域で学ぶメンバーがいます。

それぞれが経験し学んできたことをもちよることで、私の知や学びが、「私たち」の知や学びになっていくまさに、領域を越えた学び合いの場!ひとつのものを対象にしていても、いろいろな見方があり、どちらか、ではなく、その中間を、そのときどきのバランスで実践していけたらいいなと思いました。

これからの学び合いもたのしみです!!

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日々の活動の様子は、Instagramで発信中!

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興味のある方はお気軽に、 info@swlab.jp まで〈ふくしデザインゼミ学生編集部について〉でお問い合わせください。

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