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南さつまで就農(17週目4月22日〜28日)

今週の振り返り

5月8日に新規就農者、経営開始型資金の審査があります。
僕も知りませんでしたが、就農までの流れとして、まずは新規認定就農者になります。強制ではないのですがなっていた方が助成金や融資を受けれる対象になります。
4月いっぱいまでは研修生ですが、5月からこの新規認定就農者になるまでは進路が決まっていないような状態になります。

①新規認定就農者になる為に必要な書類作成。
市の担当の方が僕を推薦してくれるような形で新規認定就農者になれます。
必要書類は就農してから5年先の計画書、個人を証明するような書類などです。認定就農者になった段階で、経営開始の助成を申請します。こちらの書類も5年間の計画書や、履歴書、保証人、所得証明が必要になります。

②烏骨鶏の抱卵期
ネット情報であるように、抱卵期は本当に朝から晩までずっと卵を温めています。朝、ご飯を食べ、お水を飲み、排泄をしたらずっと卵を大事に温めます。本格的に1日中温め始めたのは25日木曜日。この日は13個目の卵を産んで、次の日には14個目を産卵。順調にいけば5月16日木曜日ごろから雛が孵る予定です。

③干拓の草管理、漁港側の畝立て
苗を定植していく畑の管理です。干拓は草管理を中心に、漁港の方は引き続き畝立てです。サツマイモの苗は予定よりの成長が遅く、取り急ぎ500本購入することに決めました。

思ったこと

就農1年目、サツマイモとらっきょうで就農計画を立てています。
順調に収穫まで行けば、サツマイモは11月、らっきょうは来年の5月に販売が可能です。商品が常にあるわけではないですし、いい商品ができるかもわかりません。改めてリスクの高い仕事だと思います。
けど、今のところ楽しく日々過ごせているので良しとしましょう。

①経営開始型とは別に借り入れをする為に他の書類も揃えてます。
いろんな研修先でお話を聞いたり、業界のことを調べたりする中でどのように就農するかを考えていました。
当初、農業アルバイトをして、無借金で、身の回りにあるもので少しづつ始めようと考えてました。しかし、半年ほど前から自分の中で何かが芽生え、それを育てて行きたいと思うようになりました。
今はその気持ち、想いを木の幹のように太く、力強い根を張る為の3年にしようと考えてます。とても良い精神状態で今を迎えてます。

②今回の産卵は僕にとっても、烏骨鶏たちにとっても初めての事。
つがいでもらった訳ではなく、たまたま選んでいただいた2羽が雄と雌でした。もしかしら親の雄鶏は同じかもしれません。元気な姿で産まれてくれるか分かりませんが全てを受け入れようと思います。

③大型機械を入れていないので手作業です。
1日で終わる畝立ては1ヶ月かかります。
それがいい事だと信じて取り組んでます。
目先の効率ではなく長い時間をかけて効率良くなって畑になればと思います。とにかく畝立てと種まき。1年目はそれに尽きます。
たくさん失敗した、研修の1年が決して無駄ではなかった事をすでに今感じています。

乞うご期待です。

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