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せどりランチェスター!せどり戦国時代をなんとなく考える

どうもサトルです。

2019年10月頃からTwitterでせどり関連の発信を始め、2021年8月末現在、気付けば2年近く毎日Tweetをしていますね。

現在、私のTwitterフォロワー様は5400名。明らかにせどりの実力と見合ってないほどフォローをいただいています。理由はシンプルに、Twitterへの参入が他のせどらーより早かったからです。

ぶっちゃけ日々の私の発信を見たところで、「結局こいつは何で稼いでるんだ?」と思う方もいるかと思います。

「おもちゃ投資」したり「仮想通貨」を弄ったり。時々収益報告Tweetをしますが、何者かわからないかもですね。

サトルは結局何で稼いでるのか、Twitter始めてかなり経ちますが、今更ながら少しだけ発信しましょう。

サトルのメイン収益は・・・

ヤフオクで売る!!

だけです。

ヤフオクは20年前以上から存在しているオークションサイトであり、昔はせどらーが多くいた場所ですが、今や化石扱いされているサイトです(あくまでサトルのイメージ)。

みんな、Amazonやメルカリに流れていき、ヤフオクで売ってる勢の発信をTwitterで見るのは今やごく稀になってますね。

そんななかでも、サトルは長年ヤフオクにお世話になっており、私が立ち上げた副業本陣のメイン収益源です。

論より証拠。過去3年のヤフオクの売り上げを晒します。勿論、しっかり税務署に申告してますよ(笑)

以下は、手数料を抜いたヤフオクからの振込金額です。売上高だと+8%ぐらいの上乗せになります。

【2018年】

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【2019年】

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【2020年】

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手数料引いた状態の受取金額なので、当たり前ですが仕入れ値を含めると利益は減ります。

それでも中古は、普通の新品せどりより利益率が高いと思います。利益率30~40%ぐらいですかね?ジャンク品は利益率60%もあり得ますが、すべてを合算すると30%程度に落ち着くかと思います。

新品や輸入商品はAmazonやヤフーショッピングを利用しているので、年商はもっと多くなります(本筋と離れるので割愛)。

2019年はフィーバーしましたが、2019年末ぐらいからコロナの影が見えてきて、私のメイン商材の売上が落ち、2020年は低空飛行。。2021年も同様ですね。

低空飛行している間は、おもちゃ投資を始めたり、有料コンテンツを出したりと収入源の多角化を目論んでいました。極端に売り上げが悪い月は、本業が鬼のように忙しかったか、せどり以外のことをしてたときですね、

2021年も低空飛行の状況は変わらずですが、サトルは今後も続けます。

なぜなら、せどらー人口が増えてるのに相変わらずライバルが少ないから。むしろ減ってる気がします。

私しかせどらーがいないんじゃないか?と思うほど、安定しているからですね。

そろそろ何か有益情報を欲しているかもしれませんが、本記事を読むことで直の爆益はないです(笑)

そもそも、何も考えずノウハウを追い求めても、何の意味も持たないですし。

2020年にTwitterでは一気にせどり発信者が増え、2021年は無料でコンテンツを配付することでフォロワーを増やす施策が流行りました。その行為自体は全く間違っていないと思いますし(サトルもやった)、情報を無料で得られるので有難いことです。

ですが、無料コンテンツを受け取って満足して終わる「ノウハウコレクター」が、簡単な手法に中途半端に手を出して退場するケースが増えた気がします。

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これって、Amazon内の値下げ合戦に拍車をかける元凶であり、初心者の失敗は昔からいる上級者も迷惑を被っており、無視できない事態とも思えます。

サトルも色んな方の有料コンテンツを買ったり、読書も多い方だと思いますが、ノウハウを得る際の「マインドセット(思考の基礎)」は整えるべきだと思っています。

なので、サトルの「メイン商材」や稼ぎ方は、多分、一生暴露しません。当たり前ですが、飽和を招いて稼げなくなるような情報は、いくらお金を積まれても秘密です。

また、サトルはしがない副業マンであり、裏技的な手法も持ってません。あくまで、出来る範囲で愚直にやっただけです。

前置きがかなり長くなりましたが、本記事では、昨今のせどらー増加と発信者叩き(に見える)動きを見て、なんだかなーと思ったので、サトルの考えを整理したものです。

タイトルにある「ランチェスター」は、すべてのビジネスの基本なので、サトルなりの解釈もお伝えしようかと思います。

大衆ウケを狙っている記事ではないため、乱文になることはご容赦ください。

せどりランチェスター

こちらが本コンテンツで伝えたい本質です。少し長いですが、無料なので気軽に読んでください。

サトルが取り組んでいるせどりを大別すると以下のとおり。

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新品せどりの欄にある【トレンド・刈り取り系】はライバルがやや多めですが、参入者が多い楽天ポイントせどりや、PS5やポケカ回収等の「マジモンのトレンド(語彙力…)」はやってません。

超レッドオーシャンでは「労働負け」する気しかしません。サトルの考える「労働負け」は、時給単価が本業を下回ることです。

あくまでも新品は【おもちゃ投資、廃盤寝かせ系】が主です。

サトルはハッキリ言って凡人なので、何をするにも「競合が少ない・強くない」手法を好みます。

他の人と違うことをしてカッコつけるわけではなく、競合が多い・強い市場で私が勝てるわけないからです。

新卒で就職する時も、できるだけニッチで、希少性が高い経験が積める場所を探しました。結局、同級生の多くが好んで入社したメーカーや銀行ではなく、肉体・精神共に厳しい世界であるITコンサルを選びました。

真正面から大手(せどりだと組織化してる方々)と戦っても勝てないので、真正面を避けて、自分が戦いやすい場所でやってるわけです。

中古やジャンクを弄りながら現金を増やし、新品せどりで仕入れた物を「資産」と捉え、投資せどりしている人なんて、まあ少数派ですよね。

大手が参入してこない、凡人でも勝ちやすい場所で勝負する

これは、とても有名な戦略論「ランチェスター戦略(ランチェスターの法則)」の、弱者の戦い方なんです。

「ランチェスター戦略」と聞くと、少し物々しい感じがすると思いますが、簡単に纏めると以下です。

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せどりで言う「強者」は、専業せどらーや組織化している方々です。「弱者」はサトルのような副業個人プレイヤーです。

簡単に比較してみましょうか。

【せどり「強者」の特徴】
・専業なので時間がある
・融資を受けたりでお金がある
・スタッフがいるため数を扱える
・経営者の繋がりで、旨い話も入りやすい
・だが、従業員の給与や固定費の支払いのため、常に売上を作る必要がある
【せどり「弱者」の特徴】
・副業なので時間がない
・資金に限りがある(専業ほど融資が受けられない)
・独りでやるため数を扱うと労働地獄
・だが、会社員の収入減があるため、無理に売上げる必要はない

「強者」と「弱者」は明確に違いますよね。

それなのに、Twitter上にいる「強者」に感化され、強者と同じことをしようとすると退場まっしぐらです。

強者をセラーリサーチし、同じ商品に相乗りして値下げを仕掛けると、それ以上の値下げを逆に仕掛けられ、資金の暴力で叩き潰されます。

逆に、自分が先に良い商材を見つけても、強者が渦巻く場所で強者と同じように勝負を仕掛けると、強者ならではの「組織力・資金力・実績」でパクられ(又は刈り取られ)てシェアを失います。

これはランチェスター戦略でいう「強者の戦い方」であり、弱者の差別化を圧倒的な力で無効化する方法(ミート戦略)です。

たかが「せどり」といえど、ビジネスの世界は弱肉強食です。肝に銘じておくべきですね。

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じゃあ「弱者」はどうすべきか?

ランチェスター戦略でいう弱者の基本戦略は「差別化戦略」です。詳細はググるか読書で調べていただくとし、以下の戦法があります。

【弱者の5大戦法】
①局地戦
②接近戦
③一騎討ち戦
④一点集中主義
⑤陽動戦

弱者は強者のフィールドで真正面から戦うのではなく、差別化してそこに集中すべきってことなんですね。

わかりやすい図がありましたので、引用させていただきます。

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(引用元 https://www.sbbit.jp/article/cont1/30015)

せどりに話を戻しましょう。

せどり強者がしていることって何でしょうね・・・

・卸業者から大量に安く仕入れる
・市場在庫を根こそぎ搔っ攫う
・組織化して店舗在庫を効率的に回収する
・利益率低くても数を売りまくる
・Keepa通知がきたら即仕入れ(日中の時間がある)
・アカウントを大量に作ってポイント荒稼ぎ、一個限定を買いまくり

こんな感じですかね。最後の2個は安易な例ですが、資金力と組織力、そして副業勢にはない「時間」を活かしていますよね。

ここでまた、サトルが取り組んでいるせどり表を持ってきました。

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「トレンド・刈り取り系」を除き、「強者」が積極的には参入しない分野を扱っています。

中古せどりは「ジャンク品」まで扱っていますし、専門知識が必要な高額機材を扱ったりと、組織化して効率的に稼ぐには向いていません。

中古は一点物なので、熱い商品を見つけても大量買いできませんし、高額であるほど商品のケアも大事になるため、効率が落ちていきます。

おもちゃ投資・廃盤寝かせに関しては、資金効率が悪い「凍死」と揶揄されます。

一方で、Twitterの投資界隈の常識は「余剰資金は投資しよう」です。

株とせどり商品だと即金性の面で異なる(せどりの方が即金性がない)のですが、投資せどりで1年寝かせた商品と、株を1年保有した場合、どっちが確実に儲かるかって考えも大事ですね(商品選定に依るので一概には言えませんが)。

この考え方も「強者」と「弱者」は明確に異なります。

強者は止まっている暇がないんです。強者は常に売り上げを作って資金を回さないといけないんですから。会社給与がある副業マンとは、住んでいる世界が違います。

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おもちゃ投資、特にLEGOについては、発信者が増えてきたため、手堅く稼げることが広く認知されました。

これにより参入者は増えましたが、ガチ勢が増えたかと言うと微妙かなと思います(群がりやすい商品は値上がりスピードが遅くなった感はあります)。

いずれにせよ、おもちゃ投資で得た知識・経験を活かし、おもちゃだけでなく扱う商品種類を増やすことで、差別化を図るよう取り組んでいます。

我ら「弱者」は、弱者なりの強み(焦って売らなくとも給与がある)を活かして、界隈の常識(高回転が良い等)と異なる動きをすれば、勝てる確率が上がってくるものと考えています。

だからサトルは局所戦(局地戦)を好みます。

強者が参入してこない分野で、目立たないが確実に稼げる手法を続けることで、退場せずにセコセコと資産を築き上げていきます。

勿論、強者のフィールドでもしっかり稼ぐ方々はいます。そんな方々を素直に尊敬しますが、サトルはそんな方々と肩を並べる程の能力はありません。

能力に自信がないから、能力の高い人が進んで参入して来ない分野で戦ってるんですね。

周りがヤンキーだらけだった中学時代。カースト上位はヤンキーだったので、彼らの標的にされないように表面上は見繕っていましたが、教室の隅で勉強しまくってました(笑)。勉強なら絶対ヤンキーに負けませんでしたからね。(へぼ過ぎるエピソード…)

何度も言いますが、我ら副業マンの圧倒的な強みは以下です。

・会社員給料がある
・固定費が低い

要するに、無理して稼がなくても良くて「稼げるまで待てる」ことなんです。

甘い考えでは稼げないのは事実ですが、少し視点をずらすと、副業マンの戦い方が見えてきます。

だから私は以下に取り組んでいます。

・やや手間が掛かるが利益率の高い「中古」
・資金ロックされるが、待てば値上がりする「投資型せどり」

強者と弱者は置かれている状況が全く違うので、弱者の戦い方を考えた結果、今のやり方に辿り着きました。

弱者は、とにかく勝てる場所への資源投入が大事です!

以下は殆どの経営者が読んでる本ですかね。

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www.amazon.co.jp/dp/453405579X

また、私は新品せどりをしてますが、新品せどりは参入障壁の低さはあれど難易度は高いと感じています。

特に、最も手軽にできる「電脳せどり」は、しっかり考えないと稼ぐのは難しいです。

以下の思考をフルで働かせ、データを取って定点観測し、慎重に考え先を読む「読みゲー」なので、初心者が気軽にやるにはちょい難しいですね。

廃盤なのか?廃盤の場合、市場在庫はどれほどあるか?自分以外に仕入れてる人はどれほどいるか?価格が上がってもニーズはあるか?再販あるのか?

現行品のセールの場合、全国的なセールなのか?価格はセール前に戻るか?市場在庫が枯渇し一時的な価格が上がっている場合、なぜ枯渇しているのか?しばらくこの状態が続くのか?等々

サトルは廃盤投資をしているため、目下、新品せどりを勉強しつつ実践中ですが、電脳せどらーはかなり優秀な人が多いので、初心者が何も考えずにやると痛い目に遭います。

サトルの新品せどり失敗談は、以下Tweetで700名以上の方に配付させていただきました。

もう個別にお渡しするのが面倒なので、ここにリンクを貼り付けておきますね。

情報発信について

いつの間にか使われていた用語ですが、Twitterで日常Tweetをあやまりせず、ノウハウ系を発信する人を「情報発信者」と呼ぶらしいです。

サトルもそっちの人間ですね。サトルのスタンスは以下(過去のウェビナー資料抜粋)となります。

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ご存知のとおり、サトルは有料コンテンツを販売しているので、どう考えても情報発信者です。

ただでさえ嫌われる「せどり」に対して、更に「情報商材」を販売しているので、私のことを良く思ってない方もいると思います。

現に発信者全体が叩かれるTweetもよく見ますしね。詐欺コンサルとかクソ商材とか炎上ネタは山ほどあるし…副業ブームに便乗した怪しいアカウントとかめっちゃ多いし…

情報発信について私が語ると最早ポジトークにしか思われないかもしれませんが、「せどり」は個人でやるには(労働力や資金力の面で)収益にアッパーがあるため、他の収益の柱を作るべく情報発信にも勤しんでいます。

2019年10月頃からせどり発信を始め、毎日発信してやっと2021年6月に5000名の方にフォローいただきました。1000名にフォローいただいた時の喜びTweetは以下↓↓

正直、サトルはTwitter頑張ってる割に運用はヘボいと思います。(simoさんとか当初は私よりフォロワー少なかった?と思いますが、物販の力も発信の力も比べるまでもなく惨敗で今ではダブルスコアで負けてます)

話が飛びまくってますが、情報発信については、内容がスカスカでないことを前提に、個別具体的なノウハウは有料にすべきと考えています。

承認欲求ほど危険なものはないかなぁと…

フォロワー増やしたいとスケベ心出して無料発信した結果、メーカー・お店・プラットフォームに対策され、儲かる手法が塞がれる可能性もあります。

人間の承認欲求は一番の毒なんですよね。私含め誰しもが強く持つ欲求だけに諸刃の剣。あと足を引っ張るのは無駄な正義感ですかね。

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承認欲求と無駄な正義感は、時に自らの首を絞めます…

せどり自体がグレーでかつ飽和すると一気に旨味がなくなるのに、オープンな場でドヤ顔発信したり、プラットフォームに通報したり…

Amazonの規制が厳しくなっているのは、実は自分たちの正義感のせいかも?

一時の感情に動かされ、自分で自分の首を絞める行為はやめるべきかなぁと…

無料情報についてのサトルの考え方は以下スライドに集約されています(過去のウェビナー引用)

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人は知識を備えていないことに行動を起こせません。「無知」は機会損失を招くため、私は本を読んだり、ググリ倒したり、実際に試して失敗したり、とにかく知らないことを減らすことに必死です。

私は知らないこと、気になることに対してお金を使うことに一切の抵抗はないので、業界の有識者がガンガン有料で発信してくれることを望んでいます。

最後に…

まとまりの無い記事ですが、お読みいただきありがとうございました。魂入れて書きましたが、乱文に違いはないので、記事内容に対するツッコミはノーサンキューです(笑)

Twitterを見てると消耗すると思いますが、自分がどう動くか、情報を受信してどう思うか、言語化すると案外道が開けるかもしれません。

私も沢山Tweetしたり、記事を書いていますが、すべて思考の整理に役立っています。

自分の人生の経営者は自分です。他人に振り回されず、自分でどう攻めるかを考えて行動すべきですね。

では、また。

サポート頂いた方の期待に応えられるよう、今後も有益な情報発信を行うための調査としてサポート金を使用させて頂きます。 そして執筆者として評価されたこと、大きな励みになりますので、価格以上の価値を感じられましたら、是非ともサポートお願いいたします。