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それではいつも通りの一句 ^^;(相変わらずの駄作)

いきなり裁判だの、解雇だの大きな問題になるわけではないけれど、日常の職場、上司と部下、同僚間でもモヤモヤするのが「有給使用問題」です。

ここで「そうそう」「うんうん」と頷いた方も多いはず。
懲戒を加える訳ではないけど、それだけに対応が難しいのが有給使用問題。

では、どういった有給使用問題があるか5つ見てみましょう。

 (1)周りに遠慮せず、好き勝手に有給を使用する社員
周りに遠慮せず、好き勝手に有給を使用する社員がいると、チームワークを乱し、他のメンバーに負担をかけます。

特に繁忙期や月次決算など締めのある仕事の時に有給を取られると、残された社員の業務負担が増加し、職場の雰囲気が悪くなります。

 (2)当日の有給申請
基本的に、当日の有給申請は会社として認めなくてもよいのですが、「まぁそれぐらいは大目にみよう」と当日の有給申請を容認することが多いです。

特に病気の場合です。
ただ、病気等で仕方がないと言っても、当日急に仕事の穴があくこともあり、管理者や所蔵部署で急な人員不足に対応しなければならなくなります。当然、当日の業務計画の立て直しが必要です。

これにより、効率が低下し、予期せぬ業務遅延が発生する可能性があります。「病気」とはいえども、当日の有給申請が多いと、職場の不協和音のもとです。

 (3)退職時のまとめ取り
退職時のまとめ取りは、企業にとって人員の負担、財務的な負担になります。有給休暇を長期間使わずに溜め込んだ社員が一度に大量の有給を取得する場合です。

現在、最大40日有給(仮に年5日を取得していなかったとして)をため込むことができるので、労働日数でいえば、約2か月社員はいないけど、賃金は発生する状態です。

法律的には、会社には、退職時のまとめ取りに拒否権は無いので、計画的に使用させておくのが得策です。

 (4)有給休暇の使用日数に不公平感
有給休暇の使用日数に不公平感が生じる場合、社員間の不満や不公平感が高まり、職場のモチベーションや士気に影響を与えることがあります。一部の社員が有給を十分に利用できずにストレスが溜まる一方で、他の社員が頻繁に休暇を取ることで、公平性に対する疑問が生じることがあります。

ありがちなのは(ここでは善し悪しは別です)お子様の行事やご病気で、有給を積極的に使用する方と、独身者でそれほど有給を使わない方、あるいは役職者で仕事が忙しく使えない方などで不公平感が生まれることがあります。

表にはでてこないけど、どうも理不尽に感じてしまう部分です。

 (5)特定の同じ日に有給取得が重なる
特定の同じ日に有給取得が重なると、その日の業務が滞る可能性があります。例えば、祝日の前後や長期休暇の直前に有給を取る社員が多い場合、一部の部署やチームでは人手不足により業務が遅れることがあります。

また、現時点ではパートの方、女性に多いのですが、お子様の学校行事などに関わっている場合、同じ日に「希望休」が出されることがあり、会社での調整が必要になることがあります。

 これらの問題に対処するためには、なあなあで進めている、有給休暇の取得ルールを明確にし、社員に周知することが重要です。

また、事前の申請や計画的な取得を促すことで、職場の円滑な運営と社員の満足の両立を目指すことが求められます。

 有給の使用自体には法律的に守られた強い権利ですが、その使い方、申請の仕方には、会社で評価の対象としてもいいのではと思います。

 それでは、また ^^ /


【今日の要約】「私は忙しいから、要点だけ読みたいっ」と、
お急ぎの方&せっかちな方^^; は、こちらをどうぞ^^

日常の職場でモヤモヤする「有給使用問題」には、以下のものがある

  1. 周りに遠慮せず、好き勝手に有給を使用する社員:他のメンバーに負担をかけ、職場の雰囲気を悪くする

  2. 当日の有給申請が多い:急な人員不足に対応しなければならず、業務の立て直しが必要

  3. 退職時のまとめ取り:長期間使わずに溜め込んだ有給を一度に大量に取得されると、人員と財務の負担

  4. 有給休暇の使用日数に不公平感:社員間の不満や不公平感が高まり、職場のモチベーションや士気に影響

  5. 特定の同じ日に有給取得が重なる:その日の業務が滞り、人手不足により業務が遅れる

これらの問題に対処するためには、有給休暇の取得ルールを明確にし、社員に周知することが重要。事前の申請や計画的な取得を促すことで、職場の円滑な運営と社員の満足の両立を目指すことが求められる。


▼今日の内容に関連して、音声配信もしています^^; 
自ら「ふくちゃん」という恥ずかしさ。。。^^;
あくまでお堅い仕事を払しょくし、親しみやすさを出す「キャラづくり」なのでお許しを。

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