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雨の日は嫌いだ。

雨の日が嫌いだ。

歩いてりゃ傘で片手は塞がるし
車は前が見づらくなるし、

そもそも濡れるし。

洗濯物は乾かないし、
気分も晴れないし、
外に出るのも億劫になるし、

そもそも濡れるし。

「雨が降る外の景色を見ながら、
 物思いに耽るのも悪くないね」

とかいう素敵な感性は持ち合わせてないし、
いやいや絶対晴れてた方がいいやんって
短絡的に思ってしまうし。

雨の日が嫌いだ。

野外フェスで大雨降りだしたら
「伝説のフェスだ」とかいうけど、

...いやいや絶対晴れてた方がいいやん!
前見えないし!
最悪中止になるかんね!

ずぶ濡れもいい思い出だねっていうけど
それは多分晴れててもいい思い出やで!

雨の日が嫌いだ。

雨というのは絵になる。

雨上がり、五月雨、雨夜の月
雨垂れ石を穿つ

急に風情が出る。

四字熟語なんて、

霖雨蒼生、黒雲白雨、晴耕雨読
五風十雨、風雨凄凄、夜雨対床

な。

何言ってるか分かんないけどカッコいいだろ?

雨後の筍

急に美味そうじゃねえかバカ野郎。


雨の日が嫌いだ。

雨の日は嫌いだ。

雨がつく曲はもれなくカッコいい気がするし

聞いてみると本当にカッコよかったりするから

雨ってやつは、ほんとにやっかい。





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