見出し画像

彼女は頭が悪いから

りらこさんのnoteで紹介されてたこの本を読みました。
Amazon unlimitedで。
内容紹介文から、辛い内容と知って読み始めました。
姫野カオルコさんは実際にあった事件の問題の核心は変えることなく、登場人物とその周囲の人間たちを想像力豊かに描いています。彼ら、彼女らは本当にそう思ってたのではと思えるくらい、感情表現にリアリティがありました。

私の読書感想を思い着くままに書きます。↓

男子大学生らはTop of Japanの優越感が、人間性を歪曲させてしまうのか、
学力の偏差値は高いが、人間性の偏差値はそれに反比例しているとしか思えない。
自分より偏差値の低い大学の女子を蔑み、人間扱いしない、最低な男子大学生たち、
そんな彼らを作り上げてきたその家族や背景も丁寧に描かれていました。

彼女は三流女子大生で庶民の娘だから、オレのカノジョじゃない(身体目当てでしかなかった)

彼らの家族は女子大生が「高学歴」に下心を持って、近づいてきてはめられたに違いない、
多くのネットの書き込みや、著名人まで、Top of Japan男子大学生を擁護する意見に溢れた。

私は彼らに
「ホンマに腹立つ〜‼️」
「くたばれ‼️」
と叫びたくなりました。

こんな、稚拙な感想文しか書けない私も、蔑みの部類側です。三流短大卒女子だし。
でも人間性偏差値は高いと自負しております。

本当に「頭が悪い」とはどういうことを指すのでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?