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フレッシュバター作り 構想編

こんにちは、深井です。作りたてのフレッシュバター
、を食べたことありますか?

我が家では時間に余裕のある休日の朝、息子が大好きなフレッシュバターを作ることがあります。
作り方はとても簡単で、牛乳と生クリームを入れてひったすら振るだけ。

情報収集編

先日、牛乳と生クリームが入った小瓶を両手に持ち、
全力で振ったところ、悲しいことに筋肉痛となりました。

これ、なんとか手軽で簡単にできないか。
見つけた課題はカイゼンしたくなる癖を抑えきれず、
まずは情報収集。牛乳とバターについて、調べてみました。

牛乳の中の水分に脂肪球がふよふよと漂っている。
バターとは、牛乳に含まれる脂肪球がひっついたもの。
脂肪球が大きいと牛乳の表面に浮いてくる。これを集めて生クリームやバターを作っている。残った下の部分は低脂肪牛乳として売られている。
脂肪球はタンパク質等の脂質球膜の内側にある(いくらみたいなイメージ?)

こんなかんじ?

牛乳と生クリームを混ぜて振り倒すと脂質球膜にキズがつき、脂肪球同士が引っ付いて生クリームやバターになる。
残った水分はバターミルクと呼ばれている。もちろん飲めますよ。
市販の牛乳は輸送中にバターにならないよう、脂肪球が1マイクロメーター以下に均質化(=ホモジナイズ)されている
→均質化されていないのはノンホモとして売られている。
 →1マイクロメーター以下だとなぜ引っ付かないんだろう?
なのでスーパーで売られている、ホモナイズされた牛乳だけを振ってもバターにならない
→ノンホモならバターになるのかな?
 →40分振り続けたらバターになるらしい。たぶん先に腕がもげる。

なるほど。脂肪球膜を傷付けて、脂肪球をくっつければいいのか。

試行錯誤編

思いつくまま高速ふりふりマシンの機構を描き、使わなくなったおもちゃの中からモータを取り出しました。

そして回したらブルブルと震えるように、重心をずらして重りをつけてみました。

完成。ちなみにスマホやポケベルがブルブルするも同じ仕組みです。

早速実験しようとした所(22時くらい)「作ったバターはどうするの?」と妻から的を得た質問。
確かに!と思い留まり、休日の朝に検証を行う予定です。

成功すれば筋肉痛になることもなく、しばらく待つだけでフレッシュバターが食べられる。
予測が外れたらまた構想して次の実験が出来る。
どちらに転んでも楽しめそうです👍

ちなみに回すとこんな感じ。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

プロトタイプを作るのがが大好きです。こんなの自動化出来ない?の質問があればご連絡をお待ちしております。

やめたいこと(引き算)を共有して、皆様と一緒に実験できたらこれ幸い。
ほなまたねー。

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