【認知的不協和】~自分の決定が正しかったと思いたい~
こんにちは、小学生でもわかるマーケティング講座です。
このnoteは、【大人になった僕が小学生の頃にマーケティングを学ぶなら】を想像しながら制作しています。
今回は「認知的不協和」について、解説します。
ほしいものを自分のお金で買ったとき、それって「買ってよかった!」と思いたいですよね、まさにそれが認知的不協和です!
1.認知的不協和とは
認知的不協和を分けて考えてみましょう。
認知とは「気づく」こと。
不協和とは「精神的に不安定な状態」。
つまり認知的不協和とは
ある好ましくない状態に気づいた際の不安な状態
のことです。
例えば
なにか買い物をしたときに
「値段に見合わない商品だったかもしれない、どうしよう」
と感じている時、まさに認知的不協和になっている状態です。
2.認知的不協和が起きるとどうなるか
認知的不協和の状態になると、協和状態(=精神的な安定した状態)に戻りたいという気持ちが働きます。
例えば
自分のスマホがお気に入り。でも、新シリーズの機種が出て気になる。
▲認知的不協和の状態
そんなときは新しい機種は「デザインがダサい!」「使い勝手がイマイチ!」などとケチをつけ、今のスマホを使い続けることを正当化!
▲協和状態へのUターン
つまり人は認知的不協和からは
【自分は正しいと思い込む事】
で解消しようとします。
自分は正しいと思い込んだこと、ありませんか?
それは認知的不協和を解消している行動かも。
3.クイズ:認知的不協和
以下の状況では、どのような心理状態が起きているでしょうか?
・あなたは「タバコは体に悪い」という知っている
・あなたは「タバコを吸っている」
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こたえ
このままだとタバコは悪いものと知っているのに吸いたいと言う認知的不協和の状態になってしまうので
「タバコを吸っていても長寿の人もいる、死ぬわけではない」
と自分のなかで正当化し、認知的不協和を解消している。
生活をしているといろいろな認知的不協和を見つけられると思いますよ!
今回はここまで、ほなまた!
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