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【フリーミアム戦略】とは”ここまで無料、もっとは有料”の作戦。

こんにちは、小学生でもわかるマーケティング講座です。

今回は「フリーミアム戦略」について、解説します。

1.フリーミアムとは

フリーミアムとは、無料の「Free」と、割増の「Premium」を掛け合わせた造語です。

フリーミアム戦略とは

無料でモノ・サービス体験してもらい、使い続けたいと思ってくれた方には、よりよい上位版の機能を有料でサービスを提供する作戦

です。

人はお金を払うことに対して、想像以上に心配しています。損したくないからです。

けれど無料であれば、もし自分に合っていないサービスだったとしても腹は立ちません。だから多くのユーザーが試してみてくれます。


試してみて使い心地が良かった場合は、今後も継続して利用したいとおもい、お金を出してもいいなとおもってくれる。


”最初無料→もっとは有料”


これがフリーミアム戦略です。

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2.フリーミアムとサブスクの違い

フリーミアムに似たものにサブスクリプション、通称サブスクというものがあります。

説明しますね。

▼フリーミアムとは・・・
無料で使える範囲以外の機能を利用する際に課金する※買い切りの場合あり

▼サブスクリプションとは・・・
サービスを利用する限り、課金し続ける(継続課金)


つまり

フリーミアムは無料で使える。

サブスクは無料で使えない。

※月額制などはサブスク


ただし、実際にはフリーミアム戦略を取るサービスでも、有料の機能を使い続けるには課金が必要といったサブスクの考え方を合わせたサービスも多いです。

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3.フリーミアム戦略の成功例

実際のフリーミアム戦略の例を見ていきましょう。

【radiko】
radiko.jp(ラジコ)は、スマートフォンやPCなどのデバイスでラジオを聴けるサービス、居住地域のラジオを無料で聴くことができます。

radikoは

・(Free)過去一週間のラジオをいつでも聴けるタイムフリー

・(Premium)居住地域に関係なく全国の放送が聴けるエリアフリー

を組み合わせています。

この仕組みが好きなアーティストや故郷のラジオを全国どこにいても聴けるというニーズにハマり、通常のラジオと差別化になっています。

まさにフリーミアム戦略の成功例。


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4.フリーミアム戦略を進めるうえで大切な事

ずばり

無料と有料の線引き

です。


無料の幅が狭いと、多くの方に体験してもらえません。

無料の幅が広いと、有料会員になりません。(無料が魅力的にかんじちゃうので)


どこまでが無料だったらうれしいか、お金を払えるか。

線引きは”生活者感覚”を基準にしてくださいね!


▼興味を持った方はこれ見たらもっと面白い。※「フリーミアム戦略」をはき違えちゃダメだよbyキンコン西野

https://note.com/entamelab/n/n813a1f82132d


今回はここまで。ほな!

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