富士通フロンティアーズ FUJITSU FRONTIERS

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富士通フロンティアーズ FUJITSU FRONTIERS

Xリーグに所属する富士通アメリカンフットボール部「FRONTIERS」の公式noteアカウントです。アメフトの魅力や選手が背負うドラマ、仕事に対する姿勢、支えてくれる人々の想いなどを発信していきます。

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「8」が似合うQBに QB#8濱口真行

6月2日の神戸ボウルでは出番がなかったものの、試合結果を受けて「負けたのは、何かを変えなきゃいけないということ。それぞれが今日のゲームで感じたこと、自分が何をしないといけないのか、パールボウル決勝へ向けて、また秋季シーズンに向けて、行動していきたい」と話すのは、QB#8濱口真行です。 チームに加入したばかりだった去年の神戸ボウルでは、要所でのパスと自らの思い切ったランプレーで存在感を発揮しましたが、1年経てば状況は変わるもの。今はさらなる成長が求められています。「自分の武器

    • LBとしてのリーダーシップを発揮したいLB#42前野貴一

       6月2日の神戸ボウルは、3−13と勝利を手にすることができませんでしたが、選手たちは試合を通じて自分に足りないものを再確認しました。試合後に、LB#42前野に話を聞きました。 「昨年よりはアサイメントの理解力は上がってきていて、焦ってプレーすることは少なくなったと感じています。ただ、アサイメントの理解力を上げるのは永遠の課題でもあり、まだまだ突き詰めていきたいです。今日のゲームでは、インパルスの早いオフェンスについていけず、自分の強みだと思っているプレーリード、スピード感

      • スターター獲りへ DB#22阿部裕介

        オフェンスとディフェンスで2つずつ、スペシャルチームでもタッチダウンを奪った5月25日のパールボウル準決勝。ディフェンスバックとしてスターターに名を連ねたDB#22阿部裕介に試合を振り返ってもらいました。「チームは良い形で勝利しましたが、個人的にはもっとできた部分があったと思っています。パスカットしたシーンも、あれはインターセプトしないといけないプレー。タックルも自分のところで止めきれていないプレーがあり、もっと基本に忠実に、貪欲にプレーしたいです」。 2年目を迎えたコーナ

        • 「伝えられることがある」今季はリーダーとしても活躍 WR#85松井理己

          5月25日のパールボウル準決勝では、合計5つのタッチダウンを奪い快勝。2014年以来となるパールボウル決勝へと駒を進めたフロンティアーズ。試合後にWR#85松井理己に話を聞きました。 「個人的にはもっと活躍したいと思っていますが、春シーズンはレシーバー全員が経験を積むことも大事なので、限られたプレー数の中でベストを尽くしています」と、この日はパスキャッチがなかったものの、4日のクリエイターズとのパールボウル1回戦ではタッチダウンをマーク。しっかりと役割を果たしています。

        「8」が似合うQBに QB#8濱口真行

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        • 選手コラム
          12本
        • 2022春季交流戦
          4本

        記事

          同期の主将と一緒にチームを盛り上げたい DL#9宮川泰介

          5月4日のパールボウルトーナメントでは、クリエイターズオフェンスを1タッチダウン、1フィールドゴールに抑えたフロンティアーズディフェンス。試合後にDL#9宮川に話を聞きました。「個人的には今日のパフォーマンスは60点くらい。今年5年目ですが、怪我なく無事に初戦を終えることができたのは、2回目くらいなので、そこは良かった点。チーム全体では反省点が多かったですが、まずは勝利できたのは良かったと思います」 5年目を迎えた今季はリーダーとして日本一を目指します。「今までは自分のプレ

          同期の主将と一緒にチームを盛り上げたい DL#9宮川泰介

          2024年シーズンは主将として戦う OL#64大久保壮哉

          2024年シーズンの初戦を白星で飾ったフロンティアーズ。試合後に今季よりキャプテンを務めるOL#64大久保に話を聞きました。 「新チームの初戦に勝利できて良かったです。キャプテンとして迎える初めての試合ですが、そこはあまり意識せず、自分も試合に出るので、目の前の相手に勝つことを考えていました」と、緊張はなかったといいます。 それでもキャプテンとして初の試合。試合前にはハドルの真ん中に入り、チームメイトを鼓舞しました。「キャプテンになった時から覚悟を決めていたので、胸を張っ

          2024年シーズンは主将として戦う OL#64大久保壮哉

          今季は不完全燃焼!? DL#53髙橋孝綺

          1月21日のドリームジャパンボウルは、フロンティアーズから全日本選抜チームに24名の選手が選出され、10−5で全日本選抜が勝利しました。試合は序盤に全日本選抜が先制し、その後はアイビーリーグ選抜の攻撃を抑えるディフェンシブな展開に。3Qには自陣1ヤードまで迫られますが、タッチダウンを許さず勝利につながりました。 そんな試合をDL#53髙橋はこう振り返ります。「試合を通してローテーションに入って出場しましたが、不完全燃焼でした。1対1で勝ちきれず、やられてしまった部分が多かっ

          今季は不完全燃焼!? DL#53髙橋孝綺

          ランとわかっていてもプレーを出すのが僕らの役割 OL#74町野友哉

          1月21日のドリームジャパンボウルは、全日本選抜がIVYリーグ選抜を10−5で下し、昨年の屈辱を果たすとともに、日本が米国チームから記念すべき初勝利を飾った試合でした。なかでも注目されたのがライン対決。オフェンスラインのスターターだった町野に試合後に話を聞きました。 「学生とはいえサイズがあって気持ちも強く、タフな試合になりました。それでも、オフェンスラインとしてフィジカル負けせずフィニッシュできたのは、勝利に貢献できた部分だったと思います」 オープニングシリーズで先制を

          ランとわかっていてもプレーを出すのが僕らの役割 OL#74町野友哉

          チームを勝たせるのがQBの役割 QB#18高木翼

          3連覇を達成した第77回ライスボウル。一つひとつのプレーの積み重ねが勝利につながり、印象的なプレーもいくつも飛び出しました。そのひとつが、4Q残り5分11秒からのオフェンスシリーズでしょう。すでに6点をリードしていて、残り時間は5分。すぐにでも攻撃権を奪いたいインパルスに対し、時間をコントロールしながらボールを進めたいフロンティアーズは、連続でランプレーを試みますが、2プレーでゲインは1ヤード。サードダウンは9ヤードが残ります。 そのサードダウンでは、QB#18高木からWR

          チームを勝たせるのがQBの役割 QB#18高木翼

          勝負を決めたスペシャルプレー

          1月3日の第77回ライスボウルで3連覇を達成したフロンティアーズ。MVPには#4サマジー・グラントが選ばれました。この日は、ランで13ヤード、パスでは52ヤードを獲得。そして、4Qの決勝点となったタッチダウンでは、ボールをキャリーすると、エンドゾーン右奥へ走り込んだ#11木村へとタッチダウンパスを決める活躍を見せました。 このプレーは、セミファイナルが終了してからライスボウルに向けて準備してきましたが、練習では1度も成功しなかったそうです。それでも「チャンスが来たらコールし

          勝負を決めたスペシャルプレー

          「絶対にランを出す(ゲインする)」と力を入れ直し OL#64大久保壮哉

           どちらが勝つか、最後まで分からなかった12月10日のセミファイナル。オービックシーガルズに先制を許したものの、1Qで同点に追いつき、そして逆転。後半に入ると、シーガルズに追いつかれたものの、タッチダウンで再びリードしますが、最終Qにタッチダウンを奪われて試合終盤に振り出しに戻ります。  そして決勝点となったのが、4Q残り6分39秒からのオフェンスシリーズでした。前半は抑えられていたランプレー中心に攻め込むと、タッチダウンとなったプレーもインサイドを突破してのランプレーでし

          「絶対にランを出す(ゲインする)」と力を入れ直し OL#64大久保壮哉

          1月3日も普段通り全力で楽しみたい DL#95宇田正男

          接戦だった12月10日のシーガルズとのセミファイナル。両チームの全力プレーは、とても見応えのあるものでした。なかでも前半にシーガルズがギャンブルに出たシーンは、多くの方が印象に残っているのではないでしょうか。 2Q、残り時間はまだ10分以上残っていました。シーガルズオフェンスはゴールまで9ヤード、ファーストダウン更新まで1ヤードのフォースダウンでした。シーガルズはサードダウン同様にQBがボールを保持して、ファーストダウンの更新を狙ってきます。ラインの押し合い、真っ向勝負の結

          1月3日も普段通り全力で楽しみたい DL#95宇田正男

          セミファイナルの目標はターンオーバー3つ! DB#29林奎佑

          11月19日の東京ガスクリエイターズ戦は、逆転した後もずっとワンポゼッション差で試合が進みました。ディフェンスにとって厳しいフィールドポジションも少なくなく、気の抜けない展開が続きました。そんな中、4Qでパスインターセプトを決めて、この試合のチームMVPに選ばれたのがDB#29林です。 「なかなか攻めきれずに厳しい展開が続いた試合。課題は出ましたが、フィールドポジションのわりには、ディフェンスが粘れたと思います。今季は、ここまで目立ったプレーができず悩んでいましたが、今日は

          セミファイナルの目標はターンオーバー3つ! DB#29林奎佑

          逆転のタッチダウンも課題は山積み RB#28香川将成

          11月19日の東京ガスクリエイターズ戦は、フィールドゴールで先制されたものの、2Qにタッチダウンを奪い逆転。その後、3Qにフィールドゴールを決め10-3で勝利しました。その逆転のタッチダウンを決めたのがRB#28香川です。「タッチダウンのプレーは、この試合に向けて準備してきたプレー。オフェンスラインを信じて、しっかりと道を開けてくれたのでエンドゾーンまで行くことができました。今日のゲームは急遽出場したのですが、準備をしていたので、そこに焦りはありませんでした。ただ、やってきた

          逆転のタッチダウンも課題は山積み RB#28香川将成

          まだまだ上昇中! DL#90藤谷雄飛

          11月5日のビッグブルー戦で印象に残ったプレーといえば、この試合のMVPを獲得したLB#50海﨑のファンブルリカバータッチダウンでしょう。ディフェンスライン陣がタックルしたところで、キャリアーからボールを奪って90yを走り抜きました。そのプレーでタックルにいっていたのが、DL#90藤谷です。「僕はセカンドタックルくらいかな。あれは海﨑の個人技。ただ、皆が自分のやるべきことをやった結果だと思っています」と、プレーを振り返ります。 今季は怪我をしないことを第一のテーマにしていま

          まだまだ上昇中! DL#90藤谷雄飛

          逃げずに真っ向勝負 OL#60山下公平

          11月5日のビッグブルーとのリーグ最終戦は、1Qからオフェンスが機能。ランでリズムをつかむと、1Q3つのタッチダウンはすべてパスで奪うなど、フロンティアーズらしい攻撃が見られました。試合後にオフェンスラインのセンター#60山下に話を聞きました。 「事前のスカウティングから、激しいディフェンスで、ブリッツも入ってくることがわかっていました。そこに真っ向から、逃げずにいこうと試合前から話していて、それができたのは良かったですね。ランプレーが出たのは、ランニングバックやレシーバー

          逃げずに真っ向勝負 OL#60山下公平