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子どものお小遣いが「稼ぐ脳」を奪う!

将来子どもが起業家精神を持てるように、小さいうちから行っておきたい簡単な教育法をお伝えします。
お金の感覚は小さい頃から養うことが鉄則ですので、大人社会と同じ経験をさせましょう。

今回はお小遣いについてです。

一か月のお小遣いはいくら?

子どもが小学生くらいになってくるとお小遣いをあげる家庭も増えてくると思いますが、もしあなたが子どもに毎月決まった金額のお小遣いをあげているなら、それはとても危険なことかもしれません。

毎月決まった金額を子どもに渡していると、子どもは何の苦労をしなくてもお金を手に入れられるという感覚が当たり前になってきます。
すると「お金は労働の対価」ということを染み込ませる大切な時期を逃します。
楽して手に入れたお金の感覚は長いこと記憶に残りますので、一刻も早くお小遣い制度を廃止してください。

お小遣いを「あげる」から、対価を「支払う」へ

大人社会では、お金は労働に対する対価として支払われることが常識ですが、子どもだからという理由で一定額決まったお金を渡し続けていては、「お金は稼ぐもの」という感覚が身に付きません。
小さい頃から「労働に対しての対価教育」を始めていれば、お小遣いの概念自体がありませんので、労働が当たりまえになるのです。

祖父母による不意のおもちゃ等のプレゼントに対しては、事前に打ち合わせをしておき、手伝いへの報酬として手に入ったものと思わせるようにし、無償で物がもらえることはないと心得させます。

もし子どもから賃上げ交渉された場合でも、お手伝いの量や質の向上を求めるなど、実社会と同じように対応しましょう。

親が徹底する

学業が忙しく手伝いをする時間が少ない場合は、1回のお手伝い当たりの単価を上げます。
どんな方法であれ、労働に対して対価が支払われたという事実を作ることに徹底しましょう。
初めはかわいそうに感じることもあるかもしれませんが、子どもの稼ぐ脳教育は、親のしつけや周りの環境が99%です。
途中でやめてしまっては意味がないので、一度決めたら最後までやり通しましょう。

今回は、起業家精神を育むための基本である、お小遣いを廃止するというお話でした。


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