私を私としているもの

"その人らしさは能力ではなく感情にある"



私の座右の銘になりそう。


↑『認知症の母と脳科学者の私』昨日偶然観たNHKスペシャルでの恩蔵絢子(脳科学者)さんの言葉。


脳科学者は科学を扱う方で、論理的な言葉をお持ちなのだと勝手な印象を持っていたが、すごく言葉の言い回しが感覚的で、すごく惹かれた。

もっとこの方の言葉にならない言葉を
知りたいと思った。

とりあえず再放送を録画予約済み。




私は自分の感情がわからない。受け取ることも表現することも苦手だ。


認知症である恩蔵さんの母に、
自分を置き換えずに見ることはできなかった。


記憶や高次的な感情を失ってしまうと、母ではなくなるのではないかという心配。


感情がわからない、表現できないという私の悩みにすごく似ていた。だから引き込まれた。


感情がわからないのなら、受け取れないのなら、私は私ではないのか。

 

自我歴3年ちょっとの私には
そういう不安、焦り、絶望感が潜在している。


それに気づいたのもここ数年のこと。





でも

今の会社に入社する前日の夜。
眠れない夜。 

私の気持ちは確かに私が受け取ってるはずで、
それがいつ花を咲かせるかはわからない。


だけど、その日の自分にすこしの希望を抱きつつ日々を過ごすしかないのだと。


なんだか自分を受け入れられる瞬間に出会えて

涙が止まらなかった。

すごく涙。




昨日はその日の夜に、とても似ていた。

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