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投稿を休もうとして、思い直した理由

毎週投稿、休もうかなあ。

1日サボると教師にわかり、2日サボると自分にわかり、3日サボると観客にわかる

ん?

でも、私の場合、毎日投稿じゃなくて、毎週投稿だから1週くらい休んだところで何の問題もないと思いますが、

買ってでも努力する人が、才能のある人の生き方です。

どう考えても私に才能があるとは思えませんが、しかし、書いたものを読んでいただくことは本当に嬉しいことで、もっと「いい話を書こう」とか考えることはあります。絵を描く場合はどうですか?

「いい絵を描こう」などと思っている限りは一筆も手が入りませんでした。

そうか、私の文章が捗らない原因もそれかもしれません。それじゃあ、どういう心持ちでいればよいのでしょうか?

初心に戻り、今、絵が描けることの幸せにただ立ち返った時だけ、筆が進みました。

なるほどね、私も初心に戻り書いてみますが、それでもダメだ、スランプだ、ということもありますよね?

巨匠といわれる人のどこが偉いかといえば、数知れない不調、つまり世の中でいうところのスランプを乗り越えてきたからであって、自分に負けない生き方をしてきたところに私たちが見習う点があります。

はあ、そういうものですか、でも、私みたいな挫折した何の取り柄もないような者が今更頑張ってみたところでねえ。

スランプと同様、私は毎日毎日、挫折していると感じています。言い換えれば、毎日がスランプ、毎日が挫折です。毎日スランプと挫折を味わい、そこから立ち直るのが私の毎日の画業です。

えっ、もっと、建設的に計画的に綿密に絵に取り組んでいるのかと思っていました。

作品がすんなりとうまく行くことはまずありません。どうしよう。変なことになってしまったな、困った、となって初めて自分自身に火がつきます。火事場の馬鹿力で毎日を乗り切っています。

その経験が次に生かされるわけですね。

過去の経験は生きません。成功例も失敗例も生きません。毎日が初めてなのです。


そういうものですか、創造っていうのは・・・
描く悦びっていうのは。


(私との仮想対話として引用したのはすべて千住せんじゅひろしさんの次の著書です)

以上、

投稿を一週間休もうと思いながら、amazon kindle unlimitedで数冊ななめ読みしていたところ「日本画を描く悦び(光文社新書)」という本に出会い、休まずに絵を描くことと同様に、投稿も続けてみることの重要性に気づきました。

また、絵画や音楽や文学について関連付けて思考する千住博さんにあこがれます、その十分の一くらいでも分かるようになってみたいと思ったのでした。

軽井沢にある千住博美術館もいいですね。

投稿を続けるのって難しいことだけれど、

愉しい。


読んでいただき、ありがとうございます。


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