問題解決の罠

本来の自分を思い出す時はいつも一瞬だ。

摂食障害も、鬱も、息子のアトピーも、全部その場で一瞬で治った。

何が本来の自分からズレていたのか、本来の自分の立ち位置から見た時にだけ、本当に理解することができる。そしてその時に問題は消える。

「困った自分」もしくは「困った状況」をどうにかしたい、どうにかしよう、どうすれば、、という視点になっている時は間違いなくズレている。ズレてるんだけど、その立ち位置からはズレてることが実感できないし、その立ち位置からは解決することができない。

どうにかしたい、どうにかしよう、こうなったらいいのに、、のその先に何があるのか。

解決したら、解決した自分で本当は何がしたいのか？

その、本当にやりたかったことを、今この瞬間、諦めてやってしまうのだ。解決してないままで。解決することを諦めて。

その「解決しようとしてた何か」こそが、本来の自分を生きないための罠、自分で作り出した罠だったと毎回気付く。

そしてもはや解決なんてどうでもよくなった時に、それは解決してしまうのだ。