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超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!

今回のセミナーでは経済政策における拝米主義は、
間違いである。日本は自滅することの説明。
最近40年間のアメリカ経済は、少なくとも6割の国民は、
実質所得と生活レベルが低下している。
10年ぐらい前に、FED(連邦準備銀行)は最近30年間で9割の国民は
実質生活レベルが低下してきていると報告。
経済学者によって、統計の取り方が違うので6割、8割と数字は違ってくる。
トップ0.1%、0.01%は巨額の富を得ている。
貧乏な人で数百億円、数千億円、
凄くお金持ちの人は、数兆円から数十兆円の資産がある。
数兆円ある人は、毎年数兆円づつ増えていっている。
先進国・中進国のなかでアメリカの貧富の差は世界最悪。

この貧富の差は意図的に作った政策である。
政治家と有力な経済人、多数の経済学者がこの政策を取った。
今のアメリカは表面的には、民主主義をやっているように見えるが、
ごく一部(0.1%)の特権階級に富と政治権力が集中するような
体勢になっている。

これを政治学者、経済学者はオリガーキ(Oligarchy):
独裁政治的状態になっていると言っている。
課税率:誰が税金を払っているのか。
アメリカは中産階級が税金を払っている。
トップ20人に焦点を当てると、どれだけ資産が増えても課税率は1~2%。
金持ちになればなるほど課税率が低くなっていく体勢である。

アマゾンのジェフ・ベゾス、テスラのイーロン・マスク、
ウオーレン・バフェット、乗っ取りで有名なカール・アイカン、
ジョージ・ソロス、フェイスブックのザッカーバーグなど財産が何兆円、
何十兆円あろうとしばしば、
所得税を一度も払っていない状態である。
高額な会計士に課税されないように財産を分類させている。
最大の原因は、収入を現金で受け取るか、株で受け取るかの違いである。

簡単な例が自社株買い。
財団を作り、そこに資金移動をする。
中産階級は、連邦所得税、州所得税、住民税等20数%~30数%払っている。
1978年ぐらいから現在まで
労働生産性80数%上昇、国民の実質所得は4~5%しか上昇していない。
1940年代から1970年代までは、
会社の利益はは労働者と株主に配分されていたが、
クリントン政権からウオール街に儲けさせる政策を取り入れだした。
いわゆる株主最優先主義にし、従業員の賃金は抑えたほうがいいという
政策にした。意図的に賃金を押さえつけた。

-中略-

ロビイストと下院議員、上院議員との関係。
下院議員の7割、上院議員の9割はロビイストのために仕事をしている。
何万ページもある予算法案は誰も読まない。
これが40年間続いている。

(これで軍産複合体の暗躍がよく理解できる内容:フランク)

-中略-

サンダース議員は社会党員であったが民主党大統領予備選にでて、
白人票はヒラリーに勝っていたが、南部の黒人票をヒラリーが取り
ヒラリーが2016年の大統領選挙に出た。

2016年の時点で白人はアメリカの政治家とマスコミに騙されている
と気が付いた。
こんなに貧富の差が広がるのはおかしいと気が付いた。
アメリカ全体の所得がどれだけ増えても、
その増収分の95%がトップ1%に吸収されるのはおかしいと気が付いた。

-中略-

トップ0.1%が政府の政策を決めているだけでなく、
マスコミとシンクタンクと政治資金ネットワークと金融業の70-80%を支配している。
この0.1%のなかのイスラエルロビーがこれらを支配しているので、
イスラエルロビーが実質アメリカを支配していることになる。

アメリカの戦争政策、外交政策にも影響が出ている。
ブッシュ政権の湾岸戦争、クリントン政権時代で
ネオコンに大量の資金をだしているのは、ウオール街の金融業者。

-中略-

このオリガーキをデイープステイトと呼んでもいい25:51~

デイープステイトは0.1%と直結していて、ネオコン、イスラエルロビーと
一緒に働いて軍産複合体を仲間に入れてFBI,CIAのトップの連中と
戦争政策も支配するようになった。

アーミテージ、アフガニスタン、イラク戦争、-中略-

政治資金規正法はアメリカにもあるが、
2020年に使われた政治資金は2兆円の資金が使われた。
この2%のみが管理され、残り98%は政治資金規正法に適用されない。-中略

ブルームバーグは1800-20000億円の政治資金を使ったが、
次の年には彼の財産は1兆円増えていた。
ザッカーバーグは700億円の政治資金で、会社の時価総額は7兆円に増えた。

-中略-

ここ30年間で貧富の差をどんどん拡大していった結果、
アメリカの政治は徹底的腐敗した。

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