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地図で見るバイデンの紅海での失敗

2024年05月03日(金) 
https://www.zerohedge.com/geopolitical/bidens-red-sea-failure-shown-one-map

米国主導の海上連合、
プロスペリティ・ガーディアン作戦は、
(Operation Prosperity Guardian)
紅海南部の重要な航路を完全に確保し、
イランに支援されたフーシが
バブ・アル・マンダブ海峡付近で
無人機やミサイルで商業船を攻撃するのを抑止することに、
まったく失敗している。

数日前、我々は2隻の船舶が紅海南部で攻撃され、
1隻が損害を受けたと報告した。

4月29日のタイムスタンプが押された別の映像では、
フーシ派と思われる勢力が、
激しく争っている海域のばら積み貨物船に向けて
自爆ドローンを発射している。
テロリスト集団は11月中旬以来、
パレスチナ人と連帯して欧米諸国や
イスラエルに関連する船舶を狙っている。

我々は45日前に
「LNGタンカーが紅海から依然不在」と題するメモを発表したが、
今日に至るまで、欧米を仕向地とする液化天然ガス船は
この重要な航路から姿を消している。
これはバイデン政権の弱腰外交政策の直接的な結果である。

一方、先月末には、
16の海事産業団体とソーシャル・パートナーが
国連に宛てた公開書簡に共同署名し、
海上交通の要衝が封鎖されつつあるとして緊急支援を求めた。
世界が危険な多極化状態に陥りつつある今、
このような事態は驚くべきことではない。

シーインテリジェンスの創設者であるアラン・マーフィーは
今週のブルームバーグのインタビューで、
「もし紅海の危機を長期的に安全に解決できたとしても、
実際にスエズを安定したネットワークが再び通るようになるまでには、
6カ月から12カ月はかかるだろう」と語った。

大海原を取り締まるアメリカの能力は、
惨めなまでに失敗している。
プロスペリティ・ガーディアン作戦の失敗は、警鐘を鳴らすべきだろう。

100万ドルのミサイルが
100ドルのドローンを迎撃しようとするとき、
アメリカにとっての戦争の経済学は意味をなさない。


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