見出し画像

エキナセアが、有益な腸内の善玉菌を増やして免役機能を改善するとした研究

2024年2月6日 
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9849568/

森のこかげ エキナセアティー (1.5g×80p)
(残留農薬検査済) オーガニック原料使用
ティーバッグ ハーブTB
¥1,949 税込 個あたり¥24(¥24 / 個)

免疫抑制されたアヒルの腸内細菌叢に対するエキナセアの効果

ncbi.nlm.nih.gov 2023/01/05

Effect of Echinacea on gut microbiota of immunosuppressed ducks

概要

導入

免疫抑制により動物は
感染しやすい状態になり、
腸内細菌叢のバランスが崩れ、
病気のリスクが高まり、
農場に深刻な被害をもたらす可能性がある。

エキナセアは
さまざまな方法で免疫調節効果を発揮するが、
腸内細菌叢に対するその影響は不明だった。

メソッド

実験では、
免疫抑制されたアヒルの腸内細菌叢に対する
エキナセア抽出物 (EE) の影響を
16s-RNA シーケンスによって調査した。

結果

結果は、
エキナセア抽出物が
免疫抑制されたアヒルの体重増加を有意に改善することを示した。
また、免疫器官指数も増加し
血清中の TNF-α および IFN-γ および IL-2
(※ 3つとも免疫作用に重要なタンパク質)のレベルも
上方制御された。

滑液包の病変が、
脾臓や胸腺と比較して明らかだったアヒルは、
エキナセア抽出物グループの治療後、
滑液包のリンパ球数は健康なレベルに戻り、
病変は大幅に改善された

多様性分析では、
どちらの α多様性指数
(※ 微生物群集構造の多様性。この場合、種類ではなく
腸内細菌の全体量を示していると思います)も
有意差を示さないことが示されたが、
しかし、エキナセア抽出物群は
対照群と比べて健康群に近い傾向があった。

β多様性分析により、
健康なグループと免疫抑制されたグループの間で
サンプルが高度に分離されていることが明らかとなった。

配列決定の結果は、
デキサメタゾン治療群における
プレボテラ属および プレボテラ属 _UCG_001
(※ どちらも主要な常在菌)の相対存在量が有意に高いことを示し、
これはデキサメタゾン誘発性免疫抑制の
潜在的なバイオマーカーである可能性がある。

エキナセア抽出物グループは、
アッカーマンシア属、バクテロイデス属、アリスティペス
(※どれもいわゆる善玉菌と言われる細菌)の
相対存在量を増加させ、
メガモナス属、レンサ球菌、
およびエンテロコッカス属の相対存在数を有意に減少させた。

結論

エキナセア抽出物が
免疫抑制されたアヒルの発達を改善し、
腸内の有益な細菌属の量を増やすことによって
腸の免疫機能を調節することが示された

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?