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ドイツが直面する資本流出は「前代未聞の規模」

2024年05月05日(日) 
https://sputniknews.jp/20240505/18330998.html

ドイツ最大野党のドイツキリスト教民主同盟」
フィリードリヒ・メルツ党首は、
同国で起きている資本流出は「前代未聞の規模」だと指摘した。
メルツ氏はターゲス・シュピーゲル紙からのインタビューに
こう語っている。

「ドイツ経済は強力だ。
だが、その中にも弱い面はあり、
それを首相(編集:ショルツ氏)は後回しにしている。
例えば、前代未聞の規模で起きている資本流出がそうだ」

メルツ氏は、
ドイツ国民は「心理的には」経済そのものより、
はるかに酷い状態に置かれていると指摘している。

ブルームバーグはこれより前、
ドイツは多数の企業が閉鎖し、
米中との競争に敗れていく中で、
おそらく今、世界の工業超大国として終焉の日々を迎えているが、
これに最後のとどめを刺したのが、
ロシア産ガスの供給停止だったとする記事を書いている。

ドイツでは3月末、
独のジャーナリストのヴォルフガング・ミュンハウ氏は
反露制裁とロシアに反してウクライナを支持したことにより
ドイツ、EU諸国の経済は
深淵の際に立たされたとする記事を著している。

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