見出し画像

個別プログラミング教材・学習サービス、Lilac(ライレック)の先行教材販売: マークアップシリーズの本を販売開始しました

どうもー、ドイツでフリーランスのフルスタックエンジニアと、個別プログラミング講師をしています、Arisaです。

この度、マークアップ言語シリーズの本を販売開始しました🎉!

長らく、何かまとまったベストな方法で教材を販売する方法がないものか、探しながら教材を少しずつ作っていましたが、最近、Zennという技術者向けのマークダウン方式でドキュメントを本として販売したり、記事を投稿することのできる、エンジニア向けnoteのようなサービスができているのを発見。

とても美しいUI/UXで、マークダウンでテキストエディタから編集ができてしまうので、気に入っています。

本として、有料コンテンツを美しいドキュメントの形式と構成で販売することができるので、一部の作成済みの教材を、販売してみることにしました。

短編集のような感覚で、1冊15分〜30分で読める、マークアップ言語を習得するための、初学者向けの本を、シリーズで提供することにしました。

マークアップ言語シリーズ: Lesson 0 Visual Studio Codeを導入してみよう

画像1

マークアップ言語シリーズ: Lesson 1 HTMLの基本

画像2

マークアップ言語シリーズ: Lesson 2 CSSの基本

画像3

マークアップ言語シリーズ: Lesson 3 並列、float

画像4

マークアップ言語シリーズ: Lesson 4 並列、Flexbox

画像5


マークアップ言語シリーズ: Lesson 5 オブジェクト指向CSS(OOCSS)

画像6

NEW!✨
マークアップ言語シリーズ: Lesson 6 CSSグリッドレイアウト

画像7

これから残りのマークアップ言語シリーズの本を追加していく予定なので、マークアップ言語シリーズが終わったら、JavaScriptシリーズ、webサイト公開手順マスターシリーズ、Githubマスターシリーズ、Reactシリーズがリリース予定です。

独自教材販売、マンツーマンプログラミング学習サポート提供サービスで販売する前の、先行教材販売

今も、個別プログラミング学習サポートの提供はしていて、担当している受講生もいて、サービス自体の提供はしているのですが、教材と、サービス内容の大幅リニューアルを予定しています。

そして、今までは、講師としても運営としても関わってきた、オンラインプログラミングスクールのプラットフォームで教えていたのですが、そちらはサービスが終了してしまったので、個人で教えるプラットフォームを開発中です。

この独自のプラットフォームでは、基本的には、教材をオンラインで購入できて、自分で読み進めていきたいタイプの人は教材購入で進められて、教材プラス、マンツーマンで購入した教材をもとに教えて欲しいという人には、私がメンターで週1の通話とチャットサポート、コードレビュー をするというもの。

-利用タイプ 1:
リーズナブルに教材を自分で読み進めたいタイプ
→ 教材購入のみでOK

- 利用タイプ2 :
教材に基づいて、個別プログラミング学習サポートで進めたいタイプ
→ プレミアムプラン
(教材 + 講師による週1回通話、チャット、コードレビュー )

実はサービスの名前も決まっています。

Lilac(ライレック)です✨

まだロゴも決まってませんけどね 笑

名前を決めるのにも、本当に時間がかかり、そこで煮詰まってたのもあるんです  笑

基本的には、テキスト形式の教材を、読めば補足なしでもわかりやすいように、なるべく詳しく丁寧に最新技術を取り扱っていることを売りにします。

マンツーマンプログラミング学習サポートのメンターをしていて、唯一の悩みは、担当できる受講生の人数に限りがあること。

個人で教えているので、これはどうしても仕方のないことなのですが、人数オーバーでやむなくお断りをしたり、waiting listでお待ちいただくのも、心苦しかったんですね。

今必要な時に勉強したいという、意欲が最も高いタイミングを逃したくないわけです。

そこで、テキスト教材販売と、プレミアムメンバーには、販売している教材を使った個別マンツーマン学習サポートの提供を行うことを、思いついたんです。

受講生にも、様々なタイプの方がいて、自分でテキストを読んで進められるタイプの人や、普段の仕事が忙しいので、メンターとの面談時間を使って取り組む時間を確保したい人まで様々です。

そのすべての層に、満遍なく、取り組みやすい形で取り組んでいただける形式を提供するのが、私が今プラットフォームを開発しているLilacです。

その教材の一部を、先行でプラットフォームができるまでは、Zennで本として販売を行うことにしました。

Lilac(ライレック)を1年くらい温め続けてきた理由は、教材構成

実は、このLilacのコンセプトや、一部教材は去年くらいからできていたのですが、煮詰まっていました。

理由は、教材の構成です。

フロントエンドで1つのコース、どーん!、マークアップで1つのコースどーん!と、1つのコースのボリュームが大きいと、マンツーマンサポート利用のみならいいのですが、教材単発購入のユーザーにとっては、購入はしたものの、手付かずという状態になるのではないかと、懸念があったからです。

よく英語圏のエンジニアが個人で販売しているプログラミングコースでは、まるっとフロントエンド一式、ライブラリ、フレームワーク一式を1つのコースとして提供する、ボリュームの多いコース形式が一般的です。

私もよく彼らのコースを、自分の勉強と、サービスを作るためのリソースとして購入して取り組むのですが、最後まで終えられたコースは、そこまで多くないように思います。

そして彼らの形式は、動画教材がほとんど。

動画の教材は私も好きで、さくっとどんな技術なのか見たい時や、新しい技術を短期間でさらうのには使いますが、一度作成されれば、あまり更新されないのです。

理由は簡単。

あとで編集をするのに、テキストとは違い、収録し直して編集も加える必要があり、時間がかかるのです。

その点テキスト形式であれば、修正が非常に簡単。

そして、動画は、特定の見直したい場所に戻るのに不便ですが、テキストであれば、探し回らなくてもすぐに何度でも簡単に見直すことができます。

プログラミングスクールで、メンター制度のあるスクールも、確かにテキスト教材を提供しているものがほとんどですが、教材内容が古いというものをたまに見かけます。

メンターの講師の方が、「ここは古い内容なのでこっちが最新です」と補足をすることに任せてしまっていてはよくないと思うのです。

なので、Lilacでは、教材構成に時間をかけましたが、以下の構成で今のところは固まっています。

- 1つの教材のボリュームが少なく、読み切りやすい
- 動画と違い、見直したい内容にすぐにたどり着ける
- テキスト教材ならではの編集しやすさを生かし、随時、最新の内容に更新

Lilac(ライレック)の売り

上記に加えて、Lilacそのもののサービスの売りは、こんな感じで固まっています。

- 教材を自分で読み進めたいタイプにも、提供教材で個別学習サポートで進めたいタイプにも対応
- 教材購入をすれば、好きなタイミングで学習ができる
- わかりやすく丁寧な解説と、随時最新の内容に更新してある教材
- 私(エンジニア)と受講生/購読者の直接取引なので、お手頃な価格で提供ができる

上記上から3つは既に書いた通りですが、4つ目に関しては、特に、以前運営とメンター講師で関わっていたオンラインプログラミングスクールで、なるほどなーと学んだことです。

通常の大手プログラミングスクールは、スクールが大部分のコース料金を手取りでもらうシステムです。

実際に教えるメンターのエンジニアには、スクールが取る割合よりも、少ないことがほとんどのようです。(私が調べた範囲ですが)

その証拠に、コース受講を申し込む受講生にとっては、数十万円もする高額な受講料なのですが、実際に教えるメンターにとっては全てが手取りでもらえるわけではないのです。

そうなると、教える側のモチベーションが下がる場合もあるので、先生によって質が良くなったり悪くなったりしますし、受講生が支払う受講料は高いままで、スクール中心のビジネスになっているのです。

すべてのスクールがそうとは言い切れませんが、実際、この構造をしているスクールはまだまだ高額な料金でコース販売をしていますから、それが普通になってしまっているのです。

プログラミングのスキルを安売りしようというわけではないのですが、今の時代でプログラミングを学習しようと探している人は、新しく転職をしようとしていたり、今の働き方の見直しをしている人だったり、何かしらの形で人生を見直している人たちがほとんどなのです。

まれに趣味やお子さんのために学習をしておられる方もいらっしゃるのですが、コロナの前から、前者の方がほとんどの印象です。

私自身もそうでしたから、自分自身の状況を振り返ると、決して金銭的に大金持ちで余裕があるという状態ではなく、現状を変えたくて、できる範囲でできることをしていました。

かつての私と似た状況の人のためのことを考えると、今の大手プログラミングスクールのビジネスモデルは、とてもそのことを考えているとは言えません。

仲介の存在をなくしてしまえば、エンジニアの手取りは上がり、受講する人のコストは下がると、以前携わっていたオンラインプログラミングスクールでも実際に見てきたので、Lilacでも、このC to Cのビジネス型を取り入れます。

そもそも、運営も講師も私一人の個人で運営するサービスなので、そうならざるを得ないんですけどね 笑

でもビジネスってwin winでなければ長く続かないものだと思っているので、このコンセプトは一番大事にしたいと思っています。

そして、このコンセプトが、結果的に前のスクールでうまく回らなかった背景には、スクール自体に利益が回らなかったことと、認知度を上げるためのマーケティングの問題だったのかなと、私なりに思いました。

前者はそもそも個人サービスなので解決し、後者はこれからの私の努力次第ということになるので、やってみようと思ったんです。

MENTAもあるし、その必要ないんじゃない?と思われた人もいるかと思いますが、サービスを利用して何かを提供するのには、手数料が発生し、そのサービスが終了したら、サービス提供する場所を探し回ることになるからです。

開発コストや、今後のメンテナンスのコストのこともありますが、自分のコンテンツは自分で売るのが、提供場所に困らなくて済むという、実体験に基づいた意見です。

Lilac(ライレック)のリリース予定

今の段階では、いくつか作ってあった教材をZennでまず先行販売をして、ユーザーの層を把握し、ニーズもあるのかをチェックします。

ここでユーザー層の把握と、ニーズがあることを確認できれば、今開発中のプラットフォームが完成次第、教材を移行し、Lilacのプラットフォームで販売の予定です。

※ Zennで本をご購入いただいた方は、教材移行後も引き続きZennで教材にアクセスすることが可能です。

購入いただいた教材の個別学習サポート(週1回30分通話サポート、チャット、コードレビュー )のリクエストは、まずマークアップ言語シリーズの本をすべてリリースし終えたら行う予定です。

これは、プレミアムメンバーの料金で対応する予定です。

つまり、いきなり知らない人(私)に個別サポートをお願いするのには抵抗があるという人でも、こんな感じで段階を追って、必要なところまで利用希望であれば利用できるということになります。

Step 1:
教材の無料公開部分を読んでみる

Step 2:
気に入れば教材を購入

Step 3:
プレミアムメンバー限定の練習問題に取り組みたい、そのコードレビューをしてもらいたい
→ プレミアムサポートで個別学習サポートを利用(サブスクリプション型)

Step 1に関しては、お金は発生しませんから、必要な教材だけ必要であれば購入できて、要らなければ購入に至らなくてもいいわけです。

大体ですが、どの本も半分程度は無料で一部公開する予定です。

わかりやすいかどうかも試し読みができない本は、私がユーザーの立場であれば買いたくないからです。

Step 3に関しては、プレミアムメンバー向けに、練習問題(実践レベルのアプリケーションなど)と、そのコードレビュー を通話とチャットで行う特典をつける予定です。

教材購入までであれば、練習問題は基本的には小さなものを除いてはつきませんが、プレミアムメンバーには特典で付くという事です。

まとめ

まだまだこれからのLilac(ライレック)ですが、皆さんのニーズにお応えできるサービスになるよう、これからじっくりと作っていきたいと思いますので、ぜひ、まずは無料の教材や、無料公開部分を読んでいただければ、嬉しいです。

アイディアやご意見ももちろんお待ちしています。

では

ちゅーす


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?