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【Krystal】「世界は広くて、私はどこでも何でもない」240228 VOGUE KOREA インタビュー 日本語訳

クリスタル「世界は広くて、私はどこでも何でもない」
2024.02.28 ホ·ボヨン キム·ナラン

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デビューの時からクリスタルは派手に揺さぶられることなく、湖のように静かで毅然としている。 石を投げて波紋を広げられるのは本人だけだ。

オーストラリアのメルボルンでVOGUEのカバーを撮影しました。 世界各地で仕事して旅行を楽しんでいるところですね。
-他の方も似ていると思いますが、旅行は日常から自分自身を解放してくれるようです。 いつも何かに囲まれていたり、ずっと向き合ったりするのとは離れた感じなのでいいですね。 どの都市に行っても滞在する間は神経がそこにだけ集中し、いつも「フレッシュ」できるので旅行にはたくさん行きます。 よく行って慣れている都市は楽でいいし、初めて行く都市は不慣れさから来る楽しみがあります。

今年12月の春史国際映画祭で「クモの巣」のハン·ユリム役で助演女優賞を受賞しましたね。
-普段、賞に大きな意味を置いていませんが、実際に受賞してみると気分がよかったです。 「クモの巣」は特に参加したかった作品で、一生懸命取り組み、賞までもらえて本当にありがたいです。 いろいろと特別な経験をたくさんした作品なので、「クモの巣」自体が大きな賞、大きなプレゼントです。

SWIRL SWIRL SWIRL

「クモの巣」を見ながら特に感じたのですが、1960~1970年代の古典美を持っていました。 魅力を感じる特定の時代はありますか?
-いつも昔のことを知りたがっていて、クラシックなものが一番だと思っていました。 1970~1990年代が好きなんですが、一時代だけあえて挙げると1970年代です。 一番自由に生きた10年という話を聞きました。 芸術や音楽、スタイルの面で多様で面白かったと。 ちょうど「クモの巣」が1970年代の背景だったので、もっと惹かれたと思います。 撮影期間中、間接的にでも経験してみて面白かったです。 その時代に戻って一度生きてみたいとは思います。

どの作品も複合的ですが、「クモの巣」や「エビギュファン」はコメディー演技が多くの部分を占めています。 こんなコメディー演技をする時に解消される部分がありますか?
-親しい知人たち曰く、私は笑わせる人だそうです。 私のコメディー演技を見て"あなたそのものだ"と言っていたんです。 実は、私自身コメディ演技をしているとは思っていませんでした。 台本に書かれた状況と台詞自体がコミカルにつながるので、それを本気で真剣に演技するだけでも笑える状況が演出されるんですよ。 そのようにして現場の反応が良ければ、その時こそ少し安心します。 その前まではどんな演技をしても緊張して震えます。


FLAWLESS FLOW

"キャラクターと私が似ている点があってこそ演技をうまくこなすことができるのではないか"と言っていましたね。
-その考えは今も変わりません。 私とキャラクターが一緒に成長するようです。 「エビギュファン」トイルの責任感を持って家族を愛する姿、「クモの巣」ハン·ユリムの引き受けた仕事をプロフェッショナルにやり遂げる点は私を代入しながらさらに没入することができました。 これからもキャラクターと私の共通点を見つけながら、キャラクターをもっと理解しようとすると思います。

キャラクターと自分のシンクロ率を探すだけに、作品を準備する時に内面をたくさん覗くしかないですね。 その作業が人間クリスタルにも役に立つと思います。
-そうですね、キャラクターを研究しながら、自分と似ていたり、違う点を探し続け、自分を振り返り、考慮したことのないことも苦心してみます。 不思議なことに、だんだんそのキャラクターの立場から察するようになります。 正直に言うと、自分を変えるほどのドラマチックに役立ったことはまだありません。 ただその時その瞬間であり、また元の自分に戻ります。 ちょっとだけ違う生活をしてみること、それがいいんです。

安定を追求する性格だと仰っていました。しかし、俳優はずっと新しさに直面して挑戦しなければならない職業ですが、どのように対処していますか?
-よくわかりません。 相変わらず難しいです。 おそらく、完璧な対処法は身に付けていないかもしれません。 新しいことに恐怖もありますが、好奇心もかなりあるためか、いつも多様な姿が出てくるようです。 正解はないと思うので、その都度最善を尽くします。


TO THE DEAREST

10代デビューの頃からしっかりしているように見えました。 新人から垣間見えるぎこちなさや過度な行動なしに、いつも落ち着いて見えました。 心の中では大変な瞬間も多かったでしょうが、それでも毅然として幼い頃から活動できた動力は何ですか?
-当然、家族の影響が最も大きかったです。 母は私が幼い頃から自尊心が生まれる様々な環境を作ってくれて、関連する話もたくさんしてくれました。 私より先にデビューしたお姉さんがぶつかって感じたことを話してアドバイスしてくれました。 そして子供の頃からよく旅行に行っていて、「世の中は広く、私はどこでも何でもない」という気持ちがゆっくりと伝わってきたようです。 全部合わさって自然に聞くことは聞いて、流すことは流す要領ができたようです。 今も完璧ではないけど。

前回のVOGUEのインタビューで、自分は「水が流れるように生きてきた」と言っていました。 そんなクリスタルが今、意欲を持つ目標は何ですか?
-私は24という数字が好きなんですが、ちょうど今年が2024年なので、達成したい目標がいくつかあります。 一つ目は健康、二つ目は良い作品に出会うこと。 最後に、前から挑戦したかったことを叶えることができればと思います。


MODERN ART


TOP WOMAN 歌手と俳優、ある意味似ているようで違う2つの職業を通じて本人の多彩な姿を自由に見せてくれるクリスタル。 これまで見られなかったショートスタイルが新鮮に感じられる。 また、ワンショルダータンクトップとフローラルプリントのマキシスカートまで魅力を加える。 衣装とアクセサリーはラルフ·ローレン·コレクション(Ralph Lauren Collection)より。


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