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普段、ジャックはコメダで何してるのか

まずはじめに、この記事にはシロノワールの魅力も、カツパンの想像のななめ上をいくボリューム感も、メニュー表の写真よりも盛っている実物のクリームソーダの話も、ジェリコをドリンク扱いにしてモーニングのトーストをつけるような裏技的な話も一切書かれていない、全くもってタイトル詐欺な記事であることをご了承ください。

僕がコメダ珈琲店に通う理由を言語化してみようということで、特に着地点も想像せずに書き始めているため、途中支離滅裂かもしれませんが、それでも、まぁ読んでやってもいいかという方がいらっしゃれば、どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。

※この記事を読んでくれている人は、宣伝会議賞やラジオCMコンテストをはじめとした公募コピーに取り組まれている方が多いと思うので、そのつもりで書いています。

まずキャッチコピーやラジオCMコピーに取り組むとき、多くの人がまず「目標」を決めると思います。

・500本書く
・1日30本
・絶対フル応募 etc

と書きながら、昔ツイッターにコピーランナーさんという人がいたのを思い出したので(お元気でしょうか?)、公募をランニングで喩えると、この「目標」=「距離」になるかと思います。
もちろん、それを目指して取り組むことはとても大切なことですが、その際に意外と忘れられがちなのが「時間」です。

距離を決めてランニングをし始めて無事完走、達成感で満たされますが、結構な時間がかかっていたり、実は途中歩いてしまっていたりすると、そのランニングは良いものかと言われれば疑問です(もちろん、無事に距離を完走することも最初は大切なのですが)。

公募に話を戻せば似たようなもので、500本の応募を目標にした場合、応募期間中に毎日コツコツ書いての500本も、前半にどとうのひつじのごとく書いて後は寝かしていた500本も、数字だけを見れば同じ500本。
目標は達成しているのでよくやったと自分で自分を褒めてあげたいのは山々ですが、マラソンと違ってコピーライティングにはゴールが存在しません。
そのため、よりよい質を求めて自分が書いたコピーを疑ってみるという行為がとても大切になります。
ただし、その行為に時間をかければかけるほどいいかと言えば、疑心暗鬼に陥って何もかもダメに思えてしまったり、こねくり回しすぎてあさっての方向を向いたものを絶対的真理をついたコピーだと勘違いしてしまうおそれもあるので難しい。

そこで、「時間を決めて考える(書く)」ために僕はコメダを利用します。
コメダでなくても、家でそういう時間をつくればいいのですが(重たいSKATをいくつもカバンに入れて二宮金次郎のごとく歩かなくてもいいし)、僕は時間が有限であることを自覚するために「対価を払う」という感覚でコメダでメニューを注文して時間を過ごします。

集中力がある程度維持できて、店員さんに白い目で見られ始めるまでの1~2時間。
コーヒーとケーキのセットで1,000円払って少しおつりがくるくらいの金額。
この感覚が自分の中で合っているのもコメダに行く理由です。

この時間はなるべく本数等の目標は意識せず、書くよりは考えることに集中しているので、数本で終わってしまうことも、下手をしたら書かないことも多々ありますが、見直してみるとその時間に書いたコピーや考えたアイデアは自分としては満足できるものが多いように思います。

まとめると

・目標も大切だけど、時間を大切にすること
・時間への意識を大切にするためにお金を払う

そのために僕は、コメダへ行っています。

あくまで僕個人のどうしてコメダへ行くのかという自問自答であって、オススメ勉強法的なものでは決してないので、「そういう考え方もあるのねぇ」程度に思っていただければ幸いです。

ちなみに、時間ではなく目標(本数)を意識したい場合はコーヒーのおかわりが安いスタバか無料のミスドへ行きます(笑)

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