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【癌で死ぬか死刑が先か】末期がん獄中日記・1

※ お読みになる方へ : 事件の詳細が書かれており、不快な思いをされる場合がございます。ご注意ください。

① 全国各地の拘置所の女区への職員の妨害に対してお話しましょう。
これは、他の拘置所の女性収容者(未決者)に対して、拘置所の職員のデタラメな嘘の妨害…と言うのは要は手紙の妨害です。
特に初犯の女性に対して、職員がデタラメな嘘を付いて、その女性に男性(特に拘置所に収容されている者)からのの手紙に対して、デタラメな情報を流して、何も知らない初犯女性の恐怖心を煽る。

 例えば俺が他の拘置所の女区の方に初見の手紙を送ったとしよう。
そうすると、女区の担当らが「この人と知り合いなの?知らないのなら、犯罪者と手紙してたら、この先よくないよ!仮釈にも響くよ!!」と、特に初犯者に脅すんです。
初犯者も一様は犯罪者ですがね(笑)
とに角、大きなお節介と言うより、嘘付いて手紙を妨害するので、いい迷惑であって!苛々します。
これがヤローだったら何も言わないんです。
何故そんな話を知ってるかと言いますと、本人から教えてもらったり、女区の女性から、急に「もう私に関わらないで下さい」って何も悪いことした覚えもないのに書いてきたので、雑居の同じ室部の女性に理由を手紙で訊いてみると、女区の担当の看守の女に空気を入れられてたそうです(笑)
本当に腹立ちますよー。
男ばっかり手紙していても花がないので、男でも女でも立場は一緒だと思うのです。
未決は暇なので、手紙でお互い暇を潰すのも、結構、面白いんです。
その中に女性という花があると、より話が盛りあがるんです。
出来る範囲で皆で本を送ったりして、中には、私服に困ってる人が居れば、送ってやったりして共助するのも、いいですよ!

② あと、何故か不思議なのが、シャバ見たく歯科治療する。
設備が無い為、虫歯になっても、削るか抜くだけやし、差し歯も作ってくれない。それと、刑務所は入れ歯を作ってくれるが拘置所は作ってくれない。
何でだろう?歯って大切なのにしっかり対応してくれない。
死刑囚で長くて、歯に困っても何もしてくれない。
これで健康を維持出来ると思いますか?
ム所の事を知らない人は全国の獄中すべてが同じだと思ってると思うけど、場所によって、処遇が全然違うのだ。

③  冬の時期は風邪予防の一環として、工場から戻ったら、夕食まで布団を敷いて横に成ってもいいし、夕食時布団は、2つ折りでもよく、きちんと畳まなくていいし、夕食後は、食事のかたづけが終われば寝てもいい。
しかし、他の獄中の中では、それが出来ない所もある。
拘置所の殆どが、午睡と言って昼食後、所によりけりだが、ここ名拘は午後1:00~2:30分まで布団を敷いて寝れるのだが施設によっては、冬だろうが午睡も出来ない所もある。
この様に獄中によって、当りハズレがあるのだ。
食事でもそう。悪い所はとに角マズイ良い所は正月もいい。
ここ名古屋拘置所は年越しそばも、紅白まんじゅうも、みかんも出ない。
出る所は年越しそばかうどん。
餅もでるしカップラーメンも出るし和菓子も出る。
これで、1日1日経っても同じ刑である。

④  受刑者が食事が早い理由…受刑者はとに角、食べるのが早い。
何故かと言うと、1人だけ遅いと周りの受刑者が動けないからで、中には周りに迷惑を掛けない為に、まだ食べれる物を残食にしてしまう人もいる。

 刑務所あるあるですが、出所3ヶ月ぐらいには甘シャリ(甘いもの)…
お菓子は、雑居や工場の受刑者に渡すのが基本であり、そのことをいちいち言いにくる受刑者が居て、うぜ~。
俺の場合は本当にお世話になった人以外は誰にもやらなかった。
とにかく受刑者、特にヤクザ者は口が卑しいのだ!
たまにヤクザ者が弱い立場の人からシャリアゲをし、それを見付けた義侠心みたいなヤクザ者が、その弱い者をいじめてるヤクザにケンカをしたりする。中々の任侠心の人が居る。

⑤  後は受刑者をハメる受刑者が多い事!
これは一例だが他人の本棚に自分の本を入れて、次の日に、工場に行って担当に自分の本が無くなってるんです!と嘘をつき、そのハメられた本人は無実だろうが懲罰と言う理不尽にあう。
刑務所はいわば誰も信用してはならないのだ。
最近、刑務所、拘置所で相次いで病死が続いている。
何にもしないからである。放置プレーで死んでくのだ。
怖い話だ!名古屋拘置所も9月5日に癌のステージ4の人が亡くなった!
これには相当にビックリした。
俺以外にも末期がん人が居た事!
その人は60代で、同じフロアーの人。
夜中に看守らがバタバタうるさく、電気ショックをどうもしているらしい。救急車のサイレンは聞いてないので、呼んでねーんだろ!ヤバクねー!
死にかけてるのに救急車呼ばないって次の新聞の記事に載ってたが、死因を調べるとか、、、全国の刑務所、拘置所には激ヤバ話は良く耳に入るが、こんな身近の人が亡くなった時は、あーー次はオレかーって思った!

 前回に書いた(最終回【癌で死ぬか死刑が先か・23】脱水からの自殺未遂、俺は死に向かって歩いて行く。)、脱水症状の件で今、国賠訴訟をしていて、裁判所の認定を頂いて、名古屋拘置所を8月31日午後1:30~証拠保全した。
それでビックリした事は、俺が居た部室と通踏の廊下のカメラの映像が1ヶ月ちょっとで上書きしてあるのです。
上書きして消したのは、もっと早いでしょう!?
要は、またまた公権力は証拠隠滅したのです。こんな事が許されますか?
他のカメラ(保護房)や連行中のハンディカムは何とか丈夫でした。
それといくつかの書類も見つかってます。
これで何とか、勝訴出来そうですが、そのカメラに映っている看守の顔をモザイクするのにそうとう何ヶ月もかかるらしいです。
モザイクぐらい、すぐ出来るだろ!!(怒)
時間かせぎもいい所だ。
それで俺はここん所、ずーっと調子が悪く体力が無いので、抗がん剤も飲めず、毎日、土日以外は夕方まで点滴をしていて、食事も消化されないので、絶食が続いて…
今日は、出してもらったけど、食べる気も湧かず、体重は1ヶ月ぐらいで10kgは減少して、俺の体重は52kgだ。
身長が180cmその内に40kg台行きそう!
入出時より、これで30kg以上減少だ!
でも、しぶとく生き抜くよ。
皆様も負けないで!noteを書くペースは遅いけど、体調のいい日は書きます。

2023年9月22日

続く


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