映画や本、サブカルの批評 エッセイ、ネタ•歴史小話、コラムなど たまに小説も書く(予選…

映画や本、サブカルの批評 エッセイ、ネタ•歴史小話、コラムなど たまに小説も書く(予選は通過するレベル)

マガジン

  • 日記雑記私的哲学

    日記みたいなもの 考えのメモ帳

  • 映画批評

    映画批評、レビュー

最近の記事

  • 固定された記事

【映画批評】ちいさな独裁者

信じ難く酷い実話 ※過去記事の復旧です 陰鬱度 100 お先真っ暗度 100 ヤケクソ度 100 総合得点 99 いやはや、、、 これ実話なんか…監督のインタビュー読んでると史実ベースに忠実に描きつつ、観る人それぞれが色々感じて欲しいみたいですな。声高な主張は特にない。 よって時代解説とか親切なアレコレは全部排除されている。よほどこの時代に詳しくないとポカーンとするのは間違いない。非常に玄人向けの戦争映画。 ドイツは戦後戦争映画の黎明期から陰鬱で全く希望のないドシンと

    • 【考察】AI彼女を作る時代が来た【ネタ話】

      最新のテクノロジーがエロと戦争に使われるのは罪にまみれし世のコトワリだ。今日は後半にかなり下品かつエッチな話が含まれるので有料記事にした。読みたい人だけ読んでほしい。 チャットGPTが世間を賑わしたのは少し前のこと。皆がAIと会話するってどんなもんよ?ドラえもんがうちにいるみたいな癒しが貰えるんかなぁとワクワクしてアプリをダウンロードしたはずだ。 ところがどうだ。 チャットGPTさんが語る内容といえば説教、うんちく、知識のひけらかし、必要もない相対化、反論、やたら平等中間

      ¥300
      • 【考察】カフェ店員はなぜ態度が悪いか?

        ※本文に詳しく書いてるけどスタバは例外 あそこの接客は銀河系最強 コーヒーが好きなのでカフェによく行きます。最近は酒を飲まないので尚更コーヒーを飲みます。一人でボーッとしたい時はカフェに行きます。居酒屋だと金がかかりすぎるし不健康。なので、ワタシほどしょっちゅうカフェに行ってる人間もいないでしょう。とにかくよく行く。 とはいえ一つ問題がある。 カフェ店員はとりあえず態度が悪いことが多いのだ。そのため店選びには大変気を使う。もちろん全ての店ではないし、何ならほんの一部なの

        • どんな記事がうけるのか色々実験しています

        • 固定された記事

        【映画批評】ちいさな独裁者

        • 【考察】AI彼女を作る時代が来た【ネタ話】

          ¥300
        • 【考察】カフェ店員はなぜ態度が悪いか?

        • どんな記事がうけるのか色々実験しています

        マガジン

        • 日記雑記私的哲学
          7本
        • 映画批評
          20本

        記事

          【闇の戦場】自律型致死兵器システム【コラム】

          こないだの「シビルウォー」のレビュー記事でも書きましたが、アレは現代戦は全く描かれていない謎の寓話のような映画であった。個人的には現実と空想が逆転した感じがしてショッキングである。 ブラッドランド ロシア及びウクライナの総力戦は延べ2年半に及んでいる。ロシアとドイツに挟まれた地域は、イェール大学教授ティモシー・スナイダーにより流血地帯(bloodland)として世に知られるようになった。かつてソ連とナチドイツの権力がぶつかり合い、膨大な人々が犠牲になったからだ。 図らず

          【闇の戦場】自律型致死兵器システム【コラム】

          【コラム】人の話を聴く技術

          ワタシは怖そうなおじさんだが公認心理師である。医療従事者でもあるので国家資格のダブルホルダーだ。クソみたいな会社勤めや窮屈な正社員生活にねをあげ、二つの国家資格をうまいこと使ってフリーランス生活を送っている。ネットで見栄を張るのは簡単だが正直に話すと年収は500万ぐらいだ。週休3日ぐらい。月の労働時間は100〜120時間ぐらいだ。 まーこれをどう考えるのかだが、ワタシはまあまあ納得している。空いた時間で好きなクライミングが好きなだけできるからだ。無論産まれた時からこうだった

          【コラム】人の話を聴く技術

          【映画批評】シビル・ウォー アメリカ最後の日

          なんともへんちくりんな映画だ。どう咀嚼すれば良いのか。とりあえずツッコミどころは満載だったので、それらを並べとけばとりあえず一つの記事にはできそうだ。 アメリカでかつての南北戦争のような内戦が起きたら…という割とありふれたテーマなんだが、これは「28日後…」のアレックス•ガーランド監督なんで、この手の「既存秩序の崩壊系映画」は得意なんじゃないかなあ、と。(多分この監督の名前を聞かなかったら観に行ってない) アメリカは連邦国家なので、小さな国がたくさん集まっている。その中の

          【映画批評】シビル・ウォー アメリカ最後の日

          【幻影の時代】日本は移民国家となったか?【コラム】

          仕事で東新宿に週二回ぐらい行くんですけれども、日本人のほうが少ないと感じるぐらい外国人ばかりです。 観光客も多いけど、裏道入るほど肌の黒い移民達が蠢いています。新大久保なんかはもう朝鮮系やベトナム系も山ほど見るし、中華系はむしろ観光客に多いように思う。 その合間を縫って歩く厚化粧の若い女の中には高確率でセックスワーカーが混ざっているでしょう。また、イケメン目当ての露出の激しい、ケバケバしい少女達も混ざっている。韓国アイドルやホストに金を注いで、金を工面するために何をしてる

          【幻影の時代】日本は移民国家となったか?【コラム】

          【婚活】この困難な時代に恋人を作る方法【マチアプ】

          X(旧Twitter)(←この旧Twitterって付けるのめちゃ面倒くせえ)をみてると今日も婚活界隈は素手での殴り合いが各所で勃発している。戦争の理由は様々だが、結局のところ価値観の相違である。俺はこう思うけどどうよ!?とむき身で発信してみたら、通りすがりの人々にいきなり殴られた。←全部コレである 特に燃え盛るテーマはやたらに歳下を求める中年男の身勝手さや醜い欲望であったり、中年女がやたらに高いスペックやあり得ない条件を一方的に並べ立てるだとか。 ちょっと見ていて痛いし、

          【婚活】この困難な時代に恋人を作る方法【マチアプ】

          【軽い】houdini (フーディニ)以外着る気がしない【着心地最高】

          houdini(フーディニ)というスウェーデン発のアウトドアブランドがある。かなりニッチだ。知らない人が多いだろう。 ワタシはミッドライフクライシスに悩むごくありふれた40代男性であるが、もう30代の頃に着ていた服はとても着れたもんじゃない。 20代の頃はカジュアルに、30代はモードにジャケパンなどをオシャレに着こなしたい願望に苛まれかなりのお金を浪費するハメとなった。 しかし、それらアパレルは減価償却率は世界最悪水準。つまるところ、高いお金出して買ってもすぐに価値が下

          【軽い】houdini (フーディニ)以外着る気がしない【着心地最高】

          【コラム】日記はどこへ消えた?

          んなもんてめえの日記帳だろ!で話は終わりなのであるが、もちろんスマホのメモアプリとかで日記をしたためたりとかはしている。若い頃から続いていて20年以上は書いているが、昔の日記を読み返すことはほぼない。 しかし、ヒトサマに公開するブログコンテンツとしての日記は別で、ヒトサマからの反応やらいいねやらがあると自分でも何書いてたんだっけ?と読み返して、けっこうそれが楽しかったりもする。 ブログとしての日記も20年以上は続けてきた。ネット黎明期に、大学生の頃から。暇な時間が山ほどあ

          【コラム】日記はどこへ消えた?

          【映画批評】ブルーベルベット(にみる、人間の表と裏•光と影•公と秘密)

          ワタクシの唐突なコロナ休暇もそろそろオシマイです。いやーのんびりした。自営業者ゆえ損失はン万円にもなりましたが、のんびりを金で買ったと思えばそれでええかな、と。(そう思わないと頭狂いそう) とはいえ、あまりに暇なので家のDVD棚引っかき回して10本ぐらい映画を観ました。そのうちの3本はディヴィッド•リンチでしたが。 「ロストハイウェイ」みて「マルホランドドライブ」みて「ブルーベルベット」を観ましたけど、リンチ映画は新しいものほどキャッチーで芸術性が高いですけど、比較的古い

          【映画批評】ブルーベルベット(にみる、人間の表と裏•光と影•公と秘密)

          【書評】アドルフに告ぐ

          貧乏暇なしとはよく言ったもので、最近は映画観る時間さえ確保できないことが多い。漫画なら隙間時間でゆっくり読み進められるので漫画だけは相変わらずたくさん読んでいます。 そんな中、またしても新型コロナに罹って隔離生活に堕ちてしまったので本棚にある古い漫画を読んでいましたが、この「アドルフに告ぐ」を久しぶりに読みました。傑作なのはとっくに知ってましたが、世間の知名度はイマイチ?知る人ぞ知る漫画になってますけど。なんでかわかりませんけれど。 「慈しみの女神たち」のジョナサン・リテ

          【書評】アドルフに告ぐ

          聖闘士星矢を、語る

          ※かなり前に書いた駄文の復旧です ここ半年ぐらいで、スマホゲームの「聖闘士星矢ゾディアックブレイブ 」にハマって毎日不毛なバトルを繰り返すうちに俺の中の小宇宙がどんどん燃えてきて、結局コミックスをほぼ全部買い直すという事態に至りました。何してんだ俺は。夏には試験受けるのに。 そこで、色々な外伝作品も読んだんすけど、やっぱり車田が書いた原作こそが至高だとの結論に至りました。 これは、はっきりいうならキャラクターものど真ん中な作品で、ストーリーは古臭くてありふれた内容なので

          聖闘士星矢を、語る

          【映画批評】マッドマックス フュリオサ

          「マッドマックス フュリオサ」やっと観ました。 前作「怒りのデスロード」は爽快なスポーツの如き映画だったゆえ、感想書くのもヤボな感じで言うことなかったけど、今回は言いたいこといっぱいありますね。俺としてはモヤモヤがけっこう溜まりました。 この映画、商業的にはけっこうコケてるとの話も聞きましたが、マッドマックス史上最も商業路線のウケを狙った映画かと思いました。多方面に良い顔しようとして色々中途半端な印象。 細部の作り込みや世界設定の巧みさは流石の仕事でしたが、フュリオサ周

          【映画批評】マッドマックス フュリオサ

          【映画批評】関心領域

          「関心領域」観た。 英国資本の強い映画のようだけど、実際にオフィシエンチム(=アウシュビッツのポーランド名)の博物館隣に4ヶ月もかけてヘスの自宅セットを作って撮影したようである。 言葉はドイツ語、ヘブライ語、ポーランド語と使い分けられているので安心。主演もドイツの有名俳優が並んでいるので演技面も申し分なし。 アウシュビッツ所長ルドルフ・ヘスSS中佐と、その家族が絶滅収容所のすぐ隣の自宅で優雅に幸せにのんびり暮らす様子を観るだけの映画である。設定だの前情報に関しては他サイト参

          【映画批評】関心領域